オイスターカード徹底ガイド:買い方・残高確認・アプリ活用法【ロンドン旅行必須】
ロンドン旅行でオイスターカードは必要?購入・チャージ・払戻し方法やアプリの使い方、Wiseデビットカードの活用法まで解説します。
「イギリス旅行の準備をしているけど、現金はいくら持って行けばいいんだろう?」「キャッシュレスが進んでいるって聞くけど、本当にカードだけで大丈夫?」
イギリスへの旅行を前に、こんな疑問を感じていませんか?
実は、イギリスはキャッシュレス化がかなり進んでいて、ほとんどの場面でカード決済ができます。でも、イギリスで現金が必要になる場面もいくつかあるんです。
この記事では、イギリス旅行の費用の目安から、キャッシュレス決済の実際の状況、そしてイギリスで現金があると便利な5つの場面まで詳しくご紹介。さらに、海外でお得に使えるWise(ワイズ)のようなサービスについても解説します。
※ 本記事の為替計算レート:1ポンド=204.51 円(2025年10月9日時点)
| 目次 🔖 |
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イギリスは日本よりもずっとキャッシュレス化が進んでいて、カード決済が当たり前の国です。スーパーやレストランはもちろん、交通機関や露店まで、ほとんどの支払いはクレジットカードやデビットカードのタッチ決済(コンタクトレス)でOK。
でも、イギリスで現金が全くないのもちょっと心配ですよね。カード決済システムのトラブルや、まれに現金しか使えない場面に出くわすこともあります。
そこで、基本的にはカード決済をメインにして、念のため50〜100ポンド(約1〜2万円) 程度のイギリス現金を持っておくのがおすすめです。
カードブランドは、VisaかMastercardなら問題なく使えます。一方で、American Express(アメックス)は使えるお店が限られることも。日本でよく使われているJCBは、イギリスではほとんど使えないので注意してくださいね。
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イギリス旅行の費用は、滞在日数や目的によって大きく変わります。ここでは、代表的な滞在日数である「4泊6日」と「5泊7日」のモデルケースをご紹介します。
まずは費用のポイントをチェックしてみましょう。
※ 価格は為替レート、旅行シーズン、予約時期により変動します
4泊6日でイギリス旅行する場合の費用相場は、28万円〜35万円程度です。この期間にイギリスで持っておく現金の目安は、50ポンド(約10,200円) もあれば十分でしょう。
| 費用の目安 | |
|---|---|
| 航空券 ※1(直行・往復・エコノミー) | 約155,000円〜200,000円 |
| 海外旅行保険 ※2 | 約1,500円〜3,500円 |
| 宿泊費 ※3(例:3つ星ホテル) | 約50,000〜100,000円 |
| 観光・ツアーなど | 約20,000円 |
| 食事代 | 約40,000円~60,000円 |
| 交通費 | 約9,000円 |
| 通信費 | 約2,000円~4,000円 |
| 合計 | 279,000円~348,500円 |
※ 価格は為替レート、旅行シーズン、予約時期により変動します
5泊7日のイギリス旅行における費用相場は、30万円〜38万円程度。イギリスで持参する現金は50〜100ポンド(約10,200円〜20,500円) あれば、ほとんどの場面に対応できます。
| 費用の目安 | |
|---|---|
| 航空券 ※1(直行・往復・エコノミー) | 約155,000円〜200,000円 |
| 海外旅行保険 ※2 | 約1,500円〜3,500円 |
| 宿泊費 ※3(例:3つ星ホテル) | 約62,500〜125,000円 |
| 観光・ツアーなど | 約30,000円 |
| 食事代 | 約50,000円~70,000円 |
| 交通費 | 約10,000円 |
| 通信費 | 約2,000円~3,000円 |
| 合計 | 301,450円~383,000円 |
※1 Trip.comによる東京↔ロンドン間の検索結果(2025年10月9日時点)
※2 保証内容、旅行日数、年齢などにより変動
※3 Booking.comによる宿泊費の検索結果(2025年10月9日時点)
※ 価格は為替レート、旅行シーズン、予約時期により変動します
イギリス旅行では「ほとんど現金は必要ない」と言っても、以下のような場面ではイギリス現金があると便利です。

ロンドンなどの大都市を離れ、地方の小さな村を訪れると、昔ながらの個人商店や家族経営のパブに出会うことがあります。
こうしたお店では、まれにカード決済端末が導入されていない、あるいは最低利用金額が設定されている場合があります。イギリスはキャッシュレス社会のため、お酒1杯からでもカードが使えることがほとんどですが、念のため少額のイギリス現金があると安心です。

フリーマーケットとは、アンティーク雑貨や古着、手作りのアクセサリー、食品など、さまざまなお店が並ぶ蚤の市のことです。ロンドンには「ポートベロー・マーケット」や「カムデン・マーケット」など、活気あふれるマーケットがたくさんあります。
多くのお店でカード決済が可能ですが、個人が出店している小さなストール(露店)などでは、現金のみの取り扱いとなることもあります。

イギリスでは、主要な駅や観光地の公衆トイレが有料の場合があります。料金は20〜50ペンス程度が目安です。最近ではカードのタッチ決済に対応したトイレも増えていますが、古いタイプのトイレでは硬貨しか使えないことも。いざという時のために、小銭を少し持っておくと困りません。
万が一、持っているクレジットカードが磁気不良で読み取れない、お店の決済端末が故障している、といった予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。また、紛失や盗難に遭った場合も想定し、緊急用のイギリス現金を持っておくと安心ですね。
イギリスにはチップの文化があります。レストランでは会計時にカードで支払うのが一般的ですが、ホテルのポーターに荷物を運んでもらった時や、ルームサービスのスタッフへ感謝の気持ちを伝えたい時など、1〜2ポンド硬貨をさっと渡せるようにしておきましょう。
イギリスのチップ文化はアメリカほど厳格ではありませんが、良いサービスを受けた際に感謝を示す習慣があります。
レストランでのチップは、会計の10〜15%が目安です。ただし、伝票に「Service Charge」や「Gratuity」といった項目で、すでにサービス料(通常12.5%程度)が加算されている場合は、二重に支払う必要はありません。
ホテルで渡すチップの目安は、おおよそ以下の通りです。イギリス現金を少し用意しておくと便利ですね。
料金の10%程度、またはお釣りの端数を切り上げて渡すのが一般的です。例えば、料金が8.5ポンドなら「10ポンドで、お釣りは結構です(Keep the change.)」と伝えるとスムーズ。
ほとんどのレストランやタクシーでは、カード決済時にチップも一緒に支払えます。支払い端末に「Do you wish to Add a GRATUITY?(チップを追加しますか?)」といったメッセージが表示されたら、追加したい金額を入力するか、表示されるパーセンテージ選択肢(一般的に10%、15%、20%など)から選択することで、簡単にチップの支払いが可能です。
海外でクレジットカードを使うと非常に便利ですが、利用明細を見て「思ったより請求額が多い」と感じたことはありませんか。その理由の一つが、多くのカード会社が設定している海外事務手数料です。
これは、日本円をイギリスポンドなどの外貨に換算する際に発生する手数料のことです。国際ブランドが定める為替レートに対し、カード会社が手数料として3.85%程度上乗せするのが一般的です。
例えば、100ポンド(約20,500円)の買い物を手数料3.85%のカードでした場合、約790円が手数料としてかかっている計算になります。イギリス旅行の費用を抑えたいなら、この手数料にも注目してみてくださいね。

イギリスでのお金の管理には、海外利用に特化したWise(ワイズ)がおすすめです。特にWiseデビットカードは、イギリスでキャッシュレス決済をメインにしたい方にぴったりです。
一般的に銀行や両替所では、市場の為替レートに「隠れた手数料」が上乗せされています。でもWiseなら、手数料が上乗せされていない本当の為替レート(ミッドマーケットレート)で両替できます。
Wiseデビットカードの魅力は、お得なレートで決済&両替できること。現地でのカード払いは、Wiseアカウント内のポンドを使えば手数料無料です。アプリで日本円をポンドに両替しておけば、イギリスで現金が必要な時にATMで引き出すこともできます。毎月30,000円まで、2回までの引き出しなら手数料はかかりません。
さらに、約40種類以上の通貨を1つのアカウントで管理できるため、イギリス以外の国へ旅行する際も便利です。カード発行手数料は1,200円のみで、年会費は無料です。
イギリス旅行の費用を抑えたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

イギリス旅行では、基本的にカードのキャッシュレス決済で快適に過ごせます。でも、チップや小さなマーケットでの買い物、万が一のトラブルに備え、50〜100ポンド(約10,200円〜20,500円)ほどのイギリス現金を持っておくと安心です。
イギリス旅行の費用を少しでも抑えたいならWise(ワイズ)がおすすめです。Wiseデビットカードは、お得な為替レートでキャッシュレス決済ができるだけでなく、イギリスで現金が必要な時にはATMから引き出せます。この際のWiseの手数料は月に2回、3万円相当までなら無料です。不要なコストはできるだけ避けて、快適にイギリス旅行を楽しみましょう。
日本国内での事前両替がおすすめです。空港での両替はレートが悪いため避けましょう。現地でイギリス現金が必要になった場合は、市内のATMで手数料の安いWiseのようなカードで引き出すのがお得です。
VATは日本の消費税にあたる付加価値税のことです。残念ながら、2021年1月以降、旅行者がイギリスで購入した商品のVAT払い戻し制度(免税手続き)は廃止されました。そのため、現在では旅行者であっても免税は受けられません。※1
イギリスの通貨単位は「ポンド(Pound、£)」と、補助単位の「ペンス(Pence、p)」です。100ペンスが1ポンドに相当します。※2
※1 Revenue and Customs Brief 21 (2020): withdrawal of the VAT Retail Export Scheme - GOV.UK
※2 Current banknotes | Bank of England
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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