オーストラリア輸入代行おすすめ業者&費用比較ガイド【2025年最新版】
オーストラリアの輸入代行サービスを徹底比較。おすすめ業者や転送サービスの特徴、送料・手数料などの費用相場、依頼手順、輸出入禁止品目、さらにお得に利用する方法としてWise(ワイズ)も紹介します。
Etsy(エッツィー) は、個人のクリエイターが自分の作品を世界中の人々に販売できる、ECプラットフォームです。
日本にいながら、海外へと自分の作品を販売できるのが魅力で、特にハンドメイドやクラフト作品を扱う出品者に人気があります。
この記事では、Etsyでの手数料や日本からの出品方法、販売するコツなどを解説します。
また越境EC(国外への販売)を考えている人のためにWise法人アカウント(Wise Business)についても紹介しています。
Wise法人アカウント(Wise Business) は、オンラインでの海外送金や資金の受け取りができるプラットフォームです。WiseアカウントをEtsyからの送金先に設定することで、各マーケットプレイス(国)から現地通貨での支払いを受け取り、お得な為替レートと手数料で利用したい通貨に両替することができます。Etsyでの収益の受け取り先としてぜひWise法人アカウントも検討してみてください。
Wise法人アカウントについては記事の最後で詳しく説明しているので、ぜひ確認してみてください。
| 目次 🔖 |
|---|

Etsy(エッツィー) とは、ハンドメイドやビンテージ品、クラフト素材などを販売するグローバルマーケットプレイスです。
世界中のクリエイターが作品を販売しており、2024年9月時点で登録商品は1億点を超えています¹。
Etsyの特徴は、ひとつのウェブサイトで世界共通のマーケットが成立している点です。国や地域ごとにサイトが分かれていないため、在庫や売上の管理がしやすいです。
Etsyで出品する特徴:
Etsyは、世界的に知られている信頼されているプラットフォームです。セキュリティ体制や購入者保護制度が整備されており、トラブル発生時のサポートも充実しています。
Etsyでは、クレーム事例と判断する条件を満たすと「セラー向け購入保護プログラム」に加入できます。
例えば、期日内に発送したにも関わらず、商品が届かない・遅延した場合などに、最大250米ドルの返金保証を受けられます。これにより、海外への発送でも安心して取引できます。
日本ではそれほど知名度はまだ高くありませんが、実際に出品している日本人も増えており、一定の評判があります。例えば、Etsyのセラーストーリーでは、Yumiko Gotoさんが自身の経験を紹介しており、一経営者として世界に販売できることを語っています。
ほかにもSNSやオンライン記事でEtsy出品者の声を聞くことができます。
Etsyが安全なプラットフォームでもトラブルが発生する可能性はあります。以下の点に気をつけて取引することで安全に販売しましょう。
安全に販売するためのポイント:
Etsyは、作品の独自性やデザイン性が評価されるプラットフォームです。気に入ってもらえると購入に繋がるメリットがある一方で、注意点がいくつかあります。以下ではその対策についてもご紹介します。
Etsyのメリットは、特化したターゲット層に商品を販売できることです。ハンドメイド・ビンテージ品に特化しており、デザインや機能などを率直に気に入って購入してもらえます。
メリット:
Etsyは手数料が複雑であり、ほか商品との差別化が難しいというデメリットもあります。
デメリット:
| 関連ページ 💡 海外取引に消費税はかかる?課税・非課税対象となるケースについて解説 |
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商品を出品するには、次の条件を満たす必要があります。
Etsyで出品するための条件:

Etsyは日本からでも出品できます。一時的に日本から出品ができなかった時期はありましたが、2023年から日本でも新規ショップを開設し、販売できるようになりました。
日本から出品はできるものの、海外のお客さんを相手にする場合は、英語での記載が求められます。Etsyの自動翻訳機能も利用しながら販売すると、お客さんの獲得に繋がるでしょう⁴。
Etsyでは、事前に設立手数料を支払い、出品時には出品料を支払う必要があります。販売が完了すると3つの手数料がかかります。
Etsyで出品するのに必要な手数料:
| 手数料名 | 内容 |
|---|---|
| 設立手数料 | 1回限りの手数料であり、金額は未確定 (Etsyで注文を受けられる状態になったときに差し引かれる) |
| 出品料 | 1商品に対し、0.20米ドル(公開時に口座残高から差し引かれる) |
| 取引手数料 | 出品者が選択した商品通貨での、注文総額の6.5%を課金 |
| 入金手数料 | 国により異なる。Etsyを利用するごとに課金。 |
| 決済手数料⁶ | 3.6%+1件につき40円 PayPalを支払い方法として選択した場合にかかる手数料 |
(*2025年9月25日時点の情報を参照)
出品時にかかるコストは、ほかにもあります。任意、もしくは特定の国に対してかかる手数料です。
Etsyでかかるその他コスト⁵:
| その他コスト | コストとその内容 |
|---|---|
| Etsy内広告手数料 | Etsy内で利用できる広告。1日の最大予算は自分で決める。 |
| 外部サイト広告手数料 | お客さんの広告を通じた購入に対し、 売り上げが1万米ドル以上:12% 売り上げが1万米ドル以下:15% 外部サイトで利用できる広告。 |
| 登録手数料 | 月額10米ドル Etsyプラスを利用するときの手数料。拡張ツールを利用できる定期購入パッケージ。 |
| Pattern手数料 | 月額15米ドル Etsy内のツールでカスタマイズしたウェブサイトを作成できる。 |
| 為替手数料 | 販売額に対し2.5% 一部の手数料を除いて、基本的にアメリカドルから日本円と換算する。 |
| 規制実施手数料 | 特定の国のセラーに、取引ごとに課される。日本は対象外。 |
(*2025年9月25日時点の情報を参照)
手数料以外のコスト:
さらに越境ECでは以下のコストもかかってきます。
越境ECでかかるコスト:
| 関連ページ 💡 個人輸入にはいくら関税がかかる?お得な海外送金方法も |
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Etsyのアカウント作成は数分で完了します。基本的な設定を行い、入金・支払いのための口座を設定すれば完了です。
Etsyのアカウントを作成する方法:
お客さんの入金方法は以下の4つの方法から選択できます:
また出品量や取引手数料などの支払いに関しては、PayPalもしくはクレジットカードを設定できます。
設定すると、手数料が発生した月ごとにメールで請求明細書が届き、メール内のリンクからお支払いを進める形です。
またショップ開店中に、本人確認のため身分証明書の提出、もしくは自撮り写真の確認があります。
身分証明書を提出する場合は、以下のような写真付きの証明書が必要です⁹:

Etsyでは基本的な3ステップで出品できます。以下ではどんな文章や画像を入力できるのかを紹介しましょう。
「写真を追加」アイコンをクリックし、ファイルを追加します。
Etsyの写真について:
次に以下のような基本情報を入力していきます。
1. タイトルとタグを入力
タイトル(商品名)とタグ(キーワード)は、 ユーザーが商品を探すときに使用するキーワードです。検索するときに使いそうな同義語や単語などを散りばめることで、商品を探してもらいやすくなります。
Etsyのタイトルとタグについて:
2. カテゴリーと属性を選択
カテゴリーもユーザーがフィルターをかけることで、商品を探しやすくしてくれます。ハンドメイド、ビンテージ、またはクラフト資材から選択することが可能です。
また属性を追加することで、ユーザーがさらにニッチな検索ができるようになります。
Etsyのカテゴリーについて:
3. 商品の詳細を入力(説明文)
商品の詳細は、商品タイトルの下に表示される説明文です。最初の160文字は、商品をクリックする前に表示されます。
そのため、魅力的な情報や、ユーザーの疑問を解消する内容などを文章の冒頭に持ってくることで効果的な宣伝ができます。
Etsyの商品詳細について:
商品の価格と送料を設定します。価格は税金やかかる人件費などを踏まえて設定しましょう。
発送に関しては、以下の情報を入力します:
事前にどこから配送するのかを決定し、事前に商品を発送するときにかかる日数や料金などを調べておくことをおすすめします。

はい、2025年9月時点では、日本国外約60ヶ国に対応しています。最近では、越境ECの出店者もEtsyで増加傾向にあるようです。また、海外での販売に不慣れな人でも専門家のアドバイスを受けることによって適切な価格設定、SEO対策、ブランディング戦略を強化できます。
また一部の国では、Payoneer(ぺイオニア) での出金に対応しています。Payoneerを使用すると、PayPal以外での送金受け取りが可能です。
例えば、WiseなどはEtsyのようなECプラットフォームを使用するときにお勧めです。お得に両替・送金できるだけではなく、口座さえあれば通貨をそのまま保有できます。
PayoneerからWiseへ送金する手順は以下のとおりです:
(*1) Payoneerでは出金額を入力した際に自動的に入金額が計算されるようになっています。 この場合、入金額に対して手数料がかかります。
➡️ PayoneerからWiseに送金をする方法についてはこちらのページで詳しくご確認いただけます。
Payoneerにも対応している国:
| アジア太平洋・中東 | 北米・南米 | ヨーロッパ | アフリカ |
|---|---|---|---|
| 中国 インド 日本 カザフスタン パキスタン 韓国 タイ ウクライナ アラブ首長国連邦 ジョージア | ブラジル チリ ペルー | セルビア | エジプト |
Etsyペイメントに対応しているその他の国:
| アジア太平洋・中東 | 北米・南米 | ヨーロッパ | アフリカ |
|---|---|---|---|
| オーストラリア シンガポール 香港 インドネシア マレーシア ニュージーランド フィリピン シンガポール ベトナム トルコ イスラエル | アルゼンチン カナダ メキシコ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国海外領土 | オーストリア ベルギー ブルガリア クロアチア キプロス チェコ共和国 デンマーク エストニア フィンランド フランス ドイツ ギリシャ ハンガリー アイルランド ラトビア リトアニア ルクセンブルク マルタ オランダ ノルウェー ポーランド ポルトガル ルーマニア スロバキア スロベニア スペイン スウェーデン スイス イギリス | 南アフリカ モロッコ |
| 関連ページ 💡 英語での領収書の書き方:テンプレートやメールでの送り方まで解説! |
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売り上げは、自動的にEtsyペイメントへと入金され、指定した期間ごとに銀行口座へ送金されます。登録時に銀行口座もしくはPayoneerアカウントを登録しておけば、後は自動的に入金される仕組みです。
デフォルトで毎週月曜日に銀行口座へ資金が送金されるようになっていますが、入金を1日単位、1週間単位、2週間単位、もしくは1ヶ月単位から選ぶことが可能です。
※日本国外で暮らしている場合、一部の国ではデポジット手数料があります。詳しくはEtsy公式ページ「Etsy ペイメントの入金を受け取るには」をご確認ください。
| Wiseヘルプセンターページ 🧩 EtsyでWise(ワイズ)の口座情報を設定する方法 |
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出品するだけでは、商品は売れません。マーケティングやコスト管理など、以下の点を踏まえることで、より持続性のあるビジネスを維持できます。
出品で押さえておきたいポイント:

自身の商品を売るのは楽しみですが、かかる手数料や為替料金、税金など、色々と面倒に感じることはありませんか?どの方法が一番売り上げを残せるのか分からないときにWiseはピッタリです。
Wise のマルチカレンシー口座を使えば、上乗せコストが乗っていない状態である仲値(ミッドマーケットレート)で売り上げを受け取ることができます。また日本円だけでなく、アメリカドルやユーロで売り上げを受け取り、保有することも可能です。
送金手数料も低コストなうえ、法人アカウントで、売り上げの管理を一元化できます。
【Wise法人アカウントの特徴】
EtsyでWise(ワイズ)の口座情報を設定する方法は次の通りです:
Etsyから資金を受け取る際には、手数料が抑えられるWiseを利用してみてください。
Etsyでハンドメイド・ビンテージ作品を売ることは、夢が広がります。幅広い国で一度に売れるため、管理がしやすいのも特徴です。ただし、手数料や税金、その他コストなど、出費もかさばります。
そんなときはWise(ワイズ)を使用してください。実際の為替レートで、送金手数料もお得なので、全体的にお得なコストで事業を進められます。手数料で損をしたくない人は、ぜひ検討してみてください。
他のプラットフォームを利用した出品も検討中の方へ(関連記事):
※本記事の情報は2025年9月25日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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