ネット銀行の法人口座メリットを徹底解説|おすすめ銀行比較と注意点
ネット銀行の法人口座について、最新のメリット・デメリットや注意点を解説。開設しやすさや手数料を比較し、海外取引に強いWise法人アカウントも紹介します。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)では、個人事業主でも屋号付きの法人口座を開設することができます。しかし、初めて法人口座を開設する場合、必要書類や審査の内容、かかる期間など気になることも多いかと思います。¹
この記事では、PayPay銀行で法人口座を開設する方法や必要書類などを解説。さらに、海外とのやり取りが多いビジネスにおすすめなWise(ワイズ)の法人アカウントについても紹介します!
| 目次🔖 |
|---|
数多くの銀行が法人口座のサービスを提供している中で、PayPay銀行を選ぶ理由はどこにあるのでしょうか?PayPay銀行の法人口座を利用するメリットをまとめました。²
PayPay銀行の法人口座に関する手数料は以下の通りです。⁴
| サービス内容 | 手数料 |
|---|---|
| 新規口座開設⁵ | 無料 |
| 口座維持手数料⁵ | 無料 |
| 振込手数料⁶ | PayPay銀行あて: 【ネットバンキング】55円 【本店窓口】3万円未満660円、3万円以上1,100円 |
| 他行あて: 【ネットバンキング】160円 【本店窓口】3万円未満1,320円、3万円以上1,760円 | |
| 提携ATM入出金手数料⁷ | 毎月1回目:無料 |
| 毎月2回目から:3万円未満165〜330円、3万円以上:無料 | |
| 提携ATM振込手数料⁷ (三井住友銀行のATMのみ) | 出金手数料165円+三井住友銀行の振込手数料 |
| WEB総振サービス⁸ | 月額1,100円 |
| BA-PLUS(口座管理サービス)⁹ | 無料 |
| 自動振込サービス¹⁰ | 無料 |
| 海外送金¹¹ | Payforexが定める手数料 |

海外との取引が多く、日本円以外の通貨を扱うことが多いビジネスにとって、日本の銀行の法人口座は不便なことが多いです。
例えば、海外送金の手続きが煩雑で、手数料が高額になる傾向があります。また、複数の通貨を保有する場合も対応が限られていたり、手数料が高く操作が不便だったりすることも。
Wiseマルチカレンシー口座は、こうした課題に対応するために、海外で事業を展開する企業向けに設計されています。Wiseなら、海外送金や複数通貨の保有・決済をミッドマーケットレート(為替手数料なしの純粋な為替レート)と、透明性の高い手数料で行えます。
送金額が大きいほど、為替手数料は企業にとって大きなコストになります。Wiseは、市場レートに基づく為替レートを採用しているため、特に高額送金を頻繁に行う企業にとってとてもお得です。Wiseでどれだけコストを削減できるか確認してみてください。
PayPay銀行の法人口座は、オンラインで簡単に口座開設の申し込みができます。必要書類はアップロードするか郵送でも提出可能です。また、スマートフォンですべての手続が完了する場合もあります。
スムーズに口座開設の手続きを行うには、必要な書類をしっかり揃えておくことが重要です。口座の開設までには最短3日~10日程度かかります。個人事業主の口座は、最短で当日中に開設できることもあるようです。¹² ¹³ ¹⁴ ¹⁵
| 必要なもの | 詳細 |
|---|---|
| 口座開設申込書 |
|
| 取引担当者の本人確認書類 | 自宅住所が確認できる以下のいずれか1点
|
| 会社実態の確認資料 | 法人名が記載された以下のいずれか1点
|
| 業務内容が確認できるホームページ(ある場合)¹⁶ | 具体的な業務内容と現在も事業が運営されていることが確認できるホームページ
|
| 法人の印鑑証明書 | 取引担当者と代表者が異なる場合 |
| 必要なもの | 詳細 |
|---|---|
| 本人確認書類 | 現住所が記載された以下のいずれか1点
|
| 事業実態確認資料 | 以下のいずれか1点
|
以上が、PayPay銀行の法人口座を開設する際に必要となる書類です。ただし、事業内容が特定の業種に該当する場合など、PayPay銀行が必要と判断した場合には、追加で特別な許可証や資格証明書が必要になることもあります。
PayPay銀行では、オンラインで簡単に法人口座開設の申し込みができます。必要書類はスマホなどからアップロードするか、郵送で提出します(事業の形態や創業からの期間などによって利用できる方法は異なります)。¹² ¹³
個人事業主の口座開設は条件(※)が合えばスマートフォンで手続きが完結します。
口座名義は「屋号+氏名」となり、屋号は自由に設定できます。ただし個人名やペンネームなどを屋号にすることや、「屋号なし」などにすることはできません。屋号に使えるものは店名、事務所名、業種、職業などとなります。
※日本国籍かつ運転免許証またはマイナンバーカードを持っている場合。それ以外は郵送での書類提出となります。
PayPay銀行で法人口座の開設にかかる目安期間は、法人・団体は最短3日~10日程度、個人事業主は最短当日~7日程度となっています。
ただし、内容によっては電話確認や追加の書類提出が必要になることがあり、この日数よりも審査などに時間がかかる場合があります。また、書類に不備があると口座開設手続きが遅れる原因となります。¹² ¹³
PayPay銀行では、法人口座の開設申込後、PayPay銀行による審査が行われます。この審査は、提出された書類に不備がないか、提供された情報が正しいものであるか、事業内容が正当なものであるかなど確認が行われます。
PayPay銀行の審査はメガバンクなどと比べると比較的ゆるいと言われることもありますが、しっかりした情報を提供していないと審査落ちになってしまうことも。
PayPay銀行の法人口座開設で審査落ちとなってしまった場合、次のような原因が考えられます。
PayPay銀行の法人口座・個人事業主口座に関して気になることがある場合は、PayPay銀行のお問い合わせフォームから問い合わせることができます。
問い合わせの前に、PayPay銀行のお客さまサポートから手続き方法の詳細やよくある質問を確認することがおすすめです。¹⁸
問い合わせ内容や時間帯によってはチャットや電話での問い合わせも可能なので、PayPay銀行の問い合わせページから確認してみましょう。また、事前に予約すれば、窓口に来店してサポートを受けることもできます。¹⁹

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の法人口座について、開設方法や必要書類、審査などについて詳しく解説しました。
PayPay銀行では、個人事業主でも屋号付きの法人口座を開設でき、手続きがオンラインで手軽にできるのが魅力。審査に落ちないために、必要な書類しっかりと集めて、不備のない情報を提供しましょう。
振込手数料が安いPayPay銀行の法人口座ですが、海外との取引が多いビジネスには不向きかもしれません。外貨を保有したい、海外送金などの機会が多い法人や個人事業主は、Wiseの法人アカウントも検討してみましょう。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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