個人事業主がクレジットカード審査に落ちる理由と対策|通りやすいカードの選び方

Hikaru Osaka

個人事業主がクレジットカードを申し込む際には、カード会社による審査があります。審査の結果によっては、カードを発行できない場合もあります。

本記事では、審査に通らない主な理由や対処法、再申し込み時の注意点、カード選びのポイントを解説します。

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個人事業主がクレジットカード審査に落ちる主な理由

個人事業主がクレジットカードの申し込みで審査に落ちた場合でも、カード会社から具体的な理由が開示されることは一般的ではありません。そのため、よくある理由をもとに該当する可能性を確認する必要があります。

主な理由としては、次のような点が考えられます。

  • 支払い能力に関する懸念
  • 信用情報の状況
  • 申し込み情報の誤りや不備
  • 必要書類の不備
  • 在籍確認が取れない
  • 属性に見合わないカードへの申し込み
  • 開業前の申し込み など

個人事業主の支払い能力に不安がある

クレジットカードの仕組みは後払いです。1カ月の利用分を後からまとめて支払う仕組みになっているのがクレジットカードです。

仕組みが後払いですから、個人事業主の年収や売上、資産、借入の状況によっては「使用分を払ってもらえないかもしれない」「利用分を回収できないかもしれない」とカード会社側が不安になり、審査で落とすことがあります。

支払い能力への不安はよくある審査落ちの理由です。

個人事業主の信用情報に問題がある

クレジットカードや借入などの金融サービスの契約状況や申し込み、利用履歴は信用情報機関に記録されます。クレジットカードの審査では信用情報機関に記録されている信用情報を確認するのが基本です。

個人事業主の信用情報に滞納や支払い遅延、債務整理、自己破産、多額の借入、サービスの強制解約などの記録がある(傷がある)と審査落ちの理由になることがあります。

クレジットカード申し込み時の誤記やウソ

クレジットカードの申し込みをするときに収入や売上を高く見せようとウソを書いた。借入を低く見せようとウソを書いた。このようにウソの情報でクレジットカードの申し込みをしたようなケースでは、審査落ちになる可能性が高いと言えるでしょう。

クレジットカードの申し込み内容にミスがあった場合も同様です。

年収500万円なのにうっかり50万円と書いてしまった。売上が1,000万円なのに、記入ミスで100万円と書いた。このようなケースでは、誤記やミスが理由で審査落ちする可能性があります。

クレジットカード申し込み時の必要書類

個人事業主がクレジットカードを申し込むときの必要書類を提出していない場合は、審査落ち以前に申し込みを受け付けてもらえない可能性があります。

必要書類を提出しても、その書類に誤記や記載ミス、偽造、不正などがあれば、審査落ちの理由になります。

クレジットカード申し込み時に在籍確認が取れない

クレジットカードの審査のときに「本当にこの職場、事務所に在籍しているか」電話で確認されることがあります。このプロセスを在籍確認と言います。

在籍確認は「本当に在籍していること」が確認できればいいので、本人が応じなくても特に問題ありません。たとえば個人事業主(クレカ申し込み者)の従業員が「ただ今、申し込み者(個人事業主)は席を外しています」と応じても在籍を確認できますので、特に問題ないわけです。¹

ただ、在籍確認が取れなかったときが問題になります。

在籍確認はクレジットカード会社側の判断により行われるケースと、行われないケースがあります。

在籍確認が行われたケースで、記載した仕事場所や連絡先(事務所や自宅、オフィスなど)での在籍を確認できない場合は、審査落ちの原因になる可能性が高いです。

個人事業主の人間関係やビジネス関係

クレジットカードの審査では、申込者の事業内容や取引関係などが確認される場合があります。

クレジットカードは不正利用や犯罪に悪用されるリスクがあるため、カード会社は申込者や取引内容について確認を行うことがあります。²³⁴

その結果、反社会的勢力との関係が疑われる場合や、不正利用のリスクがあると判断された場合には、審査に影響する可能性があります。

属性に見合わないクレジットカードへの申し込み

申し込み条件や自身の属性に合わないクレジットカードを選んでいる場合、審査に影響する可能性があります。

たとえば、法人のみを対象としたカードに個人事業主が申し込んだ場合や、事業実績や収入に対して高ランクのカードに申し込んだ場合などは、審査基準を満たさないと判断されることがあります。

開業前の申し込み

法人カードは、個人事業主や法人経営者など、一定の条件を満たす方を対象としています。

そのため、開業前の会社員や開業準備中の段階で申し込んだ場合、申し込み条件に該当せず、審査に影響する可能性があります。


審査に落ちたらどうする?再申し込みのタイミングと注意点

審査に落ちたらどうする?再申し込みのタイミングと注意点

クレジットカードの審査に落ちた場合、主に次のような対応が考えられます。

  • 一定期間をあけて同じカードに再申し込みする
  • 別のカードに申し込む
  • 信用情報を確認し、原因を整理する
  • 収入や事業実績などの属性を見直す

同じカードに再申し込みする場合

審査に落ちた後でも、同じカードに再申し込みすること自体に制限はありません。ただし、申し込み履歴は信用情報に一定期間(一般的に約6カ月)記録されます。

そのため、短期間で再申し込みを行うと、審査に影響する可能性があります。再申し込みを検討する場合は、一定期間あけることがひとつの目安とされています。

別のカードに申し込む

カード会社ごとに審査基準や重視するポイントは異なるため、別のカードに申し込むことで結果が変わる可能性もあります。選択肢のひとつとして検討できます。

原因を整理する

審査に落ちた理由は開示されないことが一般的ですが、よくある理由をもとに自身の状況を確認することが重要です。

たとえば、信用情報の確認や、申し込み内容の見直しなどが考えられます。信用情報は、信用情報機関から取得することができます⁵。

属性を見直す

収入や売上、借入状況などを見直し、改善できる点があれば対応することで、今後の審査に影響する可能性があります。


個人事業主でも審査に通りやすいカードの選び方

クレジットカードは原則として審査があるため、「審査なし」で発行されるものは一般的ではありません。そのため、申し込み前にカードの特徴を確認することが重要です。

審査の通りやすさを検討する際は、次のようなポイントが参考になります。

  • 個人事業主が申し込み対象に含まれているか
  • 他の対象者(例:会社員、アルバイトなど)の範囲
  • 発行会社の種類(銀行系・信販系・流通系など)
  • カードのランク(一般・ゴールド・プラチナなど)
  • 口コミや利用者の体験談

申し込み対象を確認する

まず、個人事業主が申し込み対象に含まれているかを確認します。対象に含まれているカードは、個人事業主の利用を前提としているため、条件に合致しているかを判断しやすくなります。

カードの条件や種類を確認する

カードの対象者の範囲や発行会社の種類によって、審査の基準は異なるとされています。たとえば、幅広い利用者を対象とするカードや、一般ランクのカードは、比較的申し込みやすい傾向があります。

一方で、ゴールドやプラチナなどの上位ランクのカードは、一定の条件が求められる場合があります。

口コミや情報を参考にする

審査基準は公開されていないため、口コミや体験談を参考にする方法もあります。ただし、情報の正確性には注意が必要です。

クレジットカード以外の選択肢も検討する

決済用のカードを利用したい場合は、デビットカードやプリペイドカードも選択肢となります。

  • デビットカード:利用額が即時に口座から引き落とされる
  • プリペイドカード:事前に入金した金額の範囲で利用できる

これらのカードには、与信審査を必要としないものもあります⁶⁷。クレジットカードの審査に不安がある場合は、あわせて検討することも考えられます。


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個人事業主のクレジットカード審査落ちについてよくある質問

個人事業主がクレジットカードを申し込んだときの審査落ちについてよくある質問をまとめました。

クレジットカードの審査に落ちてしまう確率は?

クレジットカードの会社や種類、ランクに関わらず、クレジットカード全体で見たときの審査落ちの確率は約3割だと言われています。⁸⁹¹⁰

クレジットカードの審査に落ちた履歴は何カ月残りますか?

クレジットカードの申し込み履歴は、信用情報として一定期間(一般的に約6カ月)記録されます。¹¹

なお、記録されるのは申し込みの事実であり、審査結果の詳細な理由が記録されるわけではありません。ただし、契約情報がない場合などから、結果を推測される可能性はあります。¹²

クレジットカードの審査に落ちてしまう特徴は?

主に以下のような点が、審査に影響する可能性があります。

  • 申し込み条件に合致していない
  • 収入や事業状況が基準に満たない
  • 申し込み内容や書類に不備がある
  • 短期間で複数のカードに申し込んでいる
  • 在籍確認が取れない
  • 借入状況などから支払い能力に懸念がある

クレジットカードを作りすぎだと審査落ちする?

複数枚のカードを保有していること自体が、直ちに審査に影響するとは限りません。

ただし、短期間に複数のカードへ申し込みを行う場合は、審査に影響する可能性があります。たとえば、1カ月に複数枚の申し込みを行うと、いわゆる「申し込みが多い状態」と見なされることがあります。¹³

複数枚のカードを検討する場合は、一定の間隔をあけて申し込むことも一つの方法とされています。


まとめ

個人事業主がクレジットカードの審査に通らない理由には、信用情報や支払い能力、申し込み内容の不備など、さまざまな要因が考えられます。

審査結果の詳細な理由は開示されないため、状況を整理しながら、カードの種類や条件を確認することが重要です。

また、決済手段としては、デビットカードやプリペイドカードといった選択肢もあります。これらのカードには、与信審査を必要としないものもあります。

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参照ソース

  1. クレジットカードの在籍確認は必ずある?電話内容や勤務先で不在時の対応を解説
  2. 犯罪収益移転防止法関係(METI/経済産業省)
  3. IC クレジットカード・スーパーIC カード 反社会的勢力の排除条項
  4. クレジットカード業におけるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン
  5. 情報開示とは|指定信用情報機関のCIC
  6. ご利用100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まる、楽天銀行デビットカード(JCB)
  7. Visaプリペ
  8. クレジットカードの審査に落ちる5つの理由。審査が甘い会社や、どこまで調べられているかを解説 | グリー行政書士事務所
  9. クレジットカードが作れない原因・理由とは?対策や信用情報を調べる方法も解説
  10. クレジット関連統計(一般社団法人日本クレジット協会)
  11. クレジットカードの審査基準は?項目や必要書類、落ちる原因と対処法を解説
  12. クレジットカードの審査で確認される項目は?落ちないためのポイントも解説 | みんなのモビット
  13. クレジットカードを作りすぎるとどうなる?平均保有枚数は何枚?

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2025年11月25日 10分で読めます

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