イギリスで現金は必要?旅行の費用相場はいくら?【2025年最新】
イギリス旅行で現金はいくら必要?キャッシュレス決済はどこまで使えるのか?本記事では、イギリスの最新の支払い事情や旅行費用、現金が必要になる場面を徹底解説。Wiseを使って各種手数料を削減する方法もご紹介。
イギリス旅行のときに、まず気になるのが現地でのインターネット環境です。地図やレストラン予約、SNSの投稿まで、旅のあらゆる場面でスマートフォンは欠かせません。そんなときに便利なのが「eSIM」。物理カードを差し替える必要がなく、日本で購入・設定できるため、到着後すぐにインターネットを利用できます。
ただし、プランやサービスの種類が多く「どれを選べばいいのかわからない」と迷う人も少なくありません。本記事では、イギリスで使えるeSIMの料金目安やおすすめサービス、設定方法をわかりやすく解説します。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのイギリス・ポンドへの両替、イギリス現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。Wiseアカウント内で日本円をイギリス・ポンドにあらかじめ両替しておくことで、イギリス旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについて確認してみてください。
円(JPY)から英ポンド(GBP)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇬🇧
| 目次 🔖 |
|---|

eSIM(イーシム) は、スマートフォンに内蔵された「埋め込み型SIM」のことです。従来のように小さなカードを差し替える必要がなく、端末に直接プロファイルを読み込むだけで通信を利用できます。
旅行前にアプリや専用サイトから購入・設定できるため、現地に到着した瞬間からインターネットに接続できるのが特徴です。特に海外旅行では、空港でSIMカードを探す、あるいはWi-Fiルーターを持ち歩くような手間を省けるため、スムーズに行動できます。
データ容量や有効期間を自由に選べるプランも多く、短期旅行から留学まで幅広いニーズに対応。イギリスを訪れる際も、eSIMを活用すれば効率的かつ安心してネット環境を整えられます。
eSIMとSIMカードの違いは以下のとおりです。基本的なポイントを比較してみましょう。
| eSIM | SIMカード | |
|---|---|---|
| 形状 | 内蔵型(端末に直接書き込み) | 物理カード(取り外し可) |
| 開通方法 | 購入後にQRコードやアプリで即時有効化 | 現地や空港で受け取り、差し替えて利用 |
| 回線の切り替え | スマートフォンの設定画面から変更可能 | カードを抜き差しして切り替え |
| 紛失・破損リスク | なし | あり |
| 海外での利用 | 渡航前に購入・設定でき、到着後すぐ利用可能 | 現地購入が一般的で、手続きに時間がかかることも 事前に購入・設定をすることも可能 |
| 滞在期間 | 容量 | 平均料金(約) |
|---|---|---|
| 1週間滞在する場合 | 1GB | 約 947円 |
| 10日間滞在する場合 | 3GB | 約 1,360円 |
| 2週間滞在する場合 | 5GB | 約 1,897円 |
| 1ヵ月間滞在する場合 | 10GB | 約 2,976円 |

イギリスで安心してeSIMを使うためには、購入前に知っておきたい注意点があります。ここではそのなかでも重要な3つをまとめました。
eSIMはすべてのスマートフォンで利用できるわけではありません。比較的新しいiPhoneや一部のAndroid端末は対応していますが、古いモデルやSIMロック端末では使えない場合があります。購入前に公式サイトで端末対応状況を確認しましょう。対応していないまま購入すると現地で開通できず、追加費用がかかる恐れがあります。
eSIMは有効期間とデータ容量が決まっており、滞在日数や利用スタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。例えば1週間の旅行なら1~3GBで足りるケースがありますが、動画視聴や頻繁な通信があるなら5GB以上が安心です。
容量を使い切った際に追加購入はできますが、割高になったり新しいeSIMの再インストールが必要になったりする場合もあるため、余裕をもって選びましょう。
SIMカードは差し替えればどの端末でも利用できますが、eSIMは基本的に移行できません。さらに、テザリングは可能ですが、家族や友人とデータを分け合って購入する方法には対応していないため、それぞれがeSIMを契約する必要があります。一度削除すると再インストールが必要になり、おもわぬトラブルにつながる可能性もあるため注意しましょう。
イギリスで利用できるおすすめのeSIMサービス6選を紹介します。旅行・留学・長期滞在など目的に合わせた選び方の参考にしてください。
Trifaは日本企業が運営するeSIMサービスで、24時間対応の日本語チャットサポートを備えているのが特徴です。1
「eSIMアプリ利用者数No.1」とされる実績もあり、多くの旅行者に選ばれています。購入から開通までアプリで完結でき、イギリス単体だけでなくヨーロッパ周遊にも対応。短期旅行から留学・出張まで幅広いニーズに応えているのが魅力です。³
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日 | 790円 |
| 3GB | 7日 | 1,960円 |
| 10GB | 15日 | 4,500円 |
| 20GB | 31日 | 10,030円 |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)
World eSIMは世界200以上の国と地域に対応するeSIMサービスで、イギリス単体プランのほか欧州周遊向けプランも用意されています。2
データ容量は5GBや10GB、短期の無制限など選択肢が豊富。オンラインで購入後すぐに開通できるため、渡航前の準備もスムーズです。データ利用量はアプリからリアルタイムで確認できます。容量が不足してもすぐにチャージできるため、旅行中も安心して使えます。⁴
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日 | 592円 |
| 5GB | 30日 | 1,406円 |
| 10GB | 30日 | 2,442円 |
| 15GB | 30日 | 3,774円 |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)
GigSkyは、世界190以上の国・地域をカバーしているeSIMプロバイダーです。イギリス単体から欧州周遊、さらに世界対応まで幅広いプランを用意。3
7日間や30日間といった短期だけでなく、90日・180日など長期滞在向けプランがあるのも特徴です。また、少量データを試せる無料トライアルも用意されており、初めてeSIMを使う人にも安心です。²
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日 | $5.99(約882円) |
| 3GB | 15日 | $9.34(約1,375円) |
| 5GB | 30日 | $15.29(約2,251円) |
| 10GB | 30日 | $23.37(約3,442円) |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)
eSIM squareは、日本発の通信サービス会社「テレコムスクエア」が運営する安心のeSIMブランドです。4
イギリス単体プランに加え、ヨーロッパ周遊や世界対応プランも展開。さらに周遊プランには電話番号付きのタイプもあり、現地での通話が必要な長期滞在や留学にも便利です。購入から開通までオンラインで完結し、24時間いつでも日本語サポートを受けられる点もポイントです。⁵
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 3GB | 30日 | 1,280円 |
| 10GB | 7日 | 1,580円 |
| 10GB | 30日 | 1,880円 |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)
Holaflyは、無制限データプランを提供するeSIMサービスです。5
容量を気にせず使えるうえに、テザリング機能では1日最大1GBまでほかの端末とデータをシェアすることも可能。24時間カスタマーサポートがあるため、旅行中にトラブルが起きても安心です。データ残量が不安な人や、ストレスなくインターネットを使いたい旅行者におすすめです。⁶
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 無制限 | 1日 | 990円 |
| 無制限 | 10日 | 5,490円 |
| 無制限 | 30日 | 10,990円 |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)
Airaloは、200以上の国と地域に対応する大手eSIMサービスです。6
イギリス専用プランも数百円から購入でき、短期旅行から長期滞在まで幅広く対応できます。24時間対応の多言語サポートでは日本語でのやり取りが可能なうえ、アプリも日本語表示に対応しています。購入やチャージの操作もわかりやすくスムーズに行なえるのが魅力です。¹
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日 | 5.00€(約862円) |
| 5GB | 30日 | 14.50€(約2,501円) |
| 10GB | 30日 | 24.50€(約4,226円) |
| 20GB | 30日 | 43.50€(約7,504円) |
(※2025年10月6日時点での情報を参照しています。)

イギリスに到着したら、すぐにインターネットを使えるよう設定を行ないましょう。旅行前に日本で事前インストールしておき、現地では「SIMの有効化」だけ行なうとスムーズに接続できます。ここでは代表的なiPhoneとAndroid端末での手順を紹介します。
イギリスでのインターネット利用には、手軽に導入できるeSIMが便利です。ここでは、eSIMが旅行や留学、長期滞在におすすめな理由を、5つのポイントに分けて紹介します。
eSIMはインターネット上で手続きが完結するものが多く、日本にいるうちに購入からインストールまで済ませられます。現地で店舗を探したり並んだりする必要がないため、スムーズに旅を始められます。さらに手続きは日本語対応のサイトやアプリから行なえるサービスもあるため、英語が苦手な人でも安心して利用できます。
デュアルSIM機能(1台の端末で2つの回線を同時に使える機能)を活用すれば、eSIMをイギリス用のデータ通信に設定しつつ、日本SIMの番号を残しておけます。これにより現地のネットを使いながら、日本からの着信やSMSも受け取れるようになります。なお、イギリスで現地の電話番号が必要な場合は「電話番号付きeSIM」や現地キャリアとの契約を検討する必要があります。
SIMカードの差し替えが不要で、カードを落としたり破損したりするリスクがありません。小さなカードを管理する手間がなくなる点も安心です。
観光用の1週間プランから、数ヵ月単位の長期滞在向けまで幅広いプランがあり、自分の旅程に合わせて選べます。使いすぎを避けたい人にも無駄がありません。
eSIMはデータ容量や期間ごとに多様なプランが用意されており、用途に合わせて選択可能です。Wi-Fiレンタルや海外ローミングと比べても割安な場合が多く、手軽にネット環境を整えられます。
| おすすめのページ 🌸 イギリスポンド(GBP)を両替するおすすめの方法は? |
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旅行中の支払いを日本のクレジットカードで行なうと、気付かないうちに「海外事務手数料」として利用額の1.6~3.8%ほどが上乗せされることがあります。例えば10万円の利用で、1,600~3,800円ほど余計な出費になる計算です。⁹
そこでおすすめなのが「Wise(ワイズ)のデビットカード」。実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で両替でき、手数料は0.5%程度に抑えられます。同じ10万円の利用でも、手数料は約500円。通常のカードに比べて約1,000~3,000円以上お得になる計算です。
Wiseはイギリスを含む200以上の国と地域で利用可能で、Wiseマルチカレンシー口座にあらかじめポンドをチャージしておけば、そのまま現地通貨で決済できます。両替所を探す手間や割高なレートを気にせずに済むので、観光やショッピングをより快適に楽しめるでしょう。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
Wiseを利用して、イギリスの滞在をさらにお得に楽しみましょう。
イギリス旅行をより快適に過ごすには、現地でのインターネット環境や支払い方法をあらかじめ整えておくことが大切です。eSIMを利用すれば、日本にいるうちに購入・設定ができ、到着後すぐにインターネットを使えるので安心。滞在日数や利用シーンに合わせてプランを選べば、コストを抑えながら快適に過ごせます。
さらに、支払いにはWise(ワイズ)のデビットカードを活用すれば、海外手数料を節約しながらお得にショッピングや食事を楽しめます。インターネットと決済の両方をスマートに準備することで、旅行中の不安を減らし、観光やグルメに思いきり集中できるでしょう。今回の内容を参考に、安心でお得なイギリス旅行を計画してみてください。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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