Wiseカードで香港のATMからお得に現金を引き出す方法は?クレカとの手数料比較も

Hikaru Osaka

香港旅行の計画、ワクワクしますよね!ただ、屋台や市場で必要な現金を「どうやって準備しよう?」「ATM手数料で損はしたくないな…」なんて、少し気になっていませんか?

Wise(ワイズ)カードが1枚あれば、もう手数料の心配はいりません。Wiseなら月2回・合計3万円まで香港のATM引き出し手数料が無料です。

この記事では、誰でも簡単にできるATMの操作方法から、どれだけお得になるかまでを分かりやすくご紹介します。

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目次 🔖

香港でもWise(ワイズ)カードって使えるの?

香港でもデモ使えるWise(ワイズ)カードについての画像

Wiseデビットカードは香港の旅行で問題なく利用できます。Mastercardブランドのデビットカードなので、現地のMastercardやVISAのロゴがある店舗での支払いや、ATMでの現金引き出しに対応しています。

Wiseは海外利用に特化しており、アカウント内で日本円や香港ドルを含む40以上の通貨を管理できます。事前にお得なレートで日本円を香港ドルに両替してアカウントにチャージしておけば、現地での支払いやATM利用がスムーズになり、手数料の節約にも繋がります。

Wise(ワイズ)カードを使って香港のATMからお金を引き出せる?

Wiseカードを使えば、香港のATMから現地通貨である香港ドルを簡単に引き出せます。

Wiseのマルチカレンシー口座に香港ドル残高がなくても問題ありません。口座内の日本円など、他の通貨から最も両替レートが良い通貨が自動で選ばれ、リアルタイムでの為替レート(ミッドマーケットレート)で香港ドルに両替されて引き出されます。(この点、多くの銀行では手数料が上乗せされた為替レートを採用しています。)

Wiseカードを使って香港のATMからお金を引き出す方法

以下の手順に沿って進めれば、誰でもスムーズに現金を引き出せます。

  1. ATMを探す:街中でMastercardまたはVISAのブランドマークがついたATMを見つけます。
  2. Wiseカードを挿入:WiseカードをATMに入れ、言語選択画面で「日本語」または「English」を選びます。
  3. 取引を選ぶ:「Cash Withdrawal(現金引き出し)」を選択します。
  4. カードの種類を選ぶ:「Credit card (cash advance)」または「International Card」を選択してください。
  5. 暗証番号(PIN)を入力:設定した4桁の暗証番号を入力します。
  6. 金額を指定:引き出したい香港ドル(HKD)の金額を入力します。
  7. 為替レートを選ぶ:「Continue without conversion(両替しない)」を選びます。
  8. 手数料を確認:画面に表示される手数料を確認し、「Yes」で取引を続行します。
  9. 現金を受け取る:現金、カード、レシートを受け取って完了です。

※お得に外貨(香港ドル)を引き出すには、「為替レートの選択」が特に重要です。画面に「Continue with conversion」と「Continue without conversion」の選択肢が出ますが、「Continue without conversion(両替しない)」を選ぶようにしましょう。これを選択することで、ATM運営銀行の不利な為替レートではなく、Wiseのお得なレートが適用されます。

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Wiseカードが利用できるおすすめの香港のATM

Wiseカードを使って香港のATMからお金を引き出している画像

香港では、主要な銀行のATMでWiseカードを利用できます。MastercardやVisaに対応しているATMであれば、ほとんどの場所で利用可能です。特に以下の銀行ATMは、市内の主要な場所で見つけやすくおすすめです。

  • HSBC(滙豐銀行):香港で最も普及している銀行の一つです。香港国際空港や中環(セントラル)、尖沙咀(チムサアチョイ)といった主要エリアに多数設置されています。
  • 恒生銀行(Hang Seng Bank):HSBCグループで、香港内に最も多くのATMを設置しています。ショッピングモールやMTR(地下鉄)の駅でも簡単に見つかります。
  • 中国銀行(Bank of China):空港や観光地に多く、24時間利用可能なATMが豊富です。
  • 渣打銀行(スタンダードチャータード):大手銀行の1つです。

Wiseカードの香港でのATM手数料について

WiseカードのATM手数料は、月々の利用額に応じて非常にお得な料金体系になっています。

1か月あたり最大30,000JPYまでの現金引き出し

条件手数料
毎月2回までの出金無料
3 回以上の引き出し1回の出金あたり70円

1ヵ月あたり30,000JPY以上

条件手数料
毎月2回までの出金お引き出し額の1.75%
3 回以上の引き出し70円 + お引き出し額の1.75%

Wiseの為替手数料は、銀行のようにレートに上乗せされる「隠れコスト」がありません。日本円から香港ドルへの両替には、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)が適用され、かかる手数料も非常に低く設定されています。

一般的なクレジットカード(海外キャッシング)との比較1

ここでは、一般的なクレジットカードとWiseデビットカードを使用した場合の手数料を比較します。

ATM手数料為替レート金利
Wiseデビットカード月2回、合計3万円まで無料ミッドマーケットレート \ 両替手数料:0.73%〜なし
一般的なクレジットカード1万円以下:110円

1万円超:220円

国際ブランドが定める為替レート ※市場レートに為替手数料が含まれている年率18.0%など

上記に加えて、現地ATMの手数料が発生することがあります。これは、ATMを所有する現地の銀行が設定する手数料です。

Wiseの手数料が一般的なクレジットカードと比べて安い理由は?

海外ATMでの手数料を比較する際、単純な金額だけでなく「コストがいつ、どのように決まるのか」という仕組みの違いを理解することが重要です。

Wiseの場合:「使う前」に支払う総額がわかる・数少ない手数料

例えば、Wiseのアプリで「3万円を両替する」と試算すれば、その時点でかかる両替手数料が「259円」と明確に表示されます。そのため、「レートが悪かったらどうしよう」「後から不明な請求が来ないか」といった心配がありません。

ATM手数料がWiseの無料枠内であれば、最終的な手数料がゼロのケースもあります。
※現地通貨(ペソ)を所持(両替手数料も不要) + 現地ATM会社の手数料が無料の場合

クレジットカードの場合:「使った後」に決まる請求額・多用な手数料

一方で、一般的なクレジットカードの海外キャッシングは、利用したその場では最終的な支払総額がわからないのが特徴です。その理由は、請求額が複数の要素で「後から」決まるためです。

  • 為替レートに含まれる手数料(海外事務手数料)
  • カード会社が定めるATM利用手数料
  • 返済日まで日々加算される金利
  • (現地ATM会社の手数料)

つまり、利用者がその場でコストを正確に把握できません。加えて、手数料の種類も比較的多く、その合計金額も高くなる傾向にあります。

Wiseカードを香港で活用するメリット

手数料のお得さ以外にも、Wiseカードには香港旅行に適した以下のようなメリットがあります。

  • お得なレートで両替・決済可能
  • 必要な時にいつでも現金の引き出しが可能
  • 余った香港ドルの管理も簡単
  • クレジットカードのキャッシングより安心

Wiseでは、アカウント内で約40通貨を管理でき、いつでも格安の両替手数料で日本円を香港ドルに両替できます。現地でのショッピングや食事も、Wiseカードで支払えばお得なレートが適用され、簡単かつスピーディーに決済が完了します。

香港のATMは24時間利用できる場所が多く、現金が急に必要になった時でも安心です。旅行後に余ったアカウント内に残った香港ドルも、Wiseアプリ上で簡単に日本円に戻すことが可能です。

Wiseはデビットカードなので、銀行口座の残高から即時に引き落とされます。借金ではないため利息は発生せず、使いすぎる心配もありません。アプリからいつでもカードを凍結・管理できるので、セキュリティ面も安心です。

香港でWiseを使っている画像

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まとめ

香港ではキャッシュレス決済が便利ですが、現金が必要な場面もまだまだあります。そんな時に備えて、Wise(ワイズ)デビットカードを一枚持っておくと非常に便利です。

Wiseカードなら、為替レートに手数料が上乗せされることなく、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)でお得に支払いや現金の引き出しができます。特に、月2回・合計3万円までATM手数料が無料なのは大きなメリットです。

香港旅行を計画するなら、クレジットカードが持つ旅行保険などの特典と、Wiseカードの圧倒的なコスト削減効果を組み合わせるのが最も賢い選択肢と言えます。

「メインのクレジットカード」と「現金引き出し用のWiseカード」、そして「少額の現金」、この組み合わせで、香港での滞在をより快適で、お得なものにしてください。

香港ATMとWiseカードに関するよくある質問

① WiseカードのATM引き出し限度額はいくらですか?

はい、限度額は設定されています。具体的な金額はWiseアプリ上でいつでも確認・変更が可能です。渡航前にご自身の限度額を確認・調整しておくことをお勧めします。

② 香港のATMで「現地通貨」と「日本円」どちらを選びますか?

必ず「現地通貨(香港ドル)」を選んでください。「日本円」を選ぶと、ATM独自の割高なレートが適用され損をしてしまいます。この選択だけで手数料を大幅に節約できます。

③ Wiseアカウント内で事前に香港ドルをチャージしておく必要はありますか?

いいえ、必須ではありません。日本円の残高があれば、手数料が最も安い通貨から自動で両替してくれます。もちろん、レートが良い時に事前に両替しておくことも可能です。

④ 香港のATMでWiseカードが使えない場合はどうすればいいですか?

暗証番号(PIN)の間違い、口座の残高不足、引き出し限度額の超過、ATMの一時的な不具合などが考えられます。まずは別の主要銀行のATMで試し、Wiseアプリでカードが有効か確認することをおすすめします。

⑤ Wiseカードの発行に年会費や維持費はかかりますか?

年会費や維持費は無料です。必要なのは1,200円の初回発行手数料のみで、一度発行すれば追加コストなしで利用できます。

⑥ 香港でATMを利用する際の安全対策は?

香港のATMを安全に利用するため、以下の点に注意しましょう。

  1. スキミングを警戒する:カード挿入口に不審な装置がないか確認し、暗証番号は必ず手で隠して入力しましょう。銀行や大型ショッピングモールなど、人目のある安全な場所の利用がおすすめです。
  2. カードや現金をすぐ受け取る:海外のATMはカードや現金の排出後の待機時間が短い場合があります。出てきたらすぐに抜き取りましょう。
  3. カードが飲み込まれたら即対応:万が一カードが飲み込まれた場合は、その場を離れずATM記載の緊急連絡先に電話し、同時にWiseアプリでカードを一時停止してください。
  4. 周囲の環境に注意する:利用時に背後から覗き見されていないか確認し、夜間や人気のない場所での利用は避けましょう。
  5. 決済手段は複数用意する:Wiseカードは有用ですがそれだけに頼らず、クレジットカードや少額の現金も用意しておくと万一の際に安心です。

ソース
  1. 為替レートの比較 | Wise

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Nur Afiqah MK
2025年10月24日 11分で読めます

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