DCC決済とは?海外で利用するメリットと注意点、かかる手数料
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
インド旅行、楽しみだけど「お金の管理はどうしよう…」と不安に感じていませんか?現金払いが意外と多いインドでは、ATMの利用が必須ですが、手数料はなるべく抑えたいもの。
本記事では、Wise(ワイズ)カードを使ってATMで現金を引き出す手順、手数料を節約するコツ、一般的なクレジットカードとの比較まで網羅的に解説しています。
少しでも気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!
| 目次 🔖 |
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Wiseデビットカードはインド旅行の中で問題なく利用できます。
Wiseカードを使えば、インドルピー(INR)での支払いを、銀行や両替所よりもお得な実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で行えます。(この点、多くの銀行では手数料が上乗せされた為替レートを採用しています。)
しかし、いまだに屋台などのローカル店では現金決済の文化が根付いているため、現金はある程度必要です。この点においても、Wiseデビットカードが役立ちます。
Wiseデビットカードを使えば、インドのATMから現地通貨のインドルピーを手軽に引き出せます。
多額の現金を持ち歩くのは不安ですが、Wiseカードがあれば必要な時に必要な分だけ現金を用意できるので、安全にインド旅行を楽しめます。
インドの主要都市や観光地にはATMが数多く設置されているため、現金が必要になっても、その場で引き出すことが可能です。
インドのATMで現金を引き出す手順は、日本のATMとほとんど同じです。
基本的な流れはどの銀行のATMでも同じですが、もし利用できない場合は、慌てずに別のATMで試してみてください。
【重要】お得に引き出すコツ
海外ATMで金額などを入力した後、「自国通貨(JPY)で決済しますか?」といった画面が表示されることがあります。これは「DCC(Dynamic Currency Conversion)」という仕組みで、これを選ぶとATM独自の不利なレートで両替されてしまいます。
必ず「現地通貨(インドルピー/INR)」 を選んでください。これにより、Wiseのお得なミッドマーケットレートが適用されます。
| おすすめのページ 🌸 【公式】Wiseデビットカードを使って、ATMから現金を引き出す方法 |
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Wiseカードは「Mastercard」のロゴがあるATMなら、インドのどこでも利用できます。
銀行としては、「State Bank of India(SBI)」や 「IDFC FIRST BANK」が有名です。デリーのインディラ・ガンディー国際空港の到着ロビーにはIDFCのATM(赤い看板)があり、街中ではSBIのATM(青い看板)をよく見かけます。2+3
郊外へ行くとATMが見つかりにくくなるため、空港や大型ショッピングモールなどで見かけたときに少し多めに引き出しておくと安心です。
インドでのATM利用は、他の国よりも注意が必要です。インド旅行自体、外務省の安全情報でも注意喚起されており、安全のため以下の点に必ず注意してください。1
現金引き出し後の外国人を狙った強盗が頻発しています。日中の明るい時間帯に、銀行の店内や空港、高級ホテル内など警備のいる安全な場所で利用し、夜間や人通りの少ない場所での利用は避けるようにしましょう。
路上にある独立型のATMは避け、銀行内のATMを最優先で利用してください。カード挿入口に不審な装置がないか軽く手で引っ張って確認し、暗証番号の入力時は体全体で隠すようにします。
お金が出ないのに口座から引き落とされるトラブルが報告されています。できるだけ主要銀行(SBI、ICICIなど)の新しいATMを選び、万一のトラブルに備えて必ずレシートを保管してください。
停電などでカードが飲み込まれることがあります。その場合は絶対にその場を離れず、ATM記載の緊急連絡先に電話し、Wiseアプリでカードを一時停止するなどの対応を取りましょう。
ATMだけに頼らず、Wiseカード、クレジットカード、そして日本や現地の空港で両替した現金の3つを準備し、万一に備えて別々の場所に保管しておくとより安全です。
WiseカードのATM手数料は、お得な料金体系になっています。
1か月あたり最大30,000JPYまでの現金引き出し
| 条件 | 手数料 |
|---|---|
| 毎月2回までの出金 | 無料 |
| 3 回以上の引き出し | 1回の出金あたり70円 |
1ヵ月あたり30,000JPY以上
| 条件 | 手数料 |
|---|---|
| 毎月2回までの出金 | お引き出し額の1.75% |
| 3 回以上の引き出し | 70円 + お引き出し額の1.75% |
| ATM手数料 | 為替レート | 金利 | |
|---|---|---|---|
| Wiseデビットカード | 月2回、合計3万円まで無料 | ミッドマーケットレート \ 両替手数料:0.73%〜 | なし |
| 一般的なクレジットカード | 1万円以下:110円 1万円超:220円 | 国際ブランドが定める為替レート \ ※市場レートに為替手数料が含まれている | 年率18.0%など |
上記に加えて、現地ATMの手数料が発生することがあります。これは、ATMを所有する現地の銀行が設定する手数料です。一般的に150〜300ルピー(約250〜500円) 程度。
海外ATMでの手数料を比較する際、単純な金額だけでなく「コストがいつ、どのように決まるのか」という仕組みの違いを理解することが重要です。
Wiseの場合:「使う前」に支払う総額がわかる・数少ない手数料
例えば、Wiseのアプリで「3万円を両替する」と試算すれば、その時点でかかる両替手数料が「227円」などと明確に表示されます。そのため、「レートが悪かったらどうしよう」「後から不明な請求が来ないか」といった心配がありません。
ATM手数料がWiseの無料枠内であれば、最終的な手数料がゼロのケースもあります。
※現地通貨(ルピー)を所持(両替手数料も不要) + 現地ATM会社の手数料が無料の場合
クレジットカードの場合:「使った後」に決まる請求額・多用な手数料
一方で、一般的なクレジットカードの海外キャッシングは、利用したその場では最終的な支払総額がわからないのが特徴です。その理由は、請求額が複数の要素で「後から」決まるためです。
つまり、利用者がその場でコストを正確に把握できません。加えて、手数料の種類も比較的多く、その合計金額も高くなる傾向にあります。
手数料のお得さ以外にも、Wiseカードにはインド旅行に適した以下のようなメリットがあります。
Wiseでは、アカウント内で約40通貨を管理でき、いつでも格安の両替手数料で日本円をインドルピーに両替できます。現地でのショッピングや食事も、Wiseカードで支払えばお得なレートが適用され、簡単かつスピーディーに決済が完了します。
インド現地で、現金が急に必要になった時でも安心です。Wiseはデビットカードなので、口座の残高から即時に引き落とされます。借金ではないため利息は発生せず、使いすぎる心配もありません。アプリからいつでもカードを凍結・管理できるので、セキュリティ面も安心です。
注意: インドに関しては、外国人が現金でインドルピー(INR)をインド国外に持ち出すことは許可されていないので、現金を持っている場合は、現地の法律を参照するようにしましょう。4

インド旅行では、Wise(ワイズ)カードを1枚持っていくだけで、お金の管理がぐっと楽でお得になります。
空港での割高な両替を避け、必要な時にATMからお得なレートで現金を引き出す。そして、カードが使える場所ではそのまま決済する。この使い方で、手数料を節約し、より安全で快適な旅を楽しめます。
これからインドへ行く方は、ぜひWiseカードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
「Mastercard」のロゴがあるATMで利用できます。安全に現金を引き出したい場合は、State Bank of India (SBI)やIDFC FIRST BANKの新しいATMがおすすめです。詳しくは、本記事内のWiseカードを使ってインドのATMからお金を引き出す方法をご覧ください。
Wiseの月3万円までの無料枠とは別に、インドのATMでは一度に10,000ルピー(約16,000円)が上限となっている場合が多いです。(レートは2025年7月時点のもの。)
必ずレシートを保管し、ATM記載の緊急連絡先とWiseのカスタマーサポートに連絡しましょう。ただし、現地の緊急連絡先に連絡しても、言語や文化の問題から解決が困難な場合があります。そのため、ATMの選択など、事前にできる対策を怠らないようにすることが重要です。
多くの銀行と異なり、為替レートに手数料を上乗せしない「ミッドマーケットレート(実際の為替レート)」を使用しているためです。ATM利用においては、月2回、合計30,000円まで手数料が無料になるなどの特典もあります。
具体的な金額はあなたの旅行プランによります。都市部の主要店以外では現金が必須です。特に交通機関(リキシャなど)、ローカル食堂、小さな商店では決済手段が現金のみのケースが見られます。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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