キャッシュパスポートのフィリピンでの使い方|ペソは使える?手数料と注意点を解説
キャッシュパスポートが対応する主要9通貨にフィリピンペソは入っていませんが、フィリピンでも使用できるのでしょうか。本記事ではキャッシュパスポートについて詳しく解説します。
ヨーロッパではキャッシュレス化が急速に進んでおり、国によって普及状況は大きく異なります。本記事では、ヨーロッパ各国のキャッシュレス事情や、旅行時におすすめの決済方法を詳しく解説します。
また、記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのユーロへの両替、ヨーロッパ旅行・留学での決済やお金の管理に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。
Wiseアカウント内で日本円をユーロにあらかじめ両替しておくことで、滞在中に発生する現地での決済やATMからの現金引き出しにかかるコストをお得に節約できます。
ぜひ、Wiseについても確認してみてください。
円(JPY)からユーロ(EUR)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇪🇺
| 目次 🔖 |
|---|

ヨーロッパでは近年、キャッシュレス決済が急速に普及しています。欧州中央銀行(ECB)の2024年の調査によると、ユーロ圏全体では取引件数ベースで52%が現金で行なわれていますが、金額ベースでは39%まで低下しており、高額決済ではカード決済が主流です。1
特にコンタクトレス決済の普及が顕著で、カード決済全体に占める割合は2019年の41%から2022年には62%へと大幅に増加しました。2また、デジタルウォレットの利用者も増加しており、2023年にはヨーロッパで72%のユーザーがアクティブに利用しています。3
ユーロ圏では、特に北欧・西欧諸国でキャッシュレス化が進んでいます。以下はECB調査に基づいたユーロ圏加盟国の現金使用率です。1
| 国名 | 現金使用率(取引数) | 現金使用率(金額) |
|---|---|---|
| オランダ | 22% | 17% |
| フィンランド | 27% | 28% |
| ルクセンブルク | 37% | 29% |
| ベルギー | 39% | 35% |
| フランス | 43% | 34% |
一方、ユーロ圏外でも、キャッシュレス化が著しく進んでいる国があります。なかでもスウェーデンは2018年時点で現金使用率がわずか13%まで低下しており、世界で最もキャッシュレス化が進んだ国の一つとなっています。4
なお、50ユーロ以上の支払いではカード決済が最も多く利用されており、少額決済では現金が、高額決済ではキャッシュレス決済が選ばれる傾向です。1

ヨーロッパでは、特に北欧諸国と一部の西欧諸国でキャッシュレス決済が広く普及しています。ここでは、代表的な6ヵ国の決済事情をご紹介します。
2023年時点で現金使用率は12%まで低下しており、キャッシュレス化が進んだ国の一つといえるでしょう。5
主要な支払い方法は
となっています。
特にロンドンでは、公共交通機関の支払いもコンタクトレス決済が主流となっており、キャッシュレスの生活が完全に定着しています。
ドイツのキャッシュレス比率は、2024年時点で50~58%程度となっており、ヨーロッパのなかでは現金使用が比較的多い国です。1
主要な支払い方法は
となっています。
ドイツは、プライバシー意識の高さから現金文化が根強いものの、高額決済ではカード利用が進んでいます。
2018年時点で現金使用率13%と、世界最高水準のキャッシュレス化を達成しています。4
主要な支払い方法は
となっています。
特にSwishは、教会の献金や路上販売でも使われるほど浸透しており、現金を受け付けない店舗も増加しています。
政府主導でキャッシュレス化を推進しており、一部店舗は法律で現金受付義務が免除されています。
主要な支払い方法は
となっています。
また、小規模店舗やレストランでも現金の受け取りを拒否できる制度が整備されています。
「電子国家」として知られ、行政のデジタル化とともにキャッシュレス決済も高度に発達しています。
主要な支払い方法は
となっています。
電子政府システムと連携したデジタル決済が社会インフラとして機能している国です。
現金使用率が取引数で22%、金額で17%と、ユーロ圏で最もキャッシュレス化が進んだ国です。1
主要な支払い方法は
となっています。
また、オランダではコンタクトレス決済の利便性が広く認識されており、加盟店の手数料が低いことも普及をあと押ししています。

ヨーロッパ旅行でキャッシュレス決済を活用すると、多くのメリットがあります。ここではおもな5つのメリットをご紹介します。
キャッシュレス決済を利用すれば、大量の現金を持ち歩く必要がありません。
そのため、盗難や紛失のリスクを軽減でき、安全性が向上します。仮にスマートフォンを紛失しても、電子決済サービスを停止すれば不正利用される心配もないでしょう。また、複数の国を訪れる場合にはそれぞれの通貨に両替する手間が省け、ATMを探し回る必要もなくなります。
カードやモバイル決済を利用すると、支払いをした瞬間に履歴が残る点もメリットです。クレジットカードと違ってタイムラグがないため、リアルタイムで支出を把握でき、予算オーバーを防げます。
また、家計簿アプリと連携しておけば、細かい支払いも自動で記録され、旅行中や旅行後の支出管理が簡単になるでしょう。
コンタクトレス決済やモバイル決済なら、スマートフォンやカードをかざすだけで支払いが完了します。
現金のやり取りや釣り銭の確認が不要になり、現金決済よりも短時間で支払いを終えることが可能です。また、言語が通じない場合でも、金額を確認してタッチするだけで済むため、コミュニケーションの負担も軽減されます。
クレジットカードで支払うと、利用額に応じてポイントやマイルが貯まります。また、電子決済サービスによってはポイント還元が受けられるものもあるでしょう。
貯まったポイントは次回の旅行や買い物に活用できるため、お得に旅行を楽しむことができます。
ロンドンでは、コンタクトレス対応のクレジットカードやデビットカードを持っていれば、切符を事前に買うことなく自動改札機にタッチするだけで地下鉄やバスに乗車可能です。
イギリスの交通系ICカードであるOyster Cardを使わなくても、日本で発行されたMastercardなどのクレジットカードをApple Payに登録しておけば、そのまま改札で利用できるメリットがあります。
さらに、イタリアのローマでも2024年から地下鉄やバス、トラムで日本のクレジットカードのタッチ決済が利用可能になるなど、ヨーロッパ各国で交通機関のキャッシュレス化が進んでいます。

ヨーロッパ旅行では、複数のキャッシュレス決済手段を組み合わせることで快適に滞在できるでしょう。ここでは、主要な決済方法をご紹介します。
ヨーロッパで最も広く使える決済方法が、クレジットカードとデビットカードです。特にVisaとMastercardは、ヨーロッパ全域でほぼすべての店舗や施設で利用できます。
また、ヨーロッパではデビットカードの普及率が高く、銀行口座と紐づいたデビットカードが日常的に使われています。イギリスでは2017年にデビットカードの取扱高が現金を上回りました。さらに、ロンドンやローマなどの都市では、コンタクトレス対応カードを改札機に直接タッチするだけで地下鉄やバスに乗車できるため、切符を購入する必要がありません。
ヨーロッパの多くの国では、日本のSuicaやICOCAのような交通系ICカードが普及しています。
主要なICカードは次のとおりです。
Oyster Cardは、ロンドンの地下鉄、バス、トラムなどで利用できる非接触型ICカードです。また、Girocardはドイツの銀行口座と紐づいたデビットカードで、交通機関や店舗で広く利用可能です。OV-chipkaartは、オランダ全土の公共交通機関で使えるチャージ式ICカードとなっています。
これらのカードは駅や空港、コンビニなどで購入・チャージができ、Girocard以外は旅行者でも簡単に利用できます。
日本でも使われているGoogle PayとApple Payは、ヨーロッパ全域で高い普及率を誇ります。日本で発行されたクレジットカードをアプリに登録しておけば、スマートフォンを決済端末にかざすだけで支払いが完了します。
ロンドンでは、Apple Payに登録したカードで切符を買うことなく地下鉄やバスに直接乗車が可能です。ヨーロッパでは非接触決済が標準となっており、ほとんどの店舗がGoogle PayやApple Payに対応しています。そのため、カフェやコンビニでの少額決済もスムーズに利用できるでしょう。
そのほか、スウェーデンのSwish(スウィッシュ)やデンマークのMobilePayなど、各国独自のモバイル決済アプリも普及しています。
| 関連ページ 💡 ヨーロッパで使えるクレジットカード徹底比較 🇪🇺 旅行・留学をお得にする方法 |
|---|

キャッシュレス決済は便利ですが、ヨーロッパ旅行で利用する際にはいくつか注意すべき点があります。ここではおもな注意点をご紹介します。
ヨーロッパではキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだ現金での支払いも一般的です。
2024年の調査では、飲食店や小売店での支払いのうち約5割が現金で決済されています。1郊外の小規模店舗や個人経営の店、有料トイレ、チップの支払いなどでは現金しか受け付けていない場合があるため、万が一に備えてある程度の現金は用意しておきましょう。
クレジットカードで海外決済をすると、海外事務手数料が発生します。この手数料は請求確定時の為替レートに応じた円換算額に加算され、一般的に1.6〜3.85%程度かかります。6
少額の買い物でも積み重なると大きな金額になるため、事前に自分のカードの手数料率を確認しておくことをおすすめします。
海外での突然の高額利用や普段と異なるパターンでの利用があると、不正利用を疑われてカードが一時的にロックされることがあります。
この場合、事前にカード会社へ海外渡航の予定を連絡しておくと、このようなトラブルを防ぐことができます。また、緊急時の連絡先をメモしておくことも重要です。
ヨーロッパでは、ICチップカードのデータをコピーして偽造を試みるグループも存在します。そのため、カード利用時はカードから目を離さないよう注意しましょう。
また、万が一の盗難や紛失に備えて、クレジットカード会社の緊急連絡先を必ずメモしておき、財布に入れるだけでなくスマートフォンにも登録しておくと安心です。
Google PayやApple Payなどの電子マネーは、カードの更新や取引履歴の確認にインターネット接続が必要な場合があります。地下や電波の届きにくい場所では利用できないことがあるため、物理カードも必ず携帯しておきましょう。
また、スマートフォンのバッテリーが切れると利用できなくなるため、モバイルバッテリーの持参もおすすめです。

ヨーロッパ全体でキャッシュレス化が進んでいる一方で、依然として現金が主要な決済手段となっている国も多く存在します。特に南欧と東欧では現金文化が根強く残っています。
以下は、ECB(欧州中央銀行)の調査による取引件数ベースで現金使用率が高い国のトップ10です。1
| 国名 | 現金使用率 |
|---|---|
| マルタ 🇲🇹 | 67% |
| スロベニア 🇸🇮 | 64% |
| オーストリア 🇦🇹 | 62% |
| イタリア 🇮🇹 | 61% |
| スロバキア 🇸🇰 | 57% |
| スペイン 🇪🇸 | 57% |
| クロアチア 🇭🇷 | 55% |
| ポルトガル 🇵🇹 | 54% |
| リトアニア 🇱🇹 | 54% |
| ギリシャ 🇬🇷 | 54% |
これらの国では、取引の半数以上が現金で行なわれています。特にマルタでは67%とヨーロッパで最も現金依存度が高くなっており、キャッシュレス決済を普段から使っている人は現金を用意するなど注意が必要です。
また、観光地として人気の高いイタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャなども現金使用率が50%を超えているため、これらの国を訪れる際は、カードだけでなく現金も用意しておきましょう。
そして、中欧・東欧諸国では、プライバシー保護や従来の決済習慣を重視する傾向があり、キャッシュレス化のペースが比較的緩やかです。ただし、都市部や観光地ではカード決済が広く利用できるため、現金とカードを併用することで快適に旅行を楽しむことができます。

ヨーロッパでの旅行では、レストランやショッピングでの決済、タクシーアプリなどでの決済で必ず現地通貨(ユーロ) が必要になります。国際クレジットカードで決済を使用とお考えの方もいるかもしれませんが、国際クレジットカードを使った場合、1.6%〜3.85%程度の海外事務手数料が決済額に追加されることがあります。
そんな時にこの海外事務手数料が決済に追加されないWise(ワイズ)デビットカードを使うことで、よりお得に現地での決済を済ませることができます。
使い方は簡単!Wiseアカウント内に日本をチャージし、ユーロに両替するだけで、現地での決済に通貨をいつでも利用できます。両替手数料もお得です。
現金が必要になった場合でも、米ドルをアカウント内で両替しておくことで、いつでも現地ATMから現金が引き出せます。(※)
Wiseデビットカードは世界150か国以上での支払いに対応しており、上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで決済を行うことができます。カード発行手数料は、1,200円のみ、年会費は無料です。また、バーチャルカードもアカウント内で無料で発行でき、オンラインやアプリでの決済に利用できます。
Wiseデビットカードを活用して海外旅行や海外での滞在にかかるコストを安く・お得に節約しましょう。
※ATMオーナによって追加手数料が別途請求される場合があります。
ヨーロッパでは国によってキャッシュレス化の進展度が大きく異なります。オランダやスウェーデンなどの北欧・西欧諸国ではキャッシュレス決済が主流ですが、イタリアやスペインなどの南欧・東欧諸国では現金文化が根強く残っています。
そのため、旅行の際は、VisaやMastercardのカードとモバイル決済を中心に、少額の現金も併用することで快適に過ごせるでしょう。
また、海外事務手数料を抑えたい方には、実際の為替レートが適用されるWise(ワイズ)デビットカードがおすすめです。キャッシュレス決済と現金を上手に使い分けて、快適なヨーロッパ旅行をお楽しみください。
| 関連ページ 💡 Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド |
|---|
ここでは、ヨーロッパでのキャッシュレス決済について寄せられる質問にお答えします。
いいえ、ヨーロッパではQRコード決済はほとんど普及していません。代わりに、VisaやMastercardのコンタクトレス決済(タッチ決済)やApple Pay、Google Payが主流となっています。
はい、ある程度の現金は必要です。2024年の調査では約5割が現金で決済されており、小規模店舗、市場、有料トイレ、チップの支払いなどでは現金しか受け付けていない場合があります。カードをメインにしつつ、緊急時に備えて少額の現金を携帯しておくことをおすすめします。
ICチップ搭載のクレジットカード・デビットカードによるコンタクトレス決済が安全です。Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済は、顔認証や指紋認証が必要なため、さらに安全性が高くなります。万が一スマートフォンを盗まれても、サービスを停止すれば不正利用を防げるでしょう。

ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
キャッシュパスポートが対応する主要9通貨にフィリピンペソは入っていませんが、フィリピンでも使用できるのでしょうか。本記事ではキャッシュパスポートについて詳しく解説します。
カナダでお金の管理方法に悩んだら、キャッシュパスポートはオススメです。本記事では、キャッシュパスポートをカナダで使ったときのメリットや実際に受け取れる金額などについて紹介します。
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
ヨーロッパで使うのにおすすめのクレジットカードは?ヨーロッパのクレジットカードのブランド普及率から気になる海外手数料まで徹底解説。Wiseデビットカードとクレカを併用して、特に海外旅行を楽しみましょう!
海外キャッシングがお得かは、返済のタイミングによって変わります。本記事では海外キャッシングとは、両替との違いやデメリット、繰り上げ返済のやり方、レートなどについて解説します。
シンガポール旅行や移住で使える海外決済カード。Wiseなら実際の為替レートで両替、透明な手数料でATM利用も可能。他社サービスとの違いや、シンガポールでお得に使う方法を解説。