Shopifyを導入するメリット・デメリット|売れる?売れない?

Hikaru Osaka

Eコマースの導入を考えるとき、Shopify(ショッピファイ) を使ってみたいと考えた方も多いでしょう。しかし、実際に売り上げが立つのか、思うような流れで販売ができるのか、という不安もあります。

Shopifyは出店しただけで売れるサービスではありません。一方で、ブランド設計・SEO・広告・SNS運用ができる事業者には売上拡大を狙いやすいEC基盤です。

本記事ではShopifyのメリット・デメリットを学ぶことで、どんな強みを活かし、どんなことに注意する必要があるのかを確認しましょう。

あわせて、売上の受け取りに活用できるWise(ワイズ)法人アカウントについても紹介します。

Wise(ワイズ)法人アカウントについて 💡

※本記事はサービス比較を目的とした記事であり、アフィリエイトによる収益を目的とした記事ではなく、各プラットフォームに関する独自の見解を2026年4月14日時点の情報をもとに中立的な視点で解説しています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

Shopify(ショッピファイ)とは?

Shopify(ショッピファイ)とは?

Shopifyは世界170カ国以上で利用されている世界最大のEC構築プラットフォームサービスです。

例えるとAmazonEtsyなどはショッピングモール内の店舗として、すぐに顧客を獲得できますが、Shopifyは路面店を構え、ゆっくりとファンを構築するようなイメージです。

Shopifyの特徴について:

  • 16,000以上のアプリで機能を拡張で、業務効率化にもつながる
  • 管理画面が一元化されており、バックオフィスに加え、POS(販売時点情報管理)連携で実店舗からも運営可能
  • デザイン性が高く、ブランドイメージを表現しやすい
  • マーケティングツールやレポートから分析し、新規顧客の獲得や既存ユーザーに対する施策を設計できる

Shopifyを導入するメリット

Shopifyは自社のビジネスを育てる方にとって売りやすいと言えます。自社の事業成長に合わせて、デザインやプランを変更していくことが容易です。

ビジネス規模に合ったプランが選べる²

Shopifyでは全部で5種類のプランがあり、自社のビジネス規模にあった価格で利用できます。

スターターとして月に750円のプランから利用を開始でき、法人であれば月に36.8万円のプランで200箇所の在庫や店舗、倉庫ロケーションなどを管理できます。

豊富なテンプレートから好みのデザインでECサイトが作成可能²

800種類以上のテンプレートがあることも、ひとつの魅力です。販売しやすい設計になっており、無料で使用できるテンプレートも20種類以上あります。

テンプレートを採用した後も自社でデザインを変えられるため、独自性の高いサイトを作成することが可能です。

多様な決済手段に対応³

Shopifyでは各国から利用者が集まるため、日本国内でも15種類以上の決済手段を提供しています。

国内で利用できる決済手段:

  • Shopifyペイメント
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Shop Pay
  • PayPal
  • KOMOJU決済
  • キャリア決済
  • Paidy
  • SBペイメントサービス
  • NP後払い
  • atone
  • NP掛け払い
  • GMOペイメントゲートウェイ
  • Smartpay
  • 後払い.com
  • ペイジェント
  • GMOイプシロン
  • ウェルネット マルチペイメントサービス

越境EC・海外に販路を拡大できる⁴

Shopify Liteを除いたプランでは、ひとつのShopifyストアで最大20言語を用いて販売できます。またShopify内にも翻訳アプリがあり、自動的に翻訳することも可能です。

他にも異なる通貨で支払われても、銀行口座には日本円として送金されるようになっています。

豊富なアプリでストアを拡張できる⁵

Shopifyには2,000以上ものアプリがあり、各ビジネスの用途に合わせた機能を採用することが可能です。発送のトラッキングや多言語での販売など、業務負担を軽減できます。

一部のアプリ:

  • 商品価格を多通貨で表示するアプリ
  • デザインを送るだけで印刷から発送までをするアプリ
  • レビュー機能をつけるアプリ

広範囲での集客に強い⁶⁻⁸

複数チャネルや集客や販売を行うと、ブランドイメージがチャネルによってズレていく場合や各プラットフォームで集客ができても購入に繋げるのが難しい場合があります。

ただし、ShopifyではAmazonやInstagram、TikTokなどのECモールやSNSと連携することが可能なため、集客したあとスムーズにEコマースやShopifyでの購入に繋げられます。

例:Instagramで気になった製品をクリックすると、商品タグ(値段)が表示され、クリックするとShopifyにつながる

バックオフィス業務が管理しやすい

Shopifyでは、実店舗とデータを連携することが可能です。そのため、在庫を連携してリアルタイムで在庫や売上を把握できます。

Shopifyを利用することで可能になること:

  • 在庫管理
  • 配送管理
  • ストア分析

日本語のサポートチーム

Shopifyはカナダの企業ではありますが、日本語で利用できるだけではなく、日本語での問い合わせにも対応しています。英語が話せない人でも、初めてのEコマースで心配だと感じる人でも安心して利用することが可能です。


Shopifyの導入前に知っておきたいデメリット

Shopifyのデメリットは、運用するにあたって、どうしても費用やコストがかかる点です。ただし、ウェブサイトを用いた一般的なウェブサイトとデメリットは似ており、Shopify特有のものは少ないと言えます。

一部機能や最新情報は英語スキルが必要

カナダ発ということもあり、英語で先に公開された情報が、各国向けに順次翻訳される場合もあります。そのため、一部の情報は英語のまま、もしくは翻訳される前であることもあります。英語の機能や情報は、翻訳機を使用しながら確認することが大切です。

高度なECサイト作成にはコーディングスキルが必要

Shopifyはカスタマイズができるものの、限度があります。例えば、特定の要素を意図したとおりに動かすにはHTMLやCSS、JavaScriptで記入したコードを挿入します。

今はAIでコードを作成できるものの、ブランドらしさを演出するにはコーディングスキルも大切です。

マーケティング・SEOの知識がないと集客が進みにくい

Shopifyは他ECプラットフォームとは異なり、アクセスがない状態から構築が始まります。そのため、マーケティングやSEO(検索エンジンで上位検索されるための施策)の知識なしではオンラインで広がりづらいというデメリットがあります。

いくつかの決済手段では手数料が発生する³

例えば、国内ではクレジットカード決済を用いて決済すると、プランごとに異なる決済手数料がかかります。またPayPalの場合でも、3.6%+ 40円がかかります。

さらに為替手数料や送金手数料などがかかることもあるので、最終的に得られる収益については事前に計算することが大切です。


Shopifyに向いている人・向いていない人

Shopifyに向いている人は、時間をかけてブランドを構築していきたい人です。向いていないのは、気軽に商品を販売したい人です。

向いている人:

  • 海外への販路(越境EC)を拡大したい人
  • ブランドをしっかり作り込みたい人
  • 一定のレベルののITリテラシーがある人
  • 広告運用やSNS集客などの知識がある人
  • ECサイト業務を効率化したい人

向いていない人:

  • 副業レベル・小規模で気軽に販売したい人
  • 集客にあまり時間をかけたくない人
  • 手数料・固定費をかけながらビジネスをしたくない人
  • デザインに時間をかけたくない人
  • 初心者で、なるべく学習せずにすぐ始めたい人

ある程度、オンラインの知識・経験がある、もしくは既にAmazonや楽天などで商品を販売している人にShopifyはおすすめです。


Shopify以外にも検討したいECオプション

Shopify以外にも検討したいECオプション

Shopifyを使用するのが不安だという人は、他のECを検討してみてください。ECには自社ECサイトとECモールの2種類があります。

自社ECサイト

自社ECサイトは、自身でウェブサイトを構築し、販売する方法です。自由度はECモールよりも比較的高い代わりに、マーケティングに力を入れる必要があります。

項目Shopify⁹⁻¹¹STORES¹²BASE¹³⁻¹⁴
初期費用無料無料無料
月額費用3,650円〜368,000円無料無料
決済手数料(ネット販売)3.25%〜3.55%

*Plusプランの場合は優遇手数料

5.5%〜3.6%+40円 \ ※サービス利用料3%が追加でかかる
多言語対応50以上決済や予約システムなど限定的にあり英語・日本語対応
支払い通貨130以上なし34以上
国内向け販売可能可能可能
マーケティング機能ありありあり
サポート日本語サポートはあるが、英語のほうが豊富日本語サポートありチャットや電話でのサポートはなし
どんな人向け?売り上げ規模を拡大したい方向けコストを抑えたい方向けリスクを抑えて始めたい方向け

ECモール

ECモールはさまざまな商品が集まるプラットフォームです。商品を見つけてもらいやすい代わりに、プラットフォーム内での他商品との差別化が重要になってきます。

項目Amazon¹⁵⁻¹⁶eBayShopee¹⁷⁻¹⁹Etsy²²
初期費用無料無料無料無料
月額費用4,900円もしくは1商品につき100円0〜2,999.95米ドル無料月額費固定なし(Etsyプラスの場合、月額10米ドル
販売手数料商品代金の5%〜15.4%出品手数料がある1品につき0.05〜0.35米ドル国ごとに異なる 9.46%〜19.17%6.5%
多言語対応自身で翻訳する必要がある自動翻訳ツールあり自動翻訳ツールあり。中国語には無料で対応自動翻訳ツールあり
受け取れる通貨28通貨に対応米ドルのみに対応米ドルのみに対応(※)21通貨
国内向け販売可能傘下のQoo10にて販売可能なしあり
マーケティング機能ありありあり広告チャネルあり
サポート日本語サポートあり日本語サポートありお問い合わせフォームから日本語サポートあり日本語サポートあり
どんな人向け?日本でも本格的に販売したい方向けアメリカを中心に本格的に販売を試みたい方向けより安価な日用品を取り扱う方向けハンドメイドや中古品を販売したい方向け

※2026年4月14日時点の情報を参照しています。
※Shopeeでは販売国の通貨で確定した売上はPayoneer(ぺイオニア)をを経由してUSDで着金し、ぺイオニアで利用できる通貨で出金できるようになります。ぺイオニアとの連携が完了していない場合、売上金が発生しても入金されません。


Shopifyで海外販売した売上を「外貨のまま」受け取る方法

Shopifyで海外販売した売上を「外貨のまま」受け取る方法
Shopifyで海外販売した売上を「外貨のまま」受け取る方法

ストアのロケーションが日本である場合、他通貨に両替できません。ただし、ロケーションをヨーロッパ諸国などに切り替えると外貨のまま受け取ることが可能です。

日本で利用するShopifyペイメントでは、登録できる振込先は日本の銀行口座(日本円)のみとなっています。

そのため、海外から外貨で売上が発生した場合でも、入金時に日本円へ換算される点には注意が必要です。せっかく海外向けに販売し、外貨で収益を得たいと考えている場合、この仕様はあらかじめ把握しておく必要があります。

一方で、ShopifyではPayPalなどのサードパーティー決済サービス銀行振込(手動) といった支払い方法も設定できます。

これらを活用することで、外貨のまま売上を受け取る選択肢も考えられます。


方法① PayPalを使って外貨を受け取る

Shopifyでは、PayPalなどの外部決済サービスを支払い方法として利用できます。PayPalを使うと、外貨をそのままPayPal残高として保持することが可能です。

ただし、PayPal内で外貨を日本円に換算する場合、通貨換算手数料が比較的高めに設定されている点には注意が必要です。

Wiseを併用する選択肢

Wise(ワイズ)では、米ドル(USD)の口座情報(アメリカの口座番号やルーティング番号)を取得できます。

この米ドル口座情報をPayPalアカウントに登録すれば、PayPalの通貨換算を使わずに、外貨のままWiseへ引き出すことが可能です。

日本のPayPalアカウントでは、日本の銀行口座に加えて米国の銀行口座を登録できる場合があり、Wiseの米ドル口座はその選択肢の一つとして利用できます。²¹

PayPalにWiseの米ドル口座を登録する手順

  1. Wise側でUSD口座情報を確認する
  2. PayPalで銀行口座を追加する PayPalにログインし、[ウォレット]→[銀行口座の登録]から、画面の案内に従って追加します。
  3. (必要に応じて)口座確認・本人確認を完了する PayPal側で確認手続きが求められる場合があります。
  4. PayPalからUSDで出金する 出金は、PayPalの[ウォレット]から実行します。PayPalの引き出し手数料がかかります。²²

詳しくはこちらのページ「PayPalからWise(ワイズ)に送金する方法」もご確認ください >>>


方法② Shopifyの「銀行振込(手動)」を使う方法

Shopifyでは、銀行振込(手動)を購入者の支払い方法として設定することもできます。

この方法では、ショップ側が購入者に案内する振込先の口座情報を自由に指定できます。振込先としてWiseの外貨口座情報(USD / EUR / GBP / SGD / AUD など)²³を設定すれば、海外の購入者から外貨のまま銀行振込で受け取ることも可能です。

受け取った外貨は、Wise内で保有したり、必要に応じて日本円などに両替できます。

なお、銀行振込(手動)は購入者側の手間が増えるため、高額商品に向いた方法です。

Shopifyの銀行振込(手動)にWiseの外貨口座情報を登録する方法

  1. Shopify管理画面で手動決済を開く Shopify管理画面から[設定]→[決済]へ進みます。
  2. 手動決済(銀行振込)を追加する 「利用可能な手動決済方法」から銀行振込を追加するか、必要に応じてカスタムの手動決済方法を作成します。
  3. 購入者に表示する振込先情報を記載する 「Additional details」や「Payment instructions」に、Wiseの外貨口座情報 (受取人名、口座番号、ルーティング番号/IBAN、銀行名など)を記載します。

Wise(ワイズ)では、日本に居ながらにして、複数通貨の口座情報を取得し、外貨をそのまま受け取ったり、低コストで両替・支払いに使うことができます。ビジネスに合わせて法人アカウントも開設できるので、ぜひ検討してみてください。(※)

※現地口座情報を含むアカウントのアップグレードには3000円の手数料(1回限り)がかかります。

Wiseで法人アカウントを開設する 🚀


Shopifyのメリット・デメリットまとめ

Shopifyを利用すると、販売できる範囲が広がる一方で、そのほかウェブサイトのように構築し、集客をする手間やコストがかかります。そのため、Wise(ワイズ)のように手数料をお得に抑えられるようなサービスを用いることが重要です。Shopifyで思うようなストアを描いていきましょう。

※本記事はサービス比較を目的とした記事であり、アフィリエイトによる収益を目的とした記事ではなく、各プラットフォームに関する独自の見解を2026年4月14日時点の情報をもとに中立的な視点で解説しています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。


出典:

  1. Shopify 日本|海外販売の始め方:コツ、注意点とおすすめの販売サイト
  2. Shopify 日本|無料テーマ
  3. Shopify 日本|【保存版】Shopifyの決済方法のまとめ
  4. Shopifyヘルプセンター | ローカライズと翻訳
  5. Shopify 日本|日本で人気のShopify アプリをご紹介!
  6. Shopifyヘルプセンター|Amazonによるマルチチャネルフルフィルメント
  7. TikTok for Business|Shopifyの設定ガイド
  8. Shopify 日本|ShopifyとInstagramの連携方法を解説!
  9. Shopify 日本|Shopifyで海外発送する方法とおすすめアプリ【越境EC】
  10. Shopify ヘルプセンター|対応している支払い通貨
  11. Shopify 日本|Shopifyの料金プラン – 各プランの詳細情報と比較 - 無料体験
  12. STORES|機能・特徴
  13. BASE|英語・外貨対応
  14. BASE|BASEの機能 - 無料で簡単なネットショップ作成サービス
  15. Amazon seller central|Amazon海外口座送金サービスの対応国、地域および通貨
  16. Amazon.co.jp|料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金
  17. Shopee|翻訳について
  18. Shopee|📍各種手数料(コミッション)について | Shopee JP Seller Education Hub
  19. Shopee|売上金の確認方法 | Shopee JP Seller Education Hub
  20. 卸売業者および輸出業者向けの決済ソリューション | Payoneer
  21. Shopeeで売れたらどうする?発送〜入金までの流れを一括解説 - Shopee Japan ショッピージャパン
  22. Etsy|Etsyペイメントに対応している通貨
  23. Shopifyヘルプセンター | 対応している支払い通貨

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