法人口座おすすめ19選|ネット銀行・メガバンクの手数料・審査を徹底比較【2025年最新】

Yumiko Kijima

起業や事業開始の第一歩は、信頼の証にもなる法人口座の開設です。

ただし、銀行ごとに手数料や審査基準が異なり、どこを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。

この記事では、主要なネット銀行・メガバンクの法人口座を比較し、維持費や開設のしやすさを解説します。

また、海外取引の多い企業向けに、一般の銀行より最大7倍お得に海外送金ができるWise(ワイズ)についても紹介します。

目次 🔖

※本記事の情報は2025年10月19日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。

まず結論から!用途別おすすめ法人口座

コスト最重視/とにかく安く→住信SBIネット銀行¹⁺²

  • ひと言:他行振込 ¥145(優遇 ¥130)で業界最安級。IB月額 ¥0。
  • 向いてる:小規模〜スタートアップ、送金回数が多い法人
  • 注意:原則オンライン手続き。対面相談はなし

最短で開設/すぐ使いたい→住信SBIネット銀行¹⁺²

  • ひと言翌営業日から利用可、他行振込 ¥145(優遇 ¥130)、IB月額 ¥0
  • 向いてる:急ぎの開設、オンライン完結派
  • 注意:原則オンライン。対面相談は想定せず

信用力重視/全国対応の大手→三井住友銀行「Trunk」⁹

  • ひと言:メガバンクの信用×翌営業日開設、他行振込 ¥145、IB月額 ¥0
  • 向いてる:取引先の与信を気にする中堅〜大企業、対外的信用が要る法人
  • 注意:ネット銀より審査はやや厳しめ

楽天経済圏との連携/個人事業主にも→楽天銀行⁵⁺⁶

  • ひと言:他行振込 ¥150(〜3万)/¥229(3万超)、IB月額 ¥0
  • 向いてる:IT/Eコマース、楽天の周辺サービスを使う法人・個人事業主
  • 注意:必要書類がやや多め。信用度はメガバンクに劣後

海外取引が多い/色々な通貨の管理→銀行+Wise(ワイズ)法人アカウントを併用

  • ひと言:実勢レート+低手数料で海外送金・外貨受取の総コストを最小化
  • 向いてる:月1回以上の海外送金/外貨入金がある法人
  • 注意:国内は銀行、国際はWiseと役割分担で運用が最適
関連ページ 💡 法人口座複数開設のメリットとデメリット|最適な口座選びと使い分け術

主要指標で比較(2025年最新版・19銀行)

銀行名他行振込手数料(〜3万円)IB月額手数料開設スピード必要書類海外送金/外貨
住信SBIネット銀行¥145(優遇¥130)¥0翌営業日
PayPay銀行¥145¥0最短即日△(提携)
楽天銀行¥150/¥229¥0約1週間
三井住友銀行(Trunk)¥145¥0翌営業日
みずほ銀行¥490/¥660¥5,500〜翌営業日可
三菱UFJ銀行¥484/¥660¥1,760約1〜2週
りそな銀行¥605¥3,300〜7,700約1〜2週
埼玉りそな銀行¥605¥3,300〜7,700約1〜2週
関西みらい銀行¥605¥3,300〜7,700約1〜2週
横浜銀行¥385/¥550¥0〜2,200約1〜2週
千葉銀行¥165/¥330¥0約1〜2週
福岡銀行¥330/¥550¥1,430約1〜2週
西日本シティ銀行¥330/¥550¥0〜3,630約1〜2週
池田泉州銀行¥330/¥550¥0〜3,630約1〜2週
あおぞら銀行¥110¥1,100〜3,300約1〜2週
きらぼし銀行¥385/¥550¥0〜5,500約1〜2週
ゆうちょ銀行¥165¥1,100〜2,200約2週
イオン銀行¥220/¥440¥2,200約1〜2週
SBI新生銀行¥220/¥330¥1,100〜3,300約1〜2週

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

※IBとはインターネットバンキングのこと。

海外送金・多通貨管理ならWise法人アカウント

海外送金・多通貨管理ならWise法人アカウント

海外取引や外貨決済の多い企業には、Wise(ワイズ)法人アカウントが最適です。1つのアカウントで米ドル・ユーロ・ポンドなど保有・管理したり、海外送金、また受け取りでき、銀行口座と併用することで国際取引コストを大幅に削減できます。

【Wise法人アカウントの特徴】

  • グローバルな法人アカウント:個人アカウントの機能に加え、給与や請求書管理などグローバルなビジネスに便利な機能を搭載したアカウントです。
  • 無料でアカウント開設:アカウントは無料で開設でき、月額料金や維持費もかかりません(※)。
  • 低コストな海外送金:お得な為替レートと手数料で、一括で最大1000件まで送金することができます。
  • 8種類以上の現地口座情報:アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールを含む8ヶ国以上の現地口座情報が取得可能。これにより、滞在国内での送金もよりお得に。
  • 経費用のデビットカード:メンバーごとにカードを発行して経費の支払いに利用することができます。
  • チームメンバーの管理:各従業員のアクセス管理が可能です。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いする場合があります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:Wiseは第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、法人でも安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。
※現地口座情報を含むアカウントのアップグレードには3000円の手数料 (1回限り)がかかります。

Wiseを使って海外とのやり取りをもっと簡単・透明にしましょう。

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法人口座の選び方|比較のポイント

法人口座を選ぶ際は、①維持費・手数料②銀行タイプ③審査・開設条件の3点を比較しましょう。

維持費・手数料:国内送金やネットバンキングには手数料・維持費が発生します。金額は銀行により異なるため、送金頻度や口座維持コストを比較して選びましょう。
銀行タイプの違い:銀行にはメガバンク・地銀・ネット銀行・信用金庫などがあり、手数料や開設スピード、信用力が異なります。自社のニーズに合うタイプを選ぶのがポイントです。

項目ネット銀行メガバンク地銀・信金
手数料安い高め高め
開設スピード速い遅い遅い
対応範囲広い広い地域限定
融資受けやすい厳しいやや厳しい
信用力高め最も高い高い

金融機関によってコストや融資条件が異なります。迷った場合は、まず銀行タイプを決めてから最適な口座を選ぶとよいでしょう。

審査・開設条件開設スピードや審査の厳しさも銀行ごとに違います。住信SBIネット銀行は最短翌営業日、楽天銀行は約2週間が目安。一般的にメガバンクは審査が厳しく、ネット銀行は柔軟です。事前に条件を確認しておきましょう。


おすすめ19法人口座の手数料・特徴を徹底解説!

おすすめ19法人口座の手数料・特徴を徹底解説!

法人口座にはネット銀行・メガバンク・地銀などがあり、目的に合わせて選ぶことが大切です。

① ネット銀行|低コスト・スピーディーに開設したい法人向け

ネット銀行はオンライン完結で手数料が安く、開設も早いのが特徴。

代表例:住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行、イオン銀行、SBI新生銀行など。

住信SBIネット銀行|手続きが簡単でスピーディー

本人確認書類のみで申し込み可能、最短翌営業日から利用できます。

  • メリット:必要書類が少なくスムーズ、ネットバンキング無料、他行振込145円(優遇130円)
  • デメリット:窓口なし、信用度はやや低め
  • おすすめ:早く・簡単に開設したい法人
項目内容
ネットバンキング手数料無料¹
他行振込手数料145円/件(優遇130円)²
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★☆☆☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)|安心感のある老舗ネットバンク

ネット銀行の先駆けとして実績があり、安定性が強み。最短即日開設、融資も24時間受付。

  • メリット:老舗ならではの安心感、融資を365日受付
  • デメリット:海外送金は提携経由のみ、海外取引には不向き
  • おすすめ:国内取引中心の法人
項目内容
ネットバンキング手数料無料³
他行振込手数料145円/件⁴
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★☆☆☆☆
海外送金・外貨対応対応(提携サービス)

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

楽天銀行|楽天系サービスと連携できるネット銀行

楽天グループのネットバンクで、楽天カード・証券との連携が強み。個人事業主も開設可能。

  • メリット:楽天系サービスを一元管理、個人事業主も利用可
  • デメリット:信用度やや低め、必要書類が多い
  • おすすめ:楽天サービスを利用中の法人・個人事業主
項目内容
ネットバンキング手数料無料⁵
他行振込手数料3万円未満150円/3万円以上229円⁶
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★☆☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

ソニー銀行|法人口座の開設は不可

ソニー銀行では法人口座を開設できません。法人・個人事業主の方は、他のネット銀行を比較して選びましょう。

イオン銀行|イオングループのネット銀行

大手流通グループ「イオン」が運営。イオングループのサービスをまとめて管理したい法人・個人事業主に最適。

  • メリット:個人事業主も開設可能、イオンカードなどと連携できる
  • デメリット:原則対面開設、融資に時間がかかる、信頼度はやや低め
  • おすすめ:イオングループを利用中・融資を急がない法人
項目内容
ネットバンキング手数料月額2,200円⁷
他行振込手数料5万円未満220円/5万円以上440円⁷
Pay-easy対応対応(個人のみ)
口座振替利用可
開設難易度★★☆☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

新生銀行(SBI新生銀行)|資金調達に強いハイブリッド型銀行

銀行とノンバンクの機能を併せ持ち、法人向け融資サービスが充実。東京・福岡などに実店舗あり。

  • メリット:融資メニューが豊富、事業再生・承継などの相談が可能
  • デメリット:来店手続きが必要、開設まで時間がかかる
  • おすすめ:資金調達や事業相談を重視する法人
項目内容⁸
ネットバンキング手数料照会専用1,100円/振込振替2,200円/フル3,300円
他行振込手数料3万円未満220円/3万円以上330円
Pay-easy対応なし
口座振替利用可
開設難易度★★☆☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

②メガバンク|全国対応・信頼を重視する法人向け

全国に支店を持つ大規模銀行。代表例は三井住友銀行(SMBC)、みずほ銀行、三菱UFJ銀行。

信用力・対面サポート・融資面に強い一方、開設ハードルは高め。

三井住友銀行(Trunk)|信頼性と手軽さを両立

オンラインで開設できる「Trunk法人口座」は、支店が近くになくても利用可能。最短翌営業日で開設できます。

  • メリット:全国対応、最短翌営業日開設、高い信用力
  • デメリット:オンライン手続き必須、審査はやや厳しめ
  • おすすめ:信頼性重視・初めてメガバンクを利用する法人
項目内容⁹
ネットバンキング手数料無料
他行振込手数料145円/件
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

みずほ銀行|創業支援・優遇プランがあるメガバンク

全国に支店を持ち、創業期向け優遇プランがある信頼度の高い銀行。対面相談を重視する法人に最適。

  • メリット:最短翌営業日開設、高い信用力、創業支援・手数料優遇あり
  • デメリット:原則ウェブ面談が必要、審査はやや厳しめ
  • おすすめ:創業期・信頼性重視の法人
項目内容¹º⁺¹¹
ネットバンキング手数料ベーシック5,500円/スタンダード22,000円
他行振込手数料3万円未満490円/3万円以上660円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★★★
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

三菱UFJ銀行|信頼度トップクラスのメガバンク

全国展開の三大メガバンクのひとつで、最高水準の知名度と信用度を誇る。関連カードやサービスとの連携も可能。

  • メリット:信頼度が高い、MUFGカード等と連携可、業界レポート配信あり
  • デメリット:審査が厳しい、地方支店が少ない
  • おすすめ:信用・ブランド力を重視する法人
項目内容¹²
ネットバンキング手数料月額1,760円
他行振込手数料3万円未満484円/3万円以上660円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★★★
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

③ 地方銀行・信用金庫|地域密着で柔軟なサポートを受けたい法人向け

地銀や信用金庫は地域企業への融資や経営支援に強く、地元取引の多い法人に最適です。

りそな銀行|関東・関西に強い大手都市銀行

メガバンクに次ぐ規模と信用力を持ち、関東・関西エリア中心に展開。

  • メリット:高い信用度、関東・関西に強み
  • デメリット:設立間もない法人は開設が難しい、振込手数料が高め
  • おすすめ:関東・関西拠点で信用重視の法人
項目内容¹³
ネットバンキング手数料7,700円/Mini 3,300円
他行振込手数料605円/件
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★★☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

埼玉りそな銀行

りそなグループの一行で、埼玉県および近隣エリアに特化。

  • メリット:地域密着で相談しやすい、高い信用度
  • デメリット:エリア外では不向き、手数料やや高め
  • おすすめ:埼玉・近郊エリアに拠点を持つ法人
項目内容¹⁴
ネットバンキング手数料7,700円/Mini 3,300円
他行振込手数料605円/件
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★★☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

関西みらい銀行

りそなグループ傘下で、関西の企業支援に強み。地銀の柔軟性と都市銀行の安定性を併せ持つ。

  • メリット:高い信用度、大阪・兵庫・滋賀で利便性が高い
  • デメリット:関西圏外では利用しにくい、手数料がやや高い
  • おすすめ:関西拠点で柔軟かつ信頼ある取引を求める法人
項目内容¹⁵
ネットバンキング手数料月3,300円〜7,700円
他行振込手数料605円/件
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★★☆
海外送金・外貨対応対応

横浜銀行

横浜市に本店を置く大手地方銀行。資金調達・創業支援・相続相談に対応。

  • メリット:地元法人に利便性が高い、高い信用度
  • デメリット:エリア外では不向き、「ゼロ手数料」対象外
  • おすすめ:横浜・神奈川拠点の法人、事業承継や融資相談をしたい法人
項目内容¹⁶⁺¹⁷
ネットバンキング手数料無料〜2,200円
他行振込手数料3万円未満385円/3万円以上550円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

千葉銀行

千葉県および近隣地域に強く、地域企業のパートナーとして定評あり。

  • メリット:地域密着で相談しやすい、高い信用度
  • デメリット:千葉県外では拠点が少ない
  • おすすめ:千葉・近郊で事業を行う法人、事業承継相談をしたい法人
項目内容¹⁸
ネットバンキング手数料無料
他行振込手数料3万円未満165円/3万円以上330円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

福岡銀行

地域企業への融資・支援に強く、地元法人からの信頼が厚い。

  • メリット:サポートが充実、信用度が高い
  • デメリット:エリア外では利用しにくい
  • おすすめ:福岡・近隣で事業を行う法人
項目内容¹⁹
ネットバンキング手数料1,430円/月
他行振込手数料3万円未満330円/3万円以上550円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

西日本シティ銀行

福岡を中心に広く展開し、個人事業主の法人口座開設にも対応。

  • メリット:西日本で利便性が高い、個人事業主も開設可能
  • デメリット:来店手続きが必要、エリア外では不便
  • おすすめ:福岡・西日本エリアの法人・個人事業主
項目内容²⁰
ネットバンキング手数料無料〜3,630円
他行振込手数料3万円未満330円/3万円以上550円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

池田泉州銀行

大阪を中心に創業支援や資金調達に強い銀行。

  • メリット:大阪法人に利便性が高い、経営支援が充実
  • デメリット:関西圏以外では不便、知名度はやや低め
  • おすすめ:大阪・近郊で創業支援や融資を受けたい法人
項目内容²¹⁺²²
ネットバンキング手数料無料〜3,630円
他行振込手数料3万円未満330円/3万円以上550円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

④その他・独立系銀行|独自の強みや全国展開対応

地銀・メガバンク以外にも、特色ある独立系銀行があります。

あおぞら銀行

大和証券グループと提携し、M&Aや資金運用支援を展開。

  • メリット:M&A・融資・運用に強い
  • デメリット:手数料がやや高め
  • おすすめ:柔軟な資金調達や運用相談をしたい法人
項目内容²³
ネットバンキング手数料1,100〜3,300円/月
他行振込手数料110円/件
Pay-easy対応なし
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

きらぼし銀行

東京都本店。自治体連携の創業支援や資金調達を実施。

  • メリット:都・神奈川と連携、福利厚生サポートあり
  • デメリット:首都圏外では利用しにくい
  • おすすめ:都内・近郊で創業や事業拡大を目指す法人
項目内容²⁴
ネットバンキング手数料無料〜5,500円
他行振込手数料3万円未満385円/3万円以上550円
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

ゆうちょ銀行

全国の郵便局で利用可能な利便性が魅力。サブ口座にも最適。

  • メリット:全国対応、郵便サービスと併用可
  • デメリット:書類が多く、限度額制限あり
  • おすすめ:全国展開・地方企業のサブ口座に最適
項目内容²⁵
ネットバンキング手数料契約5,500円〜/月1,100〜2,200円
他行振込手数料165円/件
Pay-easy対応あり
口座振替利用可
開設難易度★★★☆☆
海外送金・外貨対応対応

(※2025年10月19日時点の情報を参照)

法人口座の開設に必要な書類・流れ

法人口座開設には、主に次の書類が必要です。

  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 本人確認書類
  • 事業内容・会社概要資料

必要書類は銀行によって異なります。たとえば、住信SBIネット銀行は運転免許証のみで開設可能です。

開設の流れは以下の通りです。

  1. 銀行に申し込み
  2. 審査
  3. 開設完了

銀行によっては、オンライン申し込み後に書類提出や面談が必要な場合もあります。詳細は各銀行の公式サイトで確認しましょう。

関連ページ 💡 法人口座開設ガイド【完全版】必要書類・審査基準・おすすめの銀行

法人口座の審査で落ちないコツ

審査を通過するための3つのポイント:

  • 記載・書類ミスを防ぐ
  • 事業内容を明確に説明する
  • 自社規模に合った銀行を選ぶ

基本的な不備をなくし、自社に合う銀行を選ぶことが重要です。一般的に、メガバンクは審査が最も厳しく、次いで地銀・都市銀行、ネット銀行が比較的通りやすい傾向があります。

関連ページ 💡 法人口座開設を断られる理由と審査を通過するための対策

法人口座選びよくある質問・注意点

バーチャルオフィス住所でも開設できる?

一部のネット銀行では可能。柔軟に対応してくれるため、バーチャルオフィス利用者にはネット銀行がおすすめです。

外国人代表者は開設できる?

銀行によって条件や柔軟さが異なりますが、多くの銀行で外国人代表者も口座申請は可能です。ただし審査基準が厳しくなり、追加書類や事業実態の明確な提出を求められるケースが多くなります。日本の居住実態・在留資格なども重要な審査項目です。

審査に落ちる主な原因は?

記載ミス、事業内容の不明確さ、資本金・実績不足、信用情報の問題など。ネット銀行は新設法人やバーチャルオフィスにも比較的寛容ですが、メガバンクや地銀では審査が厳しい傾向があります。

維持費・年会費はかかる?

銀行によって異なり、他行送金を月20回行う場合で月3,000〜15,000円が目安。海外送金コストが高い場合は、Wise(ワイズ)法人アカウントなど低手数料サービスの利用を検討しましょう。

関連ページ 💡 法人口座の審査に落ちた?審査がゆるい銀行の選び方と対策ガイド

まとめ|自社に合う法人口座を選ぶポイント

法人口座は、銀行ごとに手数料・維持費・サポートが異なります。法人の規模や事業内容、設立年数に合った銀行を選ぶことが大切です。

メガバンクは信頼性が高い一方で審査が厳しく、ネット銀行は開設しやすく低コストです。

海外取引が多い場合は、銀行口座だけでなくWise(ワイズ)法人アカウントを併用することで、海外や外貨に関する手数料を抑えられます。

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併せてチェック ✅ Wise法人アカウントの開設方法と必要書類・手数料を徹底解説

※本記事の情報は2025年10月19日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
  2. 手数料・金利 | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
  3. PayPay銀行の法人口座
  4. 振り込み - PayPay銀行(ビジネス)
  5. 楽天銀行 法人ビジネス口座7つのメリット
  6. 金利・手数料 | 法人のお客さま | 楽天銀行
  7. お申込み方法とご利用手数料 |イオン銀行ビジネスネットサービス|法人のお客さま
  8. SBI新生コーポレートネットサービスにかかる手数料について
  9. Web21 BUSINESS:三井住友銀行
  10. 法人口座開設(法人のお客さま) | みずほ銀行
  11. みずほe-ビジネスサイト ご利用料金
  12. ご利用料金 | 三菱UFJ銀行
  13. ご利用手数料について|りそなビジネスダイレクト
  14. りそなビジネスダイレクトとは
  15. ご利用手数料|関西みらい銀行
  16. 利用手数料|サービスのご案内|〈はまぎん〉ビジネスサポートダイレクト|横浜銀行
  17. EBによる振込手数料・外国為替手数料|EBサービス|横浜銀行
  18. インターネットバンキング(マイアクセス)手数料|千葉銀行
  19. ご利用手数料 | 福岡銀行
  20. 手数料一覧 | NCBビジネスダイレクト | 法人・個人事業主のお客さま | 西日本シティ銀行
  21. EB手数料
  22. 金利・手数料のご案内 手数料のご案内|池田泉州銀行
  23. サービスのご紹介 | あおぞら銀行
  24. 手数料 |きらぼしビジネスネット
  25. 料金(ゆうちょBizダイレクト)

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Hikaru Osaka
2025年5月30日 12分で読めます

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