DCC決済とは?海外で利用するメリットと注意点、かかる手数料
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
イギリス製品は高品質で、日本では手に入りにくいものも多く人気があります。しかし多くのショップは日本への発送に対応しておらず、関税などの手続きも複雑です。そんなときに便利なのが、輸入代行サービスや転送サービスです。
この記事では、輸入代行や転送サービスの仕組み、個人輸入との違い、イギリスでおすすめの業者、選び方のポイント、さらに費用の支払いに便利なWise(ワイズ)について解説します。個人でも法人でも、イギリスからスムーズに商品を購入したい方の参考になる内容です。
| 目次 🔖 |
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イギリス輸入代行・転送サービスとは、「依頼者の代わりにイギリスでの商品購入や発送を行うサービス」です。
輸入代行は「イギリスでの購入から日本到着まで全て任せたい人」に、転送サービスは「購入は自分で行い、日本発送だけ依頼したい人」に適しています。
たとえば、購入先が日本発送に対応していない場合、まず商品を転送倉庫に送付し、そこから日本へ転送してもらう仕組みです。
| 方法 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 輸入代行 | 購入・発送・税関手続きまで全て代行 | 手続きを任せたい人 |
| 転送サービス | イギリス→日本への発送のみ代行 | 購入は自分でしたい人 |
| 個人輸入 | 全て自分で対応 | 英語や税関に慣れている人 |
「手数料を払ってまで利用する価値はあるの?」と疑問に思うかもしれません。輸入代行業者を使う最大の利点は、購入から発送までを一貫サポートしてくれる安心感です。
主なメリットは以下の通りです。
自分で手続きを行うのが難しい場合は、輸入代行業者を利用するのが確実です。
イギリス輸入代行業者を選ぶ際は、個人と法人で重視すべきポイントが異なります。それぞれの視点から選び方を見ていきましょう。
個人の場合は、使いやすさと柔軟さが重要です。主なチェックポイントは次の通りです。
個人の場合、購入点数が少なく、「イギリスの通販で服を1点だけ買いたい」「複数のショップで購入した商品をまとめて発送してほしい」といったニーズが多いものです。こうした要望に柔軟に対応できる業者を選ぶと安心です。
特にAmazonやeBayで購入予定がある場合は、対応しているかを事前に確認しておきましょう。
法人が利用する場合は、取引量や信頼性、税務対応などが重要になります。次の6点を目安にしましょう。
輸入代行業者の中には、法人取引に特化したサービスを提供しているところもあります。商品の仕入れ規模や業務内容に合った業者を選ぶことで、コスト削減や業務効率化にもつながります。
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イギリスのおすすめ輸入代行・転送サービスを9社厳選して紹介します。
イギリス発の人気転送サービス。配送方法を柔軟に選べるほか、写真撮影や免税倉庫利用などのオプションも充実しています。おまとめ発送や大型商品にも対応しており、梱包方法を細かく指定したい人に最適です。
英国から世界各国に荷物を転送できるサービス。小口配送やおまとめ転送に対応しており、料金体系もシンプルで個人利用しやすいのが特徴です。購入代行にも対応しており、「買って送ってほしい」という要望にも応えます。
中国・香港・チェコ・イギリスに拠点を持つ国際転送サービス。多くの配送業者と提携し、写真撮影や翻訳、ビジネス支援などオプションが豊富です。多国間での仕入れを行う法人にもおすすめです。
イギリスを含む複数国に対応する国際転送サービス。日本語サイトがあり、英語が苦手な人でも安心して利用できます。代理購入も依頼可能で、ショッピングコミュニティで他ユーザーの体験を共有できる点も特徴です。
DVD・書籍・ゲーム・ファッションなど個人輸入を得意とするイギリスの輸入代行業者。AmazonやeBayにも対応しており、初心者にも使いやすいサービスです。代行基本手数料は550円〜¹と手頃で、初めての方にもおすすめです。
貿易ネットコムはイギリスやヨーロッパ各国に対応する老舗の輸入代行業者で、30年以上の実績があります。個人・法人どちらの相談にも対応し、Ebayの代行から自動車・バイク・家具・インテリアまで幅広く取り扱っています。
手数料は5,000円〜²と明確で、柔軟な対応が魅力です。
イギリス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ圏に対応する輸入代行業者で、日本語サポートも充実。イギリスのAmazonやeBay商品も購入代行してくれ、おまとめ発送にも対応しています。ホームページには実際の利用者レビューも掲載されており、信頼性の確認に役立ちます。
手数料は売手への支払い価格の20%³です。
イギリスのミニ(MINI)専門の輸入代行業者。車の購入やカスタム、ミニの製作など、こだわりのある車好きに特化しています。
手数料は内容により要相談です。
イギリスでの買い物を代行する業者で、個人・法人どちらにも対応しています。国際展示会の出展サポート、仕入れ・卸売り、翻訳、英語文書作成など幅広い業務を提供し、イギリスでビジネスを展開したい法人にも最適です。
買い物代行手数料は15ポンド〜⁴で、サービス内容により異なります。
イギリスの転送サービスの送料は、荷物の重さやサイズ、提携している配送業者によって大きく異なります。どのサービスが最も安いかは一概に言えませんが、多くの業者では公式サイトで料金シミュレーションが可能です。申し込み前に比較してみるのがおすすめです。
【送料例】30×30×30cm・3kgの衣類を転送する場合
このように、サービスごとに料金差があります。最安の業者を探すには、発送予定の商品サイズや目的地を入力して、各サイトのシミュレーターで見積もりを取るのが確実です。
イギリスの輸入代行を利用する際は、まず信頼できる業者を選びましょう。この記事で紹介したおすすめ業者を参考に、自分の目的や商品に合ったところを見つけるのが第一歩です。 選定後は、依頼から商品の到着まで次のような流れで進みます。
これが一般的な輸入代行の流れです。
依頼時には以下の書類を求められることがあります。
個人・法人、依頼内容によって必要書類は異なるため、事前に業者へ確認しておきましょう。
海外取引では、日本国内の買い物よりもトラブルが発生しやすくなります。よくある事例には、以下のようなものがあります。
怪しいと感じた場合は利用を避け、契約内容は必ず事前に確認しましょう。配送遅延や破損があったときは、速やかに依頼先へ連絡することが大切です。
もし業者との間で解決が難しい場合は、国民生活センター越境消費者センター(CCJ)⁷や弁護士への相談も検討しましょう。
イギリスから商品を輸入代行で購入・仕入れする際は、いくつかの規制に注意が必要です。まず、日本への輸入(輸入代行を含む)が禁止・制限されている商品があります⁸。該当する場合は税関サイトや業者に確認しましょう。
また、自動車などは関税・検査など特別な手続きや許可が必要です⁹。輸入前に対象商品の条件を必ず確認しておくことが大切です。
その他の注意点:
イギリスからの輸入では、輸入代行でも個人輸入でも関税・消費税が発生します。課税価格が1万円以下なら原則免税ですが、日本の産業保護などにより例外もあります¹⁰。
不明点は、輸入代行業者または税関に確認すると安心です。
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イギリスの通販や海外法人との取引では、英ポンドなど現地通貨での支払いが基本です。日本のクレジットカードで外貨決済をすると、海外事務手数料(3%前後)が上乗せされるうえ、実際に適用される為替レートは「利用日」ではなく「決済データが届いた日」のもの。
そのため、最終的な日本円請求額がはっきりわからず、無駄なコストが発生しがちです。
クレジットカード利用例:
海外事務手数料3%のカードで、イギリス通販サイトから1,000ポンドの買い物をした場合 ➡️ 請求はVisa為替レート+3%=約1,030ポンド分の日本円になります。
Wiseデビットカードなら:
Wiseなら実際の為替レート(ミッドマーケットレート)+格安手数料(日本円→英ポンドの両替手数料は約0.68%)で外貨決済が可能。
同じ1,000ポンドの買い物でも、約1,006.8ポンド分の日本円で済みます。為替はリアルタイムで確認でき、Wise手数料ページで事前シミュレーションも可能です。
さらにアカウントに英ポンド残高があれば、手数料ゼロで即時決済できます。
【Wiseアカウントの特徴】
Wiseではイギリスの銀行口座情報(口座番号・ソートコード・BIC)を取得でき、現地の銀行口座のように入金を受け取ることも可能です。
法人向けには、Wise法人アカウントからメンバーごとに法人カードを発行でき、英ポンド建ての支払いや経費精算をリアルタイムで可視化できます。
イギリスの商品を購入・仕入れするときは、個人・法人のニーズに合った輸入代行・転送サービスを選ぶことが大切です。この記事で紹介した業者を参考に、自分に合った方法で安全・スムーズに輸入を進めましょう。
また、海外通販や取引では、カードの外貨取扱手数料にも注意が必要です。日本のカードを使うと、知らないうちに3%前後の手数料が上乗せされることもあります。
イギリスでの支払いには、実際の為替レート+低手数料で使えるWise(ワイズ)デビットカードがおすすめです。Wiseを活用すれば、余計なコストを抑えながら、海外ショッピングや仕入れをもっとお得に行えます。

ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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