中国でWise(ワイズ)デビットカードは使える?そのメリットや手順をわかりやすく解説
Wiseデビットカードは中国で使える?お得な手数料で決済・両替する方法から、AlipayやWeChat Payとの連携方法までわかりやすく解説。中国旅行を検討している方必見です。
中国へ旅行する際に気になるタクシー事情。日本より安く利用できるとはいえ、DXが進んでる中国では、デジタル決済が主流であり、私たちが普段利用しているスマホアプリが利用できない場合も多いです。中国のタクシーアプリ含め交通について深掘りしていきましょう。
本記事では、中国で使用されているタクシーアプリを厳選し、タクシーアプリのメリットや注意点に触れつつ、タクシー料金についても触れていきます。さらにお得に決済できるWise(ワイズ)カードも併せてご紹介します。
| 目次 🔖 |
|---|
| DiDi 「滴滴出行」 | Alipay + WeChat | 美団打車 | MyChina Taxi¹ | |
|---|---|---|---|---|
| エリア | 北京・上海・広州・深圳・杭州・南京・武漢・西安・長沙・鄭州 | DiDiと同じ | 不明 | 中国国内の大都市すべて |
| ネット決済 | あり | あり | あり | あり |
| 車両の数 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
| 車種指定 | あり ライドシェア、レンタサイクルも充実 | あり | 不明 | あり |
| 日本語対応 | なし | なし | あり | あり |
| 特徴 | 中国版Uber 多言語対応 |
|
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|
注意点としては、日本でもDiDiは広く利用されていますが、日本版と中国版は別アプリなので同じアプリから利用はできません。中国版DiDiは「滴滴出行」というアプリになります。タクシー手配前にダウンロードしておきましょう。
日本語の電話番号が使えるアプリ:
中国では、タクシー料金は都市や地区によって設定されています。一番高額なのは上海、低額なのは武漢です。
都市ごとのタクシー料金を比較してみましょう。
| 基本料金 \ (3kmまで) | 1kmごとの料金 | 深夜料金 \ (23:00-05:00) | 待機時間(1時間につき) | |
|---|---|---|---|---|
| 上海² | 14元 | 2.7元 | 初乗り:18元1kmにつき3.5元 | 4分につき2.7元 |
| 北京³ | 13元 | 2.3元 | 1kmにつき2.76元 | 5分につき4.6元 |
| 瀋陽⁴ | 9元 | 2.0元 | 初乗り:10元 1kmにつき2.3元 | 1時間につき25元 |
| 武漢⁵ | 10元 | 1.8元 | 初乗り:11~14元 1kmにつき3.12元 | 1時間につき30元 |
中国の上海では、車体が黄色や緑のタクシーは比較的安く乗車できます。「空車」かどうかは緑色ランプで確認できます。こちらでもスマホ決済が一般的なので、AlipayやWeChat Payを事前にダウンロードしておくと安心です。
| 中国のタクシー基本料金(上海) | |
|---|---|
| 項目 | 料金 |
| 初乗り料金(3km以内) | 電気自動車:16元 ガソリン自動車:14元 |
| 加算料金(3km~15km) | 2.7元/km |
| 長距離加算料金(15km以上) | 4.1元/km |
| 深夜料金(23:00~05:00) | 30%加算 |
| 通勤ラッシュ時 (07:00~10:00、16:00~19:00) | 5%加算 |
| 祝日・大型連休 | 5~10元 |

上海では深夜や早朝の時間帯はタクシー不足のため、長時間待たなければならないこともあります。そんな時に中国のタクシーアプリを使えば、待ち時間を短縮できます。
中国では、ほとんどの場合、英語や日本語が通じません。中国でタクシーアプリを使うことで、言語の壁に直面することなく、アプリ内で目的地やルートを設定してタクシーを手配することができます。
運転手の情報、料金、目的地までの時間などを事前にアクセスできるのも大きなメリットです。タクシー到着までの地図も表示されるため、運転手がどこにいるのかを確認することが可能です。
上海では、メーターが動いていなかったケースもあるようなので、そのような心配をすることなく、高額請求を防げるといった面でも安心です。
中国では、日本よりもライドシェアが普及しています。ライドシェアとは、一般ドライバーが乗客とマッチングをし、自家用車で乗客を運ぶ有償サービスです。⁶ タクシーに乗るよりもライドシェアしたほうが約5~10%安くなります。安さだけでなく、タクシーがつかまらない時間にすぐに乗車したいときの代替案としても利用できるのは嬉しいポイント。
人口が多い中国(主に大都市)では、タクシーがつかまらないことがしばしばあります。特に混雑している休日は、その場で乗車するのは難しいかもしれません。配車アプリを利用したり、事前にホテルでタクシーを手配してもらうなど、工夫する必要があります。また、ドアは日本と違って手動で開け閉めするシステムです。
中国配車アプリを利用する場合、キャンセル料が発生する場合もあるのでご注意ください。DiDiの場合、待機時間が1分以上ならキャンセル料が発生します。また、中国では日本と違って電子決済が主流なので、小銭のおつりがもらえないことが稀にあります。現金での決済時は注意しましょう。
タクシーアプリによっては、中国の電話番号が必要な場合もあります。『美団打車』の場合、中国の電話番号が必要なので注意が必要です。中国の電話番号がない場合は、AliPayアプリがおすすめです。
決済アプリにDiDi配車アプリが付属しているので、現地カードを支払い方法に登録する必要はなく、自分のカードで決済が可能です。いざという時のために、ホテルなど施設のWi-Fiを使ってアプリをダウンロードしておくと良いでしょう。
中国では、Google Map(グーグルマップ)が使えません。そのため、オフライン使用の方法を確認、または中国版の地図アプリをダウンロードしておきましょう。中国では、Baidu MapsやGaode Mapsが使われていて、これらで目的地や位置情報を確認できます。

Wise(ワイズ)カードを使えば、中国元を保有・両替・決済できるので中国旅行におすすめです。日本でWise口座を開設し、デビッドカードを発行(1,200円の一回払い)すれば、現地でカード決済やキャッシュの引き出しに利用できます。
なぜWiseがおすすめなのか。Wiseではミッドマーケットレートの為替手数料を使用しているので、空港や銀行で発生するような高い手数料を支払う必要はありません。
さらに、Wiseアプリをダウンロードすると、いつでもどこでも外貨両替や海外送金ができるようになります。中国だけでなく、ほかのアジア圏や北米、ヨーロッパでも使用できます(一部の地域を除く)。手元のお金をデジタルでどこからでも管理ができる上、すばやく送金することも可能です。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
中国タクシーアプリや中国滞在中のお得な決済方法としてWiseカードを登録し、旅のコストを節約しましょう!
本記事では、中国のタクシーについて解説し、それぞれの地域によってタクシー料金が異なることが分かりました。そして中国ではライドシェアサービスが充実しており、タクシーアプリも使いやすく、それぞれの配車アプリについてもまとめました。
気になるタクシーアプリはありましたか?中国での旅をさらにお得にするために、Wiseカードを使った決済手段もぜひチェックしてみてください。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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