DCC決済とは?クレジットカードやデビットカードを海外で利用するときの注意点や対応方法
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
多通貨管理やデビットカード決済、海外送金で注目を集めるRevolut(レボリュート)。日本などで開設したアカウントはマレーシアでも利用できますが、現地で新規開設したり、リンギットを口座に保有することはできません。
本記事では、マレーシアでのRevolut利用方法やATM引き出し、送金規制について解説します。
記事の最後にはマレーシアでの旅行や滞在での決済に必要なマレーシア・リンギットをお得なレートと手数料で両替できるWise(ワイズ)についても紹介しているので、Revolutと併せて使うカードとして確認してみてください。
| 目次 🔖 |
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※本記事の情報は2025年10月17日日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。
Revolut(レボリュート) は、イギリス発のフィンテック企業が提供する多機能型の金融アプリです。銀行口座、デビットカード、投資、仮想通貨の取引、旅行関連サービスまで、幅広い機能をひとつにまとめた「スーパーアプリ」として、ヨーロッパを中心に人気を集めています。
Revolutでは1つのアカウントで30種類以上の通貨を保持し、世界150か国以上で決済に使うことができます。プランは無料のStandardから有料版まで複数あり、利用スタイルに合わせて選べる点も魅力。
また、平日の為替両替手数料が抑えられているため、グローバルに資金を管理する人に重宝されています。
競合サービスとしてWise(ワイズ)もよく知られていますが、Revolutは仮想通貨や株式の取引、旅行保険、空港ラウンジ利用など多様な機能を提供している点が大きな違いです。
ただし、これらの機能は国や居住地域によって利用可否が異なり、日本アカウントでは利用できないものもあります。利用前に対応状況を必ず確認しておきましょう。
Revolutはマレーシア国内でも利用可能ですが、いくつかの制限があります。
まず、日本を含む海外で既にRevolutアカウントを開設しているユーザーであれば、マレーシア滞在中でもカード決済やATM引き出しを問題なく利用可能です。特に日本アカウントを持っている方は、旅行や出張の際にも便利に使えるでしょう。
一方、マレーシアの住所で新規アカウントを開設することはできません。そのため、マレーシア在住者が新たにRevolutへ登録することは、2025年9月現在不可能です。¹
さらに、マレーシアリンギット(MYR)を残高として保有することも非対応。対応通貨の詳細は公式ヘルプページで確認できます。²

Revolutのデビットカードがあれば、マレーシア現地のATMからリンギットを引き出せます。引き出し時に自動で両替されるため、JPYやUSDなどを事前にMYRへ替える必要はありません。³
Revolutではプランごとに毎月のATM無料枠が設定されており、超過分には手数料が発生します。さらに、ATM運営機関による手数料(10〜20MYR程度)が別途かかる場合もあります。⁴
Revolutデビットカードによる店舗・オンライン決済は、マレーシア国内のVISA対応店舗で利用可能です。¹ ⁵
こちらもATM同様、円などの残高を事前にMYRへ両替する必要はなく、支払い時に自動で両替されます。支払い通貨を聞かれた場合は、必ず「現地通貨(リンギット)」を選びましょう(詳しくは後述)。
Revolutアプリを使えば、マレーシア滞在中でも取引履歴の確認やカードの凍結・解除などが簡単に行えます。 ただし、登録済みの電話番号やメールが受信可能な状態になっていることを確認してください。

2025年9月現在、マレーシアでは以下の機能が利用できません。
Revolutでは30種類以上の通貨を保有できますが、マレーシアリンギットは非対応通貨です。MYRの口座開設や残高の入金・保持はできません。²
日本からマレーシア、またはその逆方向の送金では、MYR建ての送金は不可です。日本円などをリンギットへ両替して送るか、リンギットを他通貨へ両替して送金する必要があります。⁶
また、マレーシア国外からMYRを送金することも規制されています。
Revolutを使う際に理解しておきたいのが、為替レートの仕組みとプランごとの手数料です。
Revolutには無料から有料まで3つのプラン(※)があり、月ごとの無料両替枠が設定されています。この枠内なら追加手数料なしで両替できますが、超過分にはコストが発生します。また、週末(為替市場が休みの時間帯)には追加手数料がかかる点にも注意が必要です。
さらに、ATMの無料引き出し枠もプランによって異なるため、自分の利用頻度に合ったプランを選びましょう。⁷⁸
※Revolut日本の場合。| プラン | スタンダード | プレミアム | メタル |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 980円 | 1,980円 |
| 両替の無料枠 / 月 | 30万円 | 制限なし | 制限なし |
| 超過時の両替手数料 | 0.5% | - | - |
| 週末の両替に対する追加手数料 | 1% | 無料 | 無料 |
| ATM引き出しの無料枠 / 月 | 2万5千円 | 5万円 | 10万円 |
| 超過時のATM手数料 | 2% | 2% | 2% |
海外でATMを使う時や、カードを使って決済する時に、決済通貨を「現地通貨かカードの通貨(日本円など)」のどちらにするか聞かれることがあります。
この際には常に現地通貨(マレーシアの場合はリンギット)を選択するのがおすすめです。
日本円を選択すると、Dynamic Currency Conversionと言う仕組みによって、店舗が独自に設定した為替レートでその場で両替が行われます。その際、店舗は手数料を上乗せした不利なレートを採用していることが多く、余分なコストがかかります。
現地通貨を選択すると、両替は上述したRevolutのレートで両替されます。特に平日、Revolutのお得なレートで両替したい場合は、この点に注意が必要です。

Revolutに似た国際的なマネーアプリとして、Wise(ワイズ)が挙げられます。どちらも多通貨口座やデビットカード決済などの機能を利用できますが、マレーシアでの利用にあたってはいくつか違いがあります。
| 項目 | Revolut | Wise |
|---|---|---|
| マレーシアでの新規開設 | 不可(マレーシア住所では登録できない) | 可能(マレーシア住所でアカウント開設可) |
| MYR残高の保有 | 不可(MYRを保持できない) | 可能(保持・送金・両替が可能) |
| MYRでの利用 | 他国発行アカウントなら決済・ATM利用可(自動両替) | MYR残高を直接利用可能 |
| 為替レート | プランや利用額・時間帯で変動。最大1.5% | 常にミッドマーケットレート。手数料0.35%〜 |
| ATM手数料 | 月ごと無料枠あり。超過分は2%+現地手数料 | 月2回・3万円まで無料。超過分は1.75%+現地手数料 |
| プラン | 無料〜有料(Standard, Premium, Metal) | プランなし。全機能を一律で利用可 |
| 追加機能 | 海外旅行保険、株式・仮想通貨取引、貴金属投資、空港ラウンジ利用など | 特典なし(送金・決済に特化) |
Wiseはマレーシア居住者が現地住所でアカウントを開設でき、MYR残高の保持・送金・両替が可能です。給与の受け取りや国内送金もスムーズに行えます。
一方Revolutはマレーシア住所での新規開設に対応しておらず、MYR残高を保持することもできません。ただし他国で開設済みのアカウントがあれば、決済やATM引き出しで自動的に両替して利用できます。
Revolutはプランや利用額・時間帯によって為替手数料が変動し、最大1.5%かかる場合があります。Wiseは常にミッドマーケットレートを採用し、両替手数料は0.35%〜。すべて事前に確認でき、隠れたコストはありません。
Revolutは無料から有料まで複数のプランがあり、海外旅行保険や投資機能(株式・仮想通貨・貴金属)、空港ラウンジ利用など多彩な特典が付きます。Wiseは有料プランはなく、送金・決済に特化したシンプルな仕組みです。
海外から日本のRevolutにログインすると、メールやSMS認証が届かない場合があります。
まずは迷惑メールフォルダを確認し、アドレスが正しいかをチェック。SMSが届かないときは、国番号の入力ミスやキャリアの海外SMS受信制限が原因のこともあります。受信設定を確認し、必要なら携帯会社に問い合わせましょう。
改善策として、Wi-Fiからモバイルデータへ切り替える、数分待って再送信を試す、アプリやスマホOSを最新にするなどが有効です。
解決しない場合は、Revolut公式サポートに連絡しましょう。アプリ内チャットにアクセスできない場合は、support@revolut.com へメールで問い合わせも可能です。⁹

Wise(ワイズ、旧Wise)は、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)+低額で明確な手数料で国際送金や外貨決済ができるフィンテックサービスです。世界で1,200万人以上に利用され、日本でも第一種および第二種資金移動業者として登録されています。
【Wiseアカウントの特徴】
従来の国際送金(SWIFT)は、中継銀行をいくつも経由するため時間とコストがかかるのが一般的です。
Wiseはこの仕組みを使わず、各国に保有する自社口座を経由して国内送金として処理します。


そのため、国境を越えたお金の移動が発生せず、従来よりも速くて安い送金が可能になります。
また、Wiseでは常にミッドマーケットレートを使った送金を行っています。為替レートに隠れた為替コストが上乗せされることはありません。透明性の高い手数料で、安く便利に送金できるのは嬉しいですね。
2025年9月現在、マレーシアではRevolutアカウントを新規に開設することはできません。ただし、日本など他国で作成したアカウントを持っていれば、マレーシア滞在中でもカード決済やATM引き出しなどのサービスを問題なく利用できます。
ただし注意点として、RevolutではMYRを残高として保有したり、MYR建てで送金することはできません。また、為替手数料や両替タイミングには気をつける必要があります。
もしマレーシアに居住していてマルチカレンシー口座を開きたいなら、Wiseなどの代替サービスもおすすめです。WiseならMYR口座情報を取得でき、給与の受け取りや現地通貨の保有も可能です。
マレーシアでお得にお金を管理・決済したいなら、Wiseの利用も検討してみましょう。

※本記事の情報は2025年10月17日日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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