Wiseを使って日本から中国へ個人送金する方法は?手数料や入金方法、中国での規制についても解説

Hikaru Osaka

Wise(ワイズ)を使って、日本から中国への個人送金をお得にしたい」

このように考えていても、具体的な手順や中国特有の規制について、よくわからないという方も多いでしょう。実際、Wiseは銀行送金の代替手段として便利ですが、初めて利用する際は使い方が分からず迷ってしまうこともありますよね。

そこで、本記事では中国特有の送金ルールや従来の銀行送金との違い、Wise を使った具体的な送金方法、AlipayWeChat Payでの受け取り方まで、分かりやすく解説します。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

目次 🔖

※本記事の情報は2025年12月10日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

日本から中国への個人送金で知っておくべき規制や制限

中国では、国内当局による厳格な外貨管理が行われています。そのため、日本から中国へ送金する際は、送金限度額や目的証明など、特定の規制を遵守する必要があります。1

中国の外貨管理法と個人の送金限度額

中国の規制に基づき、個人が海外へ送金または受け取りできる外貨には、年間を通じて制限が設けられています。

個人は、通常、年間で5万ドル相当の外貨購入、送金、受取の合計額という制限があります。この限度額には、受取人の口座へ送金された海外送金のすべてが含まれます。2

5万ドルを超える送金が必要な場合は、中国の外貨管理局(SAFE) に事前審査を申請し、許可を得る必要があります。審査には送金目的を証明する詳細な書類(契約書、請求書など)の提出が求められます。3

また、中国送金の年間制限(5万ドル相当)とは別に、Alipayなどの電子決済サービスへの送金には、1日あたりの限度額や、月間の送金回数制限が設定されている場合があります。(具体的な限度額は利用する送金サービスにより異なります。)4

送金時に必要な書類と手続き

中国への送金では、送金目的の透明性が非常に重要です。送金手続き時には、以下の情報が必要になります。

  • 受取人の氏名
  • Alipay IDやUnionPayカード番号など
    Alipayへの送金の場合、受取人名は通常ラテン文字で、中国国民IDの名前と一致していることが求められます。

また、送金目的を選択する必要があり、受取人側でAlipayやWeChatを通じて、送金目的を証明する書類(例:家族への送金の場合の親族関係書類、給与支払いの場合は給与明細など)の提出が求められる場合があります。5~7

おすすめのページ 🌸 中国の送金規制とは?

日本から中国への個人送金、どんな方法がある?

日本から中国へ個人送金する主な方法は、特徴ごとに以下の3つに分けられます。それぞれのメリット、デメリット、手数料を比較してみましょう。

  1. 銀行送金
  2. 現金送金サービス
  3. オンライン送金サービス

銀行送金

メガバンクや地方銀行を通じた従来の方法です。使い慣れた安心感はありますが、SWIFTネットワークを経由するため、手続きが煩雑で着金まで3〜5営業日ほど時間がかかる傾向があります。8~12

送金にかかる総コストは、平均約7,500円から15,000円程度と高額になりがちです。これには送金手数料のほか複数の手数料が含まれ、さらにレートに上乗せされた為替手数料も発生します。

現金送金サービス

Western Union(ウエスタンユニオン)など、実店舗やコンビニを通じて送金や現金受取ができるサービスです。最短数分で受け取れる場合があるのがメリットです。

平均的な手数料は送金額や受取方法により異なり、約400円から2,000円程度です。ただし、中国国内での受取方法や取扱店の種類は事前に確認が必要です。13~15

オンライン送金サービス

Remitly、WorldRemitWise(ワイズ)などのデジタル送金サービスは、オンラインで完結する手軽さ、手数料の安さ、スピードが特徴です。

平均的な手数料相場は、約400円から2,000円程度ですが、サービスや送金額によって大きく変動します。これらのサービスは銀行とは異なる独自の仕組みでコストを抑えています。

特にWiseは、為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」を使用します。送金手続きは数秒以内に開始され、着金も速いのがメリットです。16~18

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Wise(ワイズ)と他の送金方法の手数料を徹底比較

Wise image

日本から中国へ個人送金する際の、手数料を送金額別に確認してみましょう。

主な送金方法にかかる手数料(10万円送金の場合)

為替レート海外送金手数料その他に発生し得る手数料
銀行(例:SMBC)独自のレート

(TTS = 22.52)

3,500円・中継銀行手数料(2,500円〜)

・受取銀行手数料など

現金送金サービス(例:Western Union)独自のレート口座振込:990円

現金受取:1,950円

原則なし

(為替レートに手数料が含まれる)

Wise(ワイズ)ミッドマーケットレート

(仲値)

1,812円なし

(明瞭な送金手数料のみ)

(※2025年12月10日時点の情報を参照)

送金方法によって手数料の体系が異なることがわかります。19+20送金手数料だけ見ると、Western Unionが最もお得なように見えます。しかし、送金の総コストは、「送金手数料」だけでなく、「為替レート」も重要なポイントです。

隠れコストの真実:為替レートの違いが与える影響

多くの銀行や送金サービスでは、独自の為替レート(TTSレートなど)を使用しています。このレートには、サービス提供者の手数料が含まれていることが一般的です。これが送金手数料とは別に発生する「為替手数料」と呼ばれるものです。

一方、Wiseは、Google検索で表示されるような「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」を常に適用しています。このレートの違いが送金額にどれほど影響するか、10万円を送金した場合で見てみましょう。ここではわかりやすいように、送金手数料などを除いた上で、一般的な銀行とWiseでレートによる差額を比較します。

為替レート10万円の換算金額
Wise(ワイズ)1元 = 21.78円4,591.37 元
銀行(例:SMBC211元 = 22.52円4,440.50 元

(※2025年12月10日時点の情報を参照)

このように適用される為替レートの違いだけで約150.87元(約3,347円)の差が生じています。中国への送金額が大きくなるにつれて、為替手数料も大きくなるため、注意が必要です。


Wise(ワイズ)で中国に送金するには?

Wise(ワイズ)で中国に送金するには?

Wiseを使って中国に送金するには、まずWiseアカウントを作成し、そこに送金したい金額を入金する必要があります。22~25

Wiseアカウントの開設から入金完了まで

ここではWiseアカウントの開設から入金完了までの流れを簡潔に解説します。

Wiseアカウントを開設前に必要なもの

日本在住の個人としてWiseを利用する場合、国籍に関わらず、本人確認のための身分証明書が必要です。それには運転免許証なども含まれますが、最終的にマイナンバー(個人番号)の提出が求められます。

Wiseアカウントを開設する方法

Wiseのアカウント開設は、以下のステップで進められます。

  1. Wiseホームページにアクセスし、「アカウントを開設する」をクリックします。
  2. メールアドレスを入力し、個人アカウントと居住国(日本)を選択します。
  3. 携帯電話番号を登録して認証し、パスワードを設定すれば会員登録は完了です。
  4. 初回の送金手続きを行う際に、本人確認(マイナンバー書類や身分証明書のアップロード、セルフィー撮影など)の手続きに進みます。

アップロードした写真の確認には数営業日かかります。その間、送金手続きとWiseアカウント内の口座へ入金手続きを完了することで、本人確認を早めに完了させられます。

Wiseアカウントに入金する方法

Wiseの公式サイト(もしくはアプリ内)で、送金額と通貨(CNY)を選択した後、送金資金のチャージ方法(入金方法)として、「銀行振込」または「デビットカード」を選択します。
※クレジットカードは利用不可

次に、画面に表示されるWiseの日本の銀行口座情報宛に、指定された金額を日本円(JPY)で振り込みます。Wiseがこの日本円の入金を確認した後、中国の受取人の口座へ送金が行われます。

Wiseで日本から中国へ送金する3つの方法

Wiseは、中国の個人の受取人に対し、Alipay(アリペイ)、UnionPay(ユニオンペイ)、WeChat(Weixin)という3つの主要な受取方法に対応しています。

Alipayで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法

Alipayユーザーの残高、またはAlipayに紐づけられた銀行カードに直接送金できます。

  1. Wiseの個人アカウントにログインします。
  2. CNYへの送金手続きを作成します。
  3. 受取人を選択するか、新しく追加します。
  4. 銀行口座情報の下で「Alipay」を選択します。
  5. 受取人名とAlipay ID(Alipayに登録されたメールアドレスまたは電話番号)を入力します(※受取人名は通常ラテン文字で、中国国民IDの名前と一致する必要があります)。
  6. 送金の目的を選択します。
  7. すべての情報が正しいことを確認して入金します。

詳しくは「Alipayで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法」をご覧ください。

UnionPayで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法

UnionPay(銀聯)カードの番号に直接送金する方法です。

  1. Wiseの個人アカウントにログインします。
  2. CNYへの送金手続きを作成します。
  3. 銀行口座情報の下で「UnionPay」を選択します。
  4. 受取人名(ラテン文字のみ)とUnionPayカード番号を入力します。
  5. すべての情報が正しいことを確認して入金します。

詳しくは「UnionPayで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法」をご覧ください。

WeChatで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法

WeChat(Weixin)ユーザーへ送金する手順は以下の通りです。

  1. Wiseで「送金」を選択します。
  2. 送金元の通貨と送金先の通貨(CNY)を選択し、送金額(CNY)を入力します。
  3. 「続行」を選択し、表示される上限についての説明を読んだら「続ける」を選択します。
  4. 受取人を既存のリストから選択するか、新しい受取人を追加します。
    新しい受取人に銀行口座情報で送金する場合、「WeChat」を選択し(初期設定がUnionPayになっている場合があります)、受取人のメールアドレス、ローマ字のフルネーム、WeChat IDを入力します。
  5. 送金の目的を入力します。
  6. すべての情報が正しいことを確認して入金します。

詳しくは「WeChatで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法について」をご覧ください。

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関連ページ 💡 中国で銀行口座を開設するには:必要書類や手順を解説!

日本から中国への個人送金に関するよくある質問

Wiseを使って、中国のAlipayやWeChatに直接送金できますか?

はい、Wise(ワイズ)なら可能です。日本から中国への送金手続きを行う際、受取人のAlipay ID(メールアドレスや電話番号)やWeChat IDを指定するだけで、相手の残高や紐づいた銀行口座へ人民元(CNY)を直接送ることができます。

日本から中国への個人送金に、金額の上限や回数制限はありますか?

はい、中国の外貨管理規制やサービスごとの制限に注意が必要です。中国では、個人が海外から受け取れる外貨の上限が「年間5万米ドル相当まで」と定められています。また、Alipayなどのアプリ側でも「1回あたり5万元まで」「月間5回まで」といった独自の上限や回数制限が設けられている場合があるため、中国へ多額の送金を行う際は事前に確認しましょう。24

中国にいる家族への仕送り送金で、受取人側で必要な手続きや書類はありますか?

送金目的によっては、受取人側での手続きが必要になるケースがあります。例えば、Wiseで「家族への送金」として手配した場合でも、AlipayやWeChatのアプリ上で、受取人が「親族関係を証明する書類」や「送金目的の申告」を求められることがあります。

受取人が受け取れない場合の対処法は?

受取人が送金を受け取れない主な理由には、中国の年間受取限度額(年間5万米ドル相当)の超過や、口座情報の誤りなどが考えられます。この場合、送金元の金融機関に連絡して「組戻し(返金)」を依頼する手続きが必要ですが、所定の手数料がかかるほか、受取人の同意が必要な場合があります。26+27


まとめ

日本から中国への個人送金では、年間5万ドル相当の限度額など、中国の外貨管理規制を理解しておく必要があります。従来の銀行での海外送金は総コストが不透明になりがちです。

一方、Wise(ワイズ)は、ミッドマーケットレート(仲値)と、透明性の高い手数料体系を採用しています。さらに、Alipay、WeChat、UnionPayといった中国の受取人が使いやすい方法に対応している点も特徴です。

【Wiseアカウントの特徴】

  • 多通貨での送金に対応:140か国・40通貨以上の送金に対応しています。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことが可能です。
  • 明瞭な手数料:送金額と受取額が最初に確認でき、予期していない手数料がかかる心配もありません。
  • 瞬時の送金:Wiseでの半数以上の海外送金が20秒未満で完結します。
  • 簡潔な操作:パソコンやスマートフォンで完結。銀行に足を運ぶ必要はありません。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いする場合があります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:Wiseは第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。

日本から中国への送金を検討している方は、ぜひ一度Wiseの公式サイトで送金シミュレーションを試してみてください。

Wise image

Wise(ワイズ)で海外送金する 🚀

※本記事の情報は2025年12月10日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。


ソース
  1. Circular of the State Administration of Foreign Exchange on Regulating Large-sum Overseas Cash Withdrawals with Bank Cards
  2. 為替管理制度 | 中国 - アジア - 国・地域別に見る - ジェトロ
  3. State Administration of Foreign Exchange
  4. 中国・元(CNY)の送金についてよくある質問 | Wiseヘルプセンター
  5. Alipayで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法 | Wiseヘルプセンター
  6. Wiseでの送金に必要なAlipayの受取人書類の提出要件について
  7. WeChatで中国元(CNY)の送金・受け取りをする方法について | Wiseヘルプセンター
  8. 外国関係手数料のご案内
  9. リアルタイム為替レート : 三井住友銀行
  10. 外国為替関係主要手数料一覧表(法人のお客さま用)
  11. 外為手数料 | 三菱UFJ銀行
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