PayPalのアメリカ版アカウントは日本からでも作れる?アメリカへの送金・受け取り方法を解説

Hikaru Osaka

PayPal(ペイパル)は、アメリカで一般的に使われているオンライン決済・送金サービスです。

アメリカの通販サイトで見かけたり、アメリカの友人やクライアントから「PayPalで送金したい/して欲しい」と頼まれたりした人もいるかもしれません。

この記事では、PayPalでアメリカに送金・受け取りをする方法や、日本のPayPalがアメリカで使えるのか、日本からPayPalアメリカ版を開設できるのかといった疑問をまとめて解説します。

あわせて、USDの送金・受け取りに対応した海外送金サービスの一例として、Wise(ワイズ)についても解説します。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

※本記事の情報は2026年1月16日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

PayPalのアメリカアカウントを日本から作ることはできる?

アメリカのPayPalアカウントを日本から開設することは原則できません。PayPalでは、登録時にその国の電話番号と住所が必須で、利用状況によっては現地の身分証明書や住所確認書類の提出が求められることもあります。

日本に居住している場合は、日本向けのPayPalアカウントを作成しましょう。

PayPalアカウントの国を変更できる?

移住や留学、赴任などで日本からアメリカに引っ越す場合でも、日本のPayPalアカウントをそのまま使い続けたり、登録国を変更したりすることはできません。

これは、PayPalが国・地域ごとに異なる法律の適用を受けているためで、海外へ転居する場合は、既存アカウントを解約し、現地で新たにアカウントを作成する必要があります。¹


PayPalで日本からアメリカへ送金する方法

PayPalで日本からアメリカへ送金する方法

PayPalを使えば、アメリカにいる家族や知人へ海外送金ができます。相手のメールアドレスがあれば、スマホやPCから簡単に送金可能です。²ᐩ³

送金手順

  1. PayPalアプリにログイン
  2. [支払い]をタップ
  3. 送金先のメールアドレスを入力
  4. 送金金額を入力
  5. 支払いタイプで[個人間への支払い]を選択
  6. 支払い方法がPayPal残高または口座振替になっていることを確認し、送金完了

注意点:個人間送金では、クレジットカードやデビットカードは利用できません。カードを選択すると商用支払い扱いとなり、受取人に手数料が発生するため注意しましょう。

PayPalの海外送金手数料については、後の章で詳しく解説します。


PayPalを使ってアメリカのサイトで買い物する方法

PayPalは、アメリカのオンラインストアで広く使われている決済方法です。カード情報を店舗に伝えずに支払えるため、安心して利用できます。

日本のPayPalアカウントでも、アメリカの通販サイトで決済可能です。事前にPayPalへ支払い方法(口座振替またはクレジットカード・デビットカード)を登録しておくとスムーズです。⁴

  1. 決済画面でPayPalを選択
  2. PayPalにログイン
  3. 使用する支払い方法を選択
  4. 金額・為替レート・配送先を確認し[同意して続行]を選択
  5. 支払い完了

PayPalを使ってアメリカから送金を受け取る方法

フリーランスなどでアメリカにクライアントがいる場合、PayPalを使って日本円や米ドルなどの外貨を受け取ることができます。

受け取り方法は簡単で、相手に自分のPayPalに登録しているメールアドレスまたは電話番号を伝えるだけ。送金が行われると、着金通知が届きます。⁵

また、PayPal.Meを使えば、自分専用の送金リンクを作成して共有することも可能です。受取金額を事前に指定でき、請求用途にも便利です。⁶

10万円以上の受け取りには本人確認が必要!

PayPalでは1回あたり最大100万円までの送金受取ができます。ただし、10万円以上の送金を受け取るためには、本人確認が必須です。

本人確認手続きには、運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カードのいずれか1点の原本が必要です。

手続きはオンラインで完了しますが、アプリからは本人確認が行えないため、手続きはデスクトップ版またはウェブブラウザから行いましょう。


PayPalの手数料を理解しよう(海外サイトでの買い物、海外送金、海外送金の受け取り)

PayPalを使えば、海外送金や送金の受け取り、海外サイトでの買い物が手軽にできます。一方で、海外利用時の手数料についても知っておく必要があります。

PayPalで海外送金を行う場合、送金手数料として499円がかかり、通貨の両替を伴う取引では、通貨換算手数料が上乗せされた為替レートが適用されます。⁸ᐩ⁹

PayPalの通貨換算手数料

  • 送金側が負担する場合:4.0%
  • 受け取り側が負担する場合:3.0%

PayPalが通貨換算を行う場合、基本為替レートに通貨換算手数料を加えた独自の取引為替レートが適用されます(PayPalのユーザー規約より)。

「499円」という低い手数料で設定されていますが、為替レートに含まれる手数料についても知っておきましょう。この手数料は、日本円のカードやPayPal残高で米ドル決済を行う場合にも発生します。

では、日本からアメリカへ20万円を送金した場合を見てみましょう。

日本からアメリカに20万円を送金する場合

サービス海外送金手数料為替レート(1米ドル)相手の受取額
PayPal499円165.498円1,205.46米ドル

(※2026年1月16日時点での為替レートをもとに換算しています。)¹⁰


PayPalをアメリカで使うには

PayPalをアメリカで使うには

移住・留学・赴任などでアメリカに長期滞在する場合、現地でPayPalを使いたい、または新しくアカウントを作りたいと考える人もいるでしょう。

ただし、PayPalでは既存アカウントの登録国(住所)を海外に変更することはできません。そのため、海外に転居する場合は、現在のアカウントを解約し、現地で新しいアカウントを開設する必要があります。

なお、2か国に居住している場合は、一方をビジネスアカウント、もう一方を個人アカウントとして登録することで、2つのPayPalアカウントを保有できるケースもあります。¹

アメリカでPayPalアカウントを登録する方法

アメリカでPayPalアカウントを開設する方法は、基本的には日本版のアカウントの作り方と変わりません。ただし、アメリカの住所と携帯電話番号が必須です。

  1. PayPalアメリカ版の登録ページにアクセス
  2. アカウントの種類を「パーソナル」か「ビジネス」を選択
  3. 基本情報(メールアドレス、電話番号、住所、氏名など)を入力
  4. PayPalから届くコードを入力して、メールアドレスと電話番号を確認
  5. 支払い方法を設定(アメリカのクレジット・デビットカード、または銀行口座をリンク)
  6. 本人確認を完了させる

海外送金・受取・外貨への両替をたった1つのアカウントで:Wise(ワイズ)アカウント

Wise image

海外旅行や海外・日本国内の家族への送金、海外赴任などでは、現地通貨が必ず必要になります。もし主要な通貨での資金管理が必要なら、Wise(ワイズ)アカウントがおすすめです。

Wiseのアカウントをオンラインで開設すれば、40以上の通貨を一つのアカウントだけで送金、受け取り、両替に使用することが可能です。手数料はお得かつ透明性が高く、両替時には常に為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」が適用されます。

【Wiseアカウントの特徴】

  • 多通貨での送金に対応:140か国・40通貨以上の送金に対応しています。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことが可能です。
  • 明瞭な手数料:送金額と受取額が最初に確認でき、予期していない手数料がかかる心配もありません。
  • 瞬時の送金:Wiseでの半数以上の海外送金が20秒未満で完結します。
  • 簡潔な操作:パソコンやスマートフォンで完結。銀行に足を運ぶ必要はありません。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャールカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 8種類以上の現地口座情報:アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールを含む8ヶ国以上の現地口座情報が取得可能。これにより、滞在国内での送金もよりお得に。
  • 高額での保有ができる:日本円換算で合計100万まで複数通貨を保有、最大2,000万円まで引き上げが可能です(金額の引き上げについてはこちらのページを必ず確認してください)。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いする場合があります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。

さらに、Wiseは世界150か国以上での決済や現金の引き出しに使えるWiseデビットカードも提供しています。

カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

国際取引を行う企業や個人事業主には、Wise法人アカウントもご利用いただけるので、ご自身のニーズに合ったWiseアカウントが開設できます。

Wiseを使って世界どこでも、便利でお得な送金や決済を実現しましょう。

※Wiseにご登録されている国の住所によって利用できるサービスや取得できる現地口座情報が異なります。そのため、ご利用いただけるサービスについては、お住まいになられている国のサイトを必ず確認するようにしましょう。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀


まとめ

ここまで、アメリカで利用されているオンライン送金・決済サービスのPayPalについて解説してきました。

PayPalは国ごとに提供内容が異なり、日本からアメリカのPayPalアカウントを作成したり、登録国を変更したりすることは原則できません。アメリカへ転居する場合は、新たにアカウントを登録する必要があります。

PayPalは日本とアメリカ間の送金や海外サイトでの支払いに利用できますが、為替レートに含まれる通貨換算手数料には注意が必要です。

※本記事の情報は2026年1月16日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. PayPalアカウントの住所を海外に変更することはできますか? | PayPal JP
  2. 個人間での送金方法(個人)|サポート| PayPal JP
  3. 送金方法を教えてください。 | PayPal JP
  4. PayPalの使い方・支払方法|個人向け|PayPal JP
  5. PayPalで資金を受け取る方法を教えてください。|PayPal JP
  6. PayPal.Meとは何ですか?|PayPal JP
  7. 個人の本人確認の手続きと提出書類|サポート|決済サービスならPayPal(ペイパル)|PayPal JP
  8. 海外送金|個人向け | PayPal JP
  9. PayPalユーザー規約 | PayPal JP
  10. 海外送金手数料の比較 | お得な為替レートの比較 - Wise(ワイズ)

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

国境のない金融

詳しくはこちら
ビジネス

シンガポール法人税ガイド|税率・優遇制度・申告方法まとめ

シンガポールの法人税は税負担が安いと言われます。シンガポールでのビジネスを考えている法人に法人税の税率や法人税が安い理由、税制優遇、日本の所得税などとの比較、租税条約、申告方法や申告期限、シンガポールでのビジネスに便利な海外送金や支払いサービスであるWiseについて解説します。

Hikaru Osaka
2025年8月26日 9分で読めます
ビジネス

ベトナムの法人税率と優遇制度|タックスヘイブン・源泉所得税・消費税(VAT)まで徹底解説

ベトナムの法人税率は何%?周辺アジア諸国との比較や税制優遇、タックスヘイブンとの関係、消費税(VAT)・源泉所得税などの関連税制も詳しく解説。さらに、海外送金や資産移転に便利なWise(ワイズ)法人アカウントの活用方法も紹介します。

Hikaru Osaka
2025年8月26日 9分で読めます

役立つ情報、ニュース、お知らせ