DCC決済とは?海外で利用するメリットと注意点、かかる手数料
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
カンボジアに旅行や留学、駐在をする際に気になるのが、クレジットカードの普及率ですよね。現金が主流といわれるカンボジアですが、近年は都市部を中心にカード決済も徐々に普及してきています。
そこでこの記事では、カンボジアで使える主要なクレジットカードブランドや普及率、利用時の注意点、さらに旅行をより便利にするカードの選び方をご紹介します。これからカンボジアに渡航予定の方はぜひ参考にしてみてください。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのカンボジア・リエルでの決済に役立つWise(ワイズ)カードについてもご紹介してます。カンボジア旅行で必要な現地通貨を低い手数料で決済に使えるので、簡単にコストを節約することができます。ぜひ確認してみてください。
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カンボジアでのクレジットカード普及率はあまり高くはありませんが、2023年のVisaの調査によると35% がクレジットカード/デビットカードを利用していると回答しています。¹カンボジアで使えるクレジットカードブランドを選ぶなら、VisaかMastercardがおすすめです。どちらも世界的なクレジットカードブランドのため、カード決済を導入している店舗であれば使用できる場合が多いでしょう。
一方で、日本のカードブランドのJCBや、アメックス(American Express) は使える場所が限られる可能性があるので、注意が必要です。JCBやAmerican Expressのカードしかない場合は、VisaかMastercardのクレジットカード作成も視野に入れた方がよいでしょう。

カンボジアでは、未だ現金での支払いが主流です。クレジットカードやキャッシュレス決済に対する関心は高まっているようですが、全てのお店が対応しているわけではないのが現状です。特に、クレジットカードの決済端末が導入できる環境やインターネット環境が整っていない地域が多く存在します。
そのため、現金とクレジットカードの両方を持って行くのが安心です。
クレジットカードの中には、海外旅行保険が付帯しているものもあります。通常、海外旅行保険は自主的に保険会社への申し込みと保険料の支払いが必要ですが、カードに付帯していればカードを保有しているだけで自動的に海外保険が適用されるものもあります。
ただし、クレジットカードの海外保険には、利用付帯と自動付帯があるので注意が必要です。利用付帯は、旅行ツアーの代金や海外現地での公共交通機関の支払いにクレジットカードを使うことで、保険が適用されるシステムです。一方で自動付帯は、クレジットカードを持っているだけで、海外旅行の際に保険が適用されます。補償内容や適用条件はカードによって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
クレジットカードを持っていれば、大金を現金で持ち歩く必要がなく安心です。海外ではスリや盗難などのリスクもあり、さらに現金が盗まれてしまうと基本的に戻ってくる可能性は低いでしょう。
一方でクレジットカードであれば、不正利用に対してカード会社が補償してくれる場合も多く、万一の際にも被害を最小限に抑えることができます。²カード払いができる場面ではカード払いをすることで、少額の現金だけを持ち歩くことができ、より安全に旅行を楽しめるでしょう。
海外キャッシングに対応しているクレジットカードであれば、現地のATMでクレジットカードを使って現金を引き出すことができます。現金が足りなくなってしまった場面でも、クレジットカードで現地通貨を引き出せるので便利です。
ただし、キャッシングは「借入れ」扱いとなるため、引き出した金額に応じて利息が発生します。急な出費や両替ができない場合の備えとしては便利ですが、計画的に利用するようにしましょう。
クレジットカードの中には、空港ラウンジが無料で使えたり、提携先の施設を割安に利用できたりとさまざまな優待特典が用意されているものもあります。クレジットカードを持っているだけで、現金にはない特典が使えるのは嬉しいポイントです。
カンボジアでクレジットカードを利用する際に気をつけておきたいのが「[海外事務手数料」です。海外事務手数料とは、クレジットカードを海外で利用する際に利用金額に上乗せされて請求される手数料のことです。
この手数料はクレジットカードによって異なりますが、一般的には1.6%³〜3.85%⁴となっています。たとえば、海外事務手数料が1.6%のカードで10,000円分の買い物をした場合、160円の手数料が加算され、合計10,160円がカード会社から請求されることになります。一方で海外事務手数料が3.85%のカードの場合は、お買い物金額が同じでも請求額は10,385円となります。
このようにわずかな手数料の差でも、利用額が多くなれば負担も大きくなるため、事前にご自身のカードの海外事務手数料を確認しておくことをおすすめします。
クレジットカード自体が盗まれていなくても、カード番号などの情報が盗まれて不正利用されてしまう「スキミング被害」にも注意が必要です。スキミングには、ATMやカード決済端末にカードを差し込むことで直接情報を抜き取る接触型と、磁気や電波などを悪用してカードに触れず情報を抜き取る非接触型の2種類があります。
接触型の場合は、カード機器にスキマーと呼ばれる機械が取り付けられていることが多いです。お店などで店員がカードを店の奥や目が届かない場所に持っていくことがあれば要注意です。また、非接触型のスキミング対策としては、スキミング防止用のカードケースや財布などがあるため、それにカードを入れておくと安心です。
カンボジアでクレジットカードを利用する際は、必ず利用明細書やレシートを保管しておきましょう。万が一、不正利用や二重請求があった場合に証拠として役立ちます。また、帰国後にカード会社の明細と照らし合わせて確認することで、誤請求や不正利用を早期に発見できます。トラブル防止のためにも、利用明細は整理して持ち帰ることをおすすめします。
出発前に、クレジットカードの利用限度額を必ず確認しておくことも大切です。限度額を超えるとクレジットカードが使えない場合もあるため、余裕を持った利用枠を設定しておくと安心です。必要に応じて、出発前にカード会社へ一時的な限度額の引き上げを依頼しておくと、旅行中もスムーズに支払いができます。
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Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で決済できるため、余計な手数料を抑えて現地通貨を使えます。両替所を探す必要もなく、スマートにお金を管理できるのが魅力です。
こんな方に特におすすめ:
ただし、Wiseカードには海外旅行保険や空港ラウンジ特典といったサービスが付いていません。そのため、保険や特典を利用したい場合はクレジットカードを併用すると安心です。Wiseカードで現地での決済をお得に済ませ、クレジットカードで補償や優待を受けるという組み合わせもよいでしょう。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
現在、Wiseはアカウント内での日本円からカンボジア・リエルへの両替に対応していませんが、上記の特徴にもあるように、カード決済時にレートと手数料が一番お得な通貨から自動で両替、決済されるので、カンボジアでも安心して現地通貨を利用できます。
Wiseカードを使ってお得なカンボジアの旅を楽しみましょう。
カンボジアでは現金の利用が多いものの、都市部のホテルやレストラン、大型店舗を中心にクレジットカードが利用できる環境が整いつつあります。特にVisaやMastercardは利用できる店舗が比較的多く、旅行者にとって安心して使える選択肢となります。
クレジットカードを使うことで、海外旅行保険の付帯や不正利用時の補償といった安心感に加え、空港ラウンジや提携施設の割引などの特典を受けられる場合があります。一方、Wiseデビットカードを併用すれば、リアルタイムの為替レートでお得に決済ができ、両替手数料の負担を減らせます。
安全性と利便性の両面を考えると、カンボジア旅行ではクレジットカードとWiseデビットカードを組み合わせて活用するのがおすすめです。クレジットカードで補償や特典を活かしつつ、Wiseカードでお得に支払いを行えば、より快適で安心な旅を楽しむことができますよ。
クレジットカード決済ができる観光地では、タッチ決済が使えるお店もあります。特に国際的なカードブランドであるVISAやMasterCardでのタッチ決済に対応していることが多いようです。
利用限度額の引き上げは、旅行期間中のみの一定期間の引き上げか、今後も継続的に引き上げる継続的な引き上げの2つの方法での引き上げが可能です。どちらもクレジットカード会社のインターネットサービスなどで申し込みをし、数日〜1ヶ月ほどの審査の後、審査に通れば利用限度額が引き上げられます。⁵カンボジア旅行中のみ利用限度額を引き上げたい場合は、一時的な利用枠の引き上げが便利です。
カンボジアでクレジットカードの紛失・盗難にあったら、すぐにカード会社の海外旅行のサポートデスクに連絡をしましょう。カード会社はカードの利用を停止してくれるので、それ以降の不正利用を防ぐことができます。その後、カード会社によっては現地で使うことのできる仮の緊急カードを発行してくれます。帰国後はカードの再発行が必要となります。⁶
クレジットカードは海外旅行保険や空港ラウンジ特典などが付帯するなどのメリットがあるほか、不正利用に対する補償もあり、旅行中の安心感につながります。一方、デビットカードは利用と同時に口座から引き落とされるため、使いすぎを防ぎやすいのがメリットです。さらに、Wiseのような多通貨対応デビットカードであれば、実際の為替レートで決済できるため、両替手数料を節約できるメリットもあります。

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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