外貨預金はおすすめしない?やめとけと言われる理由を徹底解説
外貨預金が「おすすめしない」と言われる理由を解説します。失敗する要因、やめとけと言われる理由、向いている人・向いてない人を分析。外貨を両替できるWise(ワイズ)アカウントについても紹介します。
外貨預金に興味があっても、「外貨預金の意味は?」「円の預金と何が違うの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、外貨預金の基本を初心者向けにわかりやすく整理しながら、ご紹介します。
記事の最後には、40種類以上の通貨を両替・送金できるWise(ワイズ)アカウントについてもご紹介しています。Wiseで日本円を外国通貨に両替しておくことで、海外旅行や移住の際にいつでも現地通貨として利用できるようになります。通貨ごとのレートも確認できる比較表もあるのでぜひ確認してみてください。
また、Wiseでは米ドルやユーロ、シンガポールドル、イギリスポンドなどの主要通貨で現地口座情報も取得できるので、海外現地の受取人に送金するコスト、海外送金の受け取りにかかるコスト、現地決済・両替にかかるコストまでさらに節約することができます。
Wiseを使って世界どこでも、便利でお得な送金や支払いを実現しましょう。
※現在、日本の住所でご登録されているWise(ワイズ)アカウントでは、利息付きファンドをご利用いただけません。利用可能な国については、こちらのヘルプセンター記事をご確認ください。
| 目次 🔖 |
|---|
※本記事の情報は2025年4月9日時点の参考情報に基づくものです。金利は市場動向によって常に変動し、一部の金利には最低預入金額などの条件がある場合があります。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されており、投資や金融アドバイスを目的としたものではありません。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。

外貨預金とは、日本円ではなく、米ドルやユーロなどの外国通貨で預け入れる預金のことです。円を外貨に交換して預ける仕組みで、銀行によっては普通預金や定期預金など、いくつかの種類があります。¹
円預金との違いは、預金する通貨が日本円ではないことです。そのため、金利や手数料、受け取り時の条件などが円預金と異なる場合があります。まずは、わかりやすく「外貨で預ける預金」とシンプルに理解しておくとよいでしょう。
外貨預金にはいくつかの種類があり、お金を自由に出し入れしやすいものもあれば、一定期間預ける代わりに条件が異なるものもあります。本章では、代表的な4つの外貨預金をわかりやすく見ていきましょう。
外貨普通預金は、米ドルやユーロなどの外国通貨で預け入れる外貨預金のうち、期間の定めがないタイプの預金です。円の普通預金と同じではありませんが、定期預金のようにあらかじめ預ける期間が決まっていないため、必要に応じて払い戻ししやすいのが特徴です。
ただし、外貨普通預金は為替相場の影響を受けるため、払い戻し時の円貨額が預入時の円貨額を下回る場合があります。利用する際は、仕組みやリスク、手数料などを事前に確認しておくことが大切です。
外貨定期預金は、米ドルやユーロなどの外国通貨で預け入れる外貨預金のうち、あらかじめ預ける期間を決めて利用するタイプの預金です。外貨普通預金とは異なり、満期日が設定されており、原則としてその期間中は払い戻しの請求に応じない仕組みになっています。³
そのため、一定期間は引き出さずに保有することを前提に使う預金といえます。ただし、外貨定期預金も為替相場の影響を受けるため、払い戻し時の円貨額が預入時の円貨額を下回る場合があります。また、原則として満期日前の解約はできないため、利用前に期間や手数料、リスクを確認しておくことが大切です。
外貨貯蓄預金は、預け入れ期間をあらかじめ固定しない一方で、一定期間は払い戻しに制限があるタイプの外貨預金です。外貨定期預金のように満期が明確に決まっているわけではありませんが、一定の条件が設けられている点が特徴です。⁴⁺⁵
外貨普通預金のようにいつでも自由に出し入れできる商品とは少し異なり、しばらく預けておくことを前提にした商品といえます。利息は残高に応じて計算されることがあり、商品によっては残高に応じた段階的な金利が適用される場合もあります。
外貨通知預金は、一定期間は払い戻しができず、その後は事前に通知をしたうえで引き出すタイプの外貨預金です。いつでも自由に出し入れできる外貨普通預金とは異なり、ある程度まとまった期間、預けておくことを前提とした商品といえます。⁶⁺⁷
預け入れ後すぐには引き出せない仕組みになっていることが多く、一定期間を過ぎたあとに所定の手続きを行って払い戻す流れが一般的です。普通預金ほど自由度は高くありませんが、定期預金とは少し違う特徴を持つ外貨預金として理解するとわかりやすいでしょう。
| 仕組み | 引き出しやすさ | 預入期間 | |
|---|---|---|---|
| 外貨普通預金 | 自由に預け入れ・払い戻しができる | 高い | 定めなし |
| 外貨定期預金 | あらかじめ期間を決めて預ける | 低い | あり |
| 外貨貯蓄預金 | 一定の条件のもとで預ける | 中程度 | 商品による |
| 外貨通知預金 | 一定期間後に通知をして払い戻す | 低い | 一定期間あり |

外貨預金とFXは、どちらも外国通貨を扱いますが、仕組みは大きく異なります。⁸
外貨預金は、円を外貨に換えて預金として持つ商品です。一方、FXは、証拠金をもとに為替の値動きを使って売買する取引です。
FXは少ない資金で大きな金額を取引できる一方、値動きによって損失が大きくなるおそれがあります。外貨預金も為替の影響は受けますが、FXとは異なり「外貨でお金を預ける商品」として理解するとわかりやすいでしょう。
外貨預金は、円ではなく外貨でお金を持てる預金です。では、なぜあえて外貨で預ける人がいるのでしょうか。本章では、外貨預金を利用する意味をわかりやすく見ていきます。
外貨預金は、通貨や銀行によっては円預金より高めの金利が設定されることがあります。日本の円預金は低金利の状態が続くことも多いため、それと比べて外貨預金の金利に魅力を感じる人もいます。
もちろん、金利が高ければそれだけで有利というわけではなく、通貨の種類や預ける期間、手数料などもあわせて確認することが大切です。それでも、円預金とは異なる金利水準を期待して外貨預金を選ぶ人がいるのは、代表的な理由の1つといえるでしょう。
外貨預金は、預けた外貨を円に戻すときの為替レートによって、最終的に受け取る金額が変わります。預けたときよりも有利なレートで円に戻せれば、為替差益が出る可能性があります。
例えば、円を外貨に換えて預け、その後で円に戻すときに為替が有利に動いていれば、利息とは別に利益が出ることもあります。預金でありながら為替の変動も受取額に関わる点が、円預金との大きな違いです。
資産をすべて円だけで持つのではなく、一部を外貨で持つことで、保有する通貨を分けるという考え方があります。円だけに集中させず、複数の通貨に分けて保有したいと考える人が、外貨預金に関心を持つことがあります。
たとえば、日本円での預金を中心にしながら、一部を米ドルやユーロなどで持つことで、資産の持ち方に幅を持たせるイメージです。ただし、外貨には外貨ならではの値動きや手数料の影響もあるため、特徴を理解したうえで考えることが大切です。
このように、外貨預金には円預金にはない特徴があります。違いをよりわかりやすく整理するために、次に円預金と外貨預金の主な違いを表で見ていきましょう。
| 外貨預金 | 円預金 | |
|---|---|---|
| 預金通貨 | 外国通貨(ドル・ユーロなど) | 日本円 |
| 金利 | 比較的高い場合が多い | 低い(特に日本は低金利) |
| 為替リスク | あり(為替変動で損益が出る) | なし |
| 元本保証 | 為替次第で元本割れの可能性あり | 原則として保護あり(※ペイオフの範囲内)⁹ |
| 手数料 | 為替手数料がかかる | 通常はほとんどかからない |
| 利益の種類 | 利息+為替差益 | 利息のみ |
| 預金保険 | 対象外の場合が多い | 対象(一定額まで補償) |
※ペイオフとは、万が一銀行などが破綻した場合に、一定額まで預金を保護する制度です。
一般的な円預金などは、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等が保護されます。一方で、外貨預金は対象外です。⁹

外貨預金で利用できる通貨は銀行によって異なりますが、一般的には米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフランなどの主要通貨がよく取り扱われています。
例えば、PayPay銀行では、以下の通貨に対応しています。¹⁰
外貨預金では米ドルやユーロのような主要通貨だけでなく、高金利通貨として知られる通貨を扱う銀行もあります。実際に使える通貨や条件は金融機関によって異なるため、外貨預金ができる銀行口座を確認しながら、自分が利用したい通貨に対応しているかを見ておくとよいでしょう。
外貨定期預金は、同じ「1ヶ月もの」でも、銀行や通貨によって金利が異なります。ここでは例として、PayPay銀行・ソニー銀行・東京スター銀行で、米ドル・ユーロ・豪ドルの1ヶ月外貨定期預金を利用した場合の金利を比較してみましょう。
なお、適用金利は預け入れ方法や商品プランなどによって異なる場合があるため、申込前に各銀行の最新情報を確認してください。
1ヶ月外貨定期預金をした場合の、各銀行の金利レート
| 米ドル | ユーロ | 豪ドル | |
|---|---|---|---|
| PayPay銀行¹¹ (※外貨での預け入れ時) | 1.20000% | 0.30000% | 1.00000% |
| ソニー銀行¹² (※外貨普通預金からの預入・自動継続) | 1.800% | 0.900% | 3.300% |
| 東京スター銀行¹³ (※スターワン外貨定期預金) | 1.700% | 0.800% | 1.700% |
※2026年4月9日時点のレートを掲載。金利は変動するため、申込前には各銀行の最新ページを確認しましょう。
| 関連ページ 💡 外貨預金はどこの国がいい?おすすめと言われる国・通貨を紹介 |
|---|
外貨預金を理解するうえで大切なのが、円高と円安です。これは、円の価値が外貨に対して高くなるか、低くなるかを表す言葉です。
例えば「1ドル=150円」から「1ドル=130円」になった場合は、少ない円で1ドルに交換できるようになるので、「円高」です。
反対に、「1ドル=130円」から「1ドル=150円」になった場合は、1ドルを手に入れるのにより多くの円が必要になるため、「円安」です。
外貨預金では、円を外貨に換えて預け、あとで円に戻すことがあります。預けたときと引き出すときで為替レートが変わると、受け取る円の金額も変わります。
上記のように覚えておくと、イメージしやすいでしょう。「少ない円で外貨を買えるなら円高、多くの円が必要なら円安」と考えると、理解しやすくなります。

海外旅行や海外・日本国内の家族への送金、海外赴任などでは、現地通貨が必ず必要になります。もし主要な通貨での資金管理が必要なら、Wise(ワイズ)アカウントがおすすめです。
Wiseのアカウントをオンラインで開設すれば、40以上の通貨を一つのアカウントだけで送金、受け取り、両替に使用することが可能です。手数料は低いかつ透明性が高く、両替時には常に為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」が適用されます。
【Wiseアカウントの特徴】
さらに、Wiseは世界150か国以上での決済や現金の引き出しに使えるWise(ワイズ)カードも提供しています。
カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
国際取引を行う企業や個人事業主には、Wise(ワイズ)法人アカウントもご利用いただけるので、ご自身のニーズに合ったWiseアカウントが開設できます。
Wiseを使って世界どこでも、便利でお得な送金や決済を実現しましょう。
※現在、日本の住所でご登録されているWise(ワイズ)アカウントでは、利息付きファンドをご利用いただけません。利用可能な国については、こちらのヘルプセンター記事をご確認ください。
外貨預金とは、円を米ドルやユーロなどの外国通貨に換えて預ける預金のことです。円預金とは異なり、金利だけでなく為替や手数料の影響も受けるため、仕組みや特徴を理解したうえで考えることが大切です。種類や円高・円安の基本を押さえておくと、外貨預金の全体像もつかみやすくなるでしょう。
海外送金や外貨への両替、現地での支払いに備えたい方は、Wise(ワイズ)の多通貨アカウントもあわせてチェックしてみてください。
| おすすめのページ 🌸 ✍️ Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド |
|---|
※本記事の情報は2025年4月9日時点の参考情報に基づくものです。金利は市場動向によって常に変動し、一部の金利には最低預入金額などの条件がある場合があります。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されており、投資や金融アドバイスを目的としたものではありません。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
外貨預金が「おすすめしない」と言われる理由を解説します。失敗する要因、やめとけと言われる理由、向いている人・向いてない人を分析。外貨を両替できるWise(ワイズ)アカウントについても紹介します。
スイス銀行とは何か、なぜ有名なのかをわかりやすく解説します。富裕層や日本人に選ばれる理由、プライベートバンクと商業銀行の違い、代表的な銀行の特徴まで紹介します。
楽天カードの種類・ポイント還元・申込の基本と、海外利用時の注意点を解説します。海外での決済やお金の引き出しに便利なWise(ワイズ)デビットカードも紹介します。
外貨預金はどこの国がいいかを解説します。外貨預金をする際におすすめと言われる国や通貨を、比較しながら紹介。海外送金や外貨の両替に便利なWise(ワイズ)の多通貨アカウントについても説明します。
海外滞在中に利用していたキャッシュパスポートは、日本国内で利用できません。ただし、いくつかの条件下ではチャージされた金額を利用できます。
オーストラリアでキャッシュパスポートを使用するとき、どこから送金し、引き出すのがお得なのか悩むかもしれません。本記事では、オーストラリアで利用したときのメリットやデメリット、かかる手数料について解説します。