オーストラリア輸入代行おすすめ業者&費用比較ガイド【2025年最新版】
オーストラリアの輸入代行サービスを徹底比較。おすすめ業者や転送サービスの特徴、送料・手数料などの費用相場、依頼手順、輸出入禁止品目、さらにお得に利用する方法としてWise(ワイズ)も紹介します。
eBayは、eコマースで輸出・輸入販売を考えている事業主であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれません。日本では、eBayグループのQoo10という通販サイトも展開しています。
本記事では、そんなeBayの特徴や出品方法、メリットなどを、初心者でも分かるよう解説していきます。
また越境EC(国外への販売)を考えている人のためにWise(ワイズ)についても紹介しています。
Wiseは、オンラインでの海外送金や資金の受け取りができるプラットフォームです。WiseアカウントをPayoneerを経由したeBayからの送金先に設定することで、各マーケットプレイス(国)から現地通貨での支払いを受け取り、お得な為替レートと手数料で利用したい通貨に両替することができます。eBayでの収益の受け取り先としてぜひWiseアカウントも検討してみてください。
WiseアカウントとPayoneerからの資金の引き出しについては記事の最後で詳しく説明しているので、ぜひ確認してみてください。
| 目次 🔖 |
|---|

eBayは、世界最大規模のeコマースプラットフォームです¹。
対応国:世界190ヶ国以上
出品数:約20億点
総取引額(2024年度):約750億米ドル
元々はオークションサイトとして誕生し、壊れたレーザーポインターの取引から今の形になりました。現在はオークション形式だけでなく、固定価格での販売もできます。
欧米を中心にグローバルに販売ができ、越境ECを試みる日本の企業や個人事業主だけでなく、副業や小規模ビジネスとして始める個人出品者も増えています。
日本で販売する際にはアメリカのeBayを通じて、購入してもらうこととなります。そのため、日本国内で販売する場合はeBay傘下にあるQoo10プラットフォームを使用するのがお勧めです。
eBayは越境ECで多くの国にリーチできるのが特徴です。一方で、管理することが多くなるのもデメリットです。以下では、メリット・デメリット双方について解説します。
eBayで商品を出品するメリットは、初心者でも越境ECが行いやすい点です。各国に自分の商品を簡単に販売できるシステムから、作品を販売したい個人や法人などから注目を集めています。
メリット:
eBayは日本に特化したサービスではないため、不慣れな点も多くあります。以下はeBayで出品する際のデメリットです。
デメリット:
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ウェブサイトは英語ですが、eBayのアプリは日本語で利用できるようになりました。ウェブサイトのみを使用するユーザーでも、日本語サポートや解説が充実しているだけではなく、既にeBayを使用している日本人ユーザーの解説動画や記事がたくさんあります。
eBayでは商品ごとに出品形式を変更することができ、オークション形式(auction-style listings) と固定価格方式(fixed price listings) の2つの出品方法から選べます。
それぞれの特徴は以下のとおりです:
| オークション形式 | 固定価格方式 | |
|---|---|---|
| 概要 | 出品商品に対し、最も高い価格をつけた購入者に商品を販売する形式 | 出品者が販売価格を決めて、出品する形式 |
| 向いている商品 | 需要の高い商品、希少価値のある商品 | 一般的な商品(DVDやCDなど) |
| 出品期間 | 1日、3日、5日、7日、10日のいずれかから選ぶことができる | 30日間 |
またオークションにおける商品購入の決定を早めたい、もしくは入札単価が跳ね上がることを避けたい場合、双方のいいところ取りをした方式を取れます。
それは希望入札金額で購入希望者がいた場合、オークションを早めに終了できる形式です。その場合、オークション形式を選択してから、オプションとして選べます。
eBayを出品する際に注意が必要なのは4つの手数料です。これらの手数料は加入しているプランによってボリュームが変わります。また4つの手数料のほかにもコストはあります。
以下ではeBayで販売する際の費用について解説しましょう。
eBayでは、出品手数料、落札手数料、海外決済手数料の3つに加え、ストアへ加入するとストア手数料がかかります。ストアプランには6つのプランがあり、各プランによって各手数料が変わります。
以下では3つのプランを比較しました:
| ストアなしプラン | スターターストアプラン | エンタープライズストアプラン | |
|---|---|---|---|
| プラン内容 | 最も安価 | 2番目に安価 | 最も割高なプラン |
| 月額ストア費用 (年間契約) | 0米ドル | 4.95米ドル | 2,999.95米ドル |
| 無料出品枠 (Fixed Price) | 250点 | 250点 | 10万点 |
| 出品手数料 (無料出品枠超) | 1品につき0.35米ドル | 1品につき0.30米ドル | 1品につき0.05米ドル |
| 落札手数料 (主なカテゴリ) | 13.25%~15% + 1取引につき0.40米ドル | (左と同じ) | (左と同じ) |
| 海外決済手数料 | 1.35%(日本に住所を登録している場合) 先々月の総売り上げ金額により、ディスカウントあり | (左と同じ) | (左と同じ) |
他には特定のカテゴリーと不動産に関しては、少し異なる手数料が課されます。
次のカテゴリーはクラシファイド・アド形式で出品手数料9.95米ドルで30日間出品できる商品です。落札手数料はかかりません。
特定のカテゴリー⁵:
| カテゴリー(日本語名) | カテゴリー(英語名) |
|---|---|
| ビジネス・産業 | Business & Industrial |
| 建築資材・用品 > モジュラー建築・プレハブ建築 | Building Materials & Supplies > Modular & Pre-Fabricated Buildings |
| オフィス > 展示会用ディスプレイ | Office > Trade Show Displays |
| ウェブサイト・事業の売買 | Websites & Businesses for Sale |
| 専門サービス | Specialty Services |
| 旅行(宿泊、旅行かばん、ヴィンテージ旅行かばん&旅行アクセサリーを除く) | Travel (excluding Lodging, Luggage, Vintage Luggage & Travel Accessories) |
| その他すべて | Everything Else |
| eBayユーザーツール | eBay User Tools |
| 葬儀・墓地関連 | Funeral & Cemetery |
| 情報商品 | Information Products |
| リワードポイント・インセンティブプログラム | Reward Points and Incentives Programs |
不動産を出品する場合の手数料や詳細はeBay公式サイトでご確認ください。
eコマースの注意点としては隠れコストがある点です。eBayでかかる基本的な金額は以上で4つの手数料ですが、見落としそうになる手数料もいくつかあります。
以下はeBay内でかかるほかの費用です。
eBayでかかるその他コスト⁵:
| その他コスト | コストとその内容 |
|---|---|
| 追加落札手数料 | 対象商品の5~6% eBayで購入者と連絡先を共有する、パフォーマンス基準を満たしていない場合、もしくは評価がとても悪かった場合、売り上げ総額に基づいて支払う。 |
| 払い戻し手数料 | 払い戻し1件につき20.00米ドル(税別) 出品者に責任がある払い戻しだと判明した場合に課される。 |
| 為替手数料 | 3.0%(日本に住所を登録している場合) 各々の機能やオプションはアメリカドルでの請求であり、販売利益は各国の通貨によって通貨が変わってくる。アメリカドルでの支払い、もしくは日本円での受け取り時に課される。 |
また商品を製造、卸、販売、郵送するまでの間にもかかる手数料は幅広くあります。eコマースプラットフォームで共通してかかる手数料です。
手数料以外のコスト:
さらに越境ECでは以下のコストもかかってきます。
越境ECでかかるコスト:
このように越境ECを行う際は、普段の売買では見えないようなコストが多いです。少しでも負担を減らしたい方はWiseの法人アカウントの使用がオススメです。40通貨以上に対応しているため、送金・決済における手数料をお得に利用できます。

eBayは趣味や副業で販売する個人の方でも出品できますが、今回は法人での開設方法について説明します。
eBay初心者の方は、まずアカウントを登録し、出品するところから始めましょう。
eBayで販売するには、出品者用のアカウントを作成してからeBayとPayoneerを紐づけする必要があります。
初心者でも簡単にできる売り方の基本は以下のとおりです。
eBayのアカウントを作成する方法⁶ :
身分証明・事業証明には以下の書類が必要です。

eBayで商品を出品する手順は分かりやすく、商品ページへアクセスし、必要な情報を載せていけば完了します。
以下では大きく4つのステップに分けて説明します。
公式ページの「My eBay」> 「Selling」をクリックし、「Activity」セクションの「List an Item」をクリックしてください。
それからカテゴリ名を検索し、カタログ製品として登録されているかを確認します。カタログにあれば、その商品を選びます。似ている商品がカタログになければ、「Continue without selecting a product(商品を選択せずに続ける)」をクリックします。
次に商品の情報を記載します。タイトル(Title)とカテゴリー(Category)は必須なので、記入しましょう。
もし色やサイズ違いの商品であれば、バリエーション(Variations)を選択し、各バリエーションの情報を含める必要があります。
情報を含めると同時に、各バリエーションの写真も挿入してください。eBayでは1商品につき、最大12枚の画像(500ピクセル以上)をアップロードできます。
ほかにも以下の情報を入力します:
売り方をオークション形式(双方の組み合わせ含む)と固定価格方式から選び、それぞれの情報を入力していきます。
固定価格方式で入力する情報:
オークション形式で入力する情報:
プライベート出品(Private Listing)、募金(Makes a donation)、売上税(Sales tax) は必須項目ではありません。
また配送の詳細には以下を入力します:
またeBayが提供するリスティング広告(Promoted listings)も別途利用できます。
商品の入力を終えると、手数料が表示されます。情報が正しく、手数料も問題なければ、「List Item」で出品しましょう。
また「Preview」でプレビュー、「Save as draft」で下書き保存することが可能です。
はい、eBayは日本から別の国へと出品することもできます。
アメリカのeBayを通して、最大190ヶ国へ販売することが可能です¹。ただしこの場合、「海外配送」を有効にすることで、各国の購入者に商品が露出します。
そこでeBaymagを使用すると、特定の国、つまりは特定のターゲット層にアプローチしやすく、商品が発見されやすくなります。その結果、コンバージョンや利益拡大に繋がりやすいです。
eBaymagでは、以下の8ヶ国で出品できます⁸:
各国にはそれぞれ異なる法律やポリシーがあるため、出品する前に情報を確認することが大切です。
eBayではManaged Payments(マネージド・ペイメンツ) を通じて入金を受け取れます。
Managed Paymentsがあることで、従来のようにPayPalアカウントへ直接入金されるのではなく、eBayが決済処理を一元化し、売り上げはPayoneerへ送金される仕組みです。
これにより購入者がPayPal以外の支払い方法を利用できるようになり、出品者も取引の情報が集約されて、管理しやすくなります。
eBayからの入金を受け取るには、電子決済サービス、Payoneer(ぺイオニア)とManaged Paymentsに登録する必要があります。受け取った金額は、Payoneerを通じて銀行口座へと入金されます。
Payoneerをもっていない場合は、以下の情報を入力する必要があります。
Payoneerを開設する方法:
既にアカウントがある場合は、追加情報の提出のみ求められます。
Managed Paymentsへと登録するには、以下の本人確認書類が必要です。
登録するのに必要な書類:
銀行口座は入金を受け取るため、クレジットカード情報は返金や異議申し立てに関する手数料・費用を支払う際に必要な情報です。
入金は出品者が選択したスケジュールで入金されます。毎日、都度、毎週と選べ、スケジュールに応じて、平日(月曜から金曜)に入金されます。
入金を受け取る方法:
銀行口座へと入金される通貨はいずれも米ドル(USD)です。売上がほかの通貨の場合、基準レートに3%の為替手数料が加わったレートで米ドルへと換算されます²。
そのため、Payoneerから受け取った米ドルを日本国内の銀行に送金する場合、銀行側の送金・事務手数料も加わり、さらにコストがかかってしまうことがあります。その点、Wiseビジネスの米ドル口座を使用すれば、米ドルをそのまま受け取れるだけではなく、日本円を含む24通貨にアカウント内で交換できるため、コストの節約にもつながります。
| 関連ページ 💡 法人カードの作り方・申し込み方法を徹底解説 |
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eBayで出品する際には、コスト管理や売り方を理解することで、よりスムーズに販売が行えます。
出品で押さえておきたいポイント:

eBayで出品した際、Payoneerを通じてWiseの米ドル口座に入金することができます。
また仲値(ミッドレート)といい、eBayでは3%かかる上乗せコストがない基準レートで両替します。そのため日本円に交換するときもお得なレートで受け取ることが可能です。
上記でも紹介しましたが、eBayではPayoneerを通して、資金を受け取ることができます。以下では「WiseでPayoneerからの送金を受けっとて、為替手数料のコストを節約してみたい!」と思われている方のために、PayoneerにWiseを登録し、資金を引き出す方法をご紹介します。
PayoneerのアカウントからWiseへ送金するには、Wiseの通貨アカウント情報をPayoneerに追加して出金手続きを行います。WiseのアカウントをPayoneerに追加する方法は後で説明しますが、まずはペイオニアからの出金手順を見ていきましょう。
アカウントで二段階認証が設定されている場合、暗証番号(コード)による本人確認が求められることがあります。出金完了後、確認メールも届きます。
また、保有通貨の両替が伴う出金をする場合、「出金」をクリックした後、為替レートが変更された旨のメッセージが表示される場合があルようです。こちらの情報を確認した上で再度、出金依頼を送信することも可能です。
Wise法人アカウント(Wise Business)では、米ドルや英ポンドなどでの支払いを受け取るための現地口座情報とSWIFT口座情報を提供しています。アプリまたはデスクトップでWiseアカウントにログインし、出金したい通貨残高をタップすると、必要な口座情報が表示されます。
Wiseの口座情報が手元にあれば、以下の手順でWiseをPayoneerに追加できます。
通常、Wiseで所有している口座がPayoneerアカウントに追加され、出金可能になるまでには最大3営業日ほどかかります。口座が承認されたことを知らせる確認メールが届くので、ご確認するようにしましょう。
承認された後は、いつでもeBayから受け取った資金をPayoneerアカウントを通してWiseアカウントに送金することが可能になります。
なお、Wise法人アカウントには以下のような特徴もあるので、アカウントを開設するかどうかの判断への参考にしてみてください。
【Wise法人アカウントの特徴】
また、Wise法人口座は eBayだけではなく、Amazonやetsyなどのeコマースプラットフォームでの販売を行っている場合も、入金や取引を一元化するのにも役立つので、ぜひご利用を検討してみてください。
eBayは越境ECに力を入れたい個人や法人にオススメのeコマースプラットフォームです。一方でPayoneerを通るさいには、通貨がすべて米ドルになってしまうため、さまざまな手数料を事前に把握しておくことは大切です。
ぜひWise(ワイズ)の法人アカウントを利用して、eBayでの出品・販売をもっとスムーズ&お得に楽しみましょう。
| おすすめのページ 🌸 Wise法人アカウントと個人アカウントの違い?Wiseアカウントの選び方 |
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※本記事の情報は2025年9月9日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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