カンボジアでおすすめのeSIM5選|料金の比較や注意点、設定方法も解説
この記事では、カンボジアで使えるeSIMの料金やおすすめプラン、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
カジノや世界遺産、グルメなど、多彩な楽しみ方があるマカオ旅行。そんな旅先で「インターネットがつながらない」といった不安を感じたくないなら、eSIM(イーシム) の活用がおすすめです。
日本で事前に契約・設定しておけば、マカオ到着直後からスマートフォンやタブレットでインターネットを利用可能。地図の確認や観光情報の検索をスムーズに行なうことができ、安心して旅を満喫できます。
本記事では、マカオで使えるeSIMの基本情報や料金目安、購入時の注意点を詳しくまとめました。さらにおすすめeSIMサービス3選や設定方法を解説するとともに、現地でのお得な支払い方法として「Wise(ワイズ)」のデビットカードの魅力についてもご紹介します。
快適な通信・決済環境を整えて、マカオでの貴重な時間を存分に楽しみましょう。
| 目次 🔖 |
|---|

eSIMとは、スマートフォンやタブレットなどの端末に内蔵された「埋め込み型SIM」のことです。従来の物理的なSIMカードとは異なり、eSIMは端末本体に組み込まれており、通信事業者との契約情報をオンラインで書き込むことで利用可能になります。
そのため、eSIM はSIMカードの抜き差しが不要であるほか、契約や開通、回線切り替えなどの手続きをすべてオンラインで行なえることが大きな特徴です。iPhoneやAndroidの多くで対応が進み、ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルなどの国内キャリアでも提供されています。
なお、海外旅行前に日本でeSIMを購入・設定しておけば、現地到着後すぐにインターネットを利用可能。「利便性に優れた通信手段」として近年注目を集めています。

「SIM」と聞くと、端末に挿入して使用するチップ型のSIMカードを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、eSIMはその進化版ともいえる魅力的なツールです。ここでは、eSIMとSIMカードのおもな違いを詳しく見ていきましょう。
| eSIM | SIMカード | |
|---|---|---|
| 形状 | 端末に内蔵された電子式SIM | 物理的なチップ型カード |
| 契約・開通 | オンラインで完結・最短即日利用可能 | 店舗や郵送での受け取りが必要な場合も |
| 回線の切り替え | 設定画面から簡単に変更可能 | カードの抜き差しが必要 |
| 紛失・破損リスク | なし | あり |
| 海外利用 | 渡航前やオンラインでの購入・設定が可能で、現地到着後すぐに使える | 現地で購入・交換が必要(国内やオンラインで事前購入・設定が可能な場合も) |
SIMカードはチップ型のカードを端末に挿入する必要があることから、利用したい場合はインターネット上で購入後に郵送にて受け取ったり、店頭で購入・設定手続きを行なったりする必要があります。一方、電子式のeSIMならそういった物理的な手間が発生せず、あらゆる手続きをオンライン上で完結することが可能。紛失や破損のリスクもありません。
海外への旅行時や出張時にeSIMを利用すれば、快適なインターネット環境を手軽に確保できます。ただし、なかにはeSIMに対応していない端末もあるため、契約前にしっかりと確認することが大切です。

eSIM は利便性の高いサービスですが、なかには「便利な分、費用が高いのでは?」と不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、実際は必要なデータ容量や滞在期間に応じて選べるプランが豊富にあり、選ぶプランによっては物理的なSIMカードやWi-Fiルーターよりコストを抑えられるケースもあります。
ここでは、マカオで利用可能な主要eSIMサービス(Nomad、Trifa、Holafly)の価格をもとに、滞在期間別の料金目安をご紹介します。1,2,3,4,5,6
| 滞在期間 | 料金目安 |
|---|---|
| 1週間滞在する場合 | 約2,600円 |
| 10日間滞在する場合 | 約3,500円 |
| 2週間滞在する場合 | 約3,600円 |
| 1ヵ月滞在する場合 | 約5,500円 |
※Nomad、Trifaではデータ容量5GB前後のプラン、 Holaflyでは無制限プランを滞在期間に合わせて集計。

マカオ旅行前にeSIMを購入する際には、下記の5つの点に注意が必要です。具体的にどのようなポイントに気をつける必要があるのか、以下で詳しく見ていきましょう。
eSIMはすべてのスマートフォン・タブレットで使用できるわけではありません。 iPhoneはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルが対応しており、AndroidはPixel・Galaxy・Google Xperiaなど一部機種のみ。購入前に、メーカーの公式サイトや設定画面などで対応状況を確認しておきましょう。
ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルといった日本のキャリアで購入した端末には、他社回線の利用を制限するSIMロックがかかっている場合があります。eSIMを利用するためにはSIMロックを解除する必要があるため、出発前に必ず確認しておくことが大切です。
もしロックがかかっている場合は、各キャリアの公式サイトからオンラインで解除申請を行ないましょう。
マカオ旅行中にどのようなシーンでインターネットを使用したいかを考慮し、用途に合ったデータ容量のプランを選ぶこともポイントです。例えばマカオ滞在中に動画の視聴を楽しみたい場合や、SNSへの投稿を頻繁に行ないたい場合は、通信量を気にせずに使える無制限プランが最適。容量の少ないプランではすぐに上限に達してしまい、追加購入が必要になることもあるため注意しましょう。
一方で、LINEのメッセージ送受信やWeb検索程度の利用を想定している場合、無制限プランを契約しても容量を持て余してしまう可能性があります。短期の旅行であれば、3GB前後のプランでも十分事足りるでしょう。
eSIMの設定にはQRコードの読み取りが必要です。スマートフォン1台で設定する場合は、別の端末でコードを表示させるか、紙に印刷しておくとよいでしょう。
eSIM選びにおいて、サポート体制を確認しておくことも大切です。マカオでの予期せぬトラブルに備えて24時間対応のサービスを選ぶと、より安心して利用できます。
もし「英語での問い合わせは不安」と感じているなら、日本の企業が運営するeSIMサービスがおすすめです。日本語でのサポートを受けられるため、万が一のトラブル時にもスムーズに対応できるでしょう。

ここでは、マカオで利用可能なeSIMのなかから、特におすすめしたいサービスを3つご紹介します。
それぞれの特徴と価格をご紹介するので、eSIM選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
Nomadは、世界200以上の国と地域に対応しているeSIMサービスです。1GB・7日間のプランとミニマムなプランから用意され、お手頃な価格で利用できることが大きなメリットです。カスタマーサポートは電子メールやライブチャットにて年中無休で対応しているため、比較的気軽に問い合わせできるでしょう。
Nomadの価格表(目安) 1
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日 | 607円 |
| 3GB | 30日 | 1,214円 |
| 5GB | 30日 | 1,518円 |
(※2025年10月12日時点の情報を参照しています。)
trifaは日本企業が提供するeSIMサービスで、日本語対応、時差を気にせず年中無休のサポートを受けられます。海外企業のeSIMにありがちな「英語でどのように問い合わせたらいいのかわからない」といった心配がなく、初心者にも安心です。
trifaの価格表(目安) 2
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日 | 790円 |
| 3GB | 7日 | 1,960円 |
| 5GB | 31日 | 3,920円 |
(※2025年10月12日時点の情報を参照しています。)
Holaflyは、無制限データ通信プランをメインで提供しているeSIMサービスです。チャットによる24時間サポートを受けられる点も注目したいポイントで、データ容量の大きさと安心感の両方を求めている方に向いています。
Holaflyの価格表(目安) 3,4,6
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 無制限 | 7日 | 4,290円 |
| 無制限 | 10日 | 5,490円 |
| 無制限 | 30日 | 10,990円 |
(※2025年10月12日時点の情報を参照しています。)

eSIMは購入して終わりではなく、マカオ到着後に設定を行なう必要があります。ここでは、iPhoneとAndroidそれぞれの設定方法について押さえておきましょう。
iPhoneの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
1.「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」をタップ
2.事前に受け取ったQRコードをカメラでスキャン
3.プロファイルのダウンロードが完了したら「完了」をタップ
4.「設定」→「モバイル通信」をタップ
5.「モバイル通信」内から利用するeSIMを選択
6.「この回線をオンにする」をオンにする
7.同画面内の「データローミング」をオンにする
※eSIMの種類によって手順7は不要
Androidの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
1.「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
2.「SIM」の横にある「+」をタップ
3.事前に受け取ったQRコードをカメラでスキャン
4.画面の指示にしたがってプロファイルをインストール
5.「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」をタップ
6.「ダウンロード型SIM」内から利用するeSIMを選択
7.「SIMを使用」をオンにする
8.同画面内の「ローミング」をオンにする
※eSIMの種類によって手順8は不要
なお、機種やOSのバージョンにより、設定画面の表記が異なる場合があります。

ここでは、マカオ滞在時にeSIMを利用するおもなメリットを3つご紹介します。
eSIMは日本国内で契約・設定が可能であるため、マカオ到着前に現地での通信環境を整えられます。空港に着いてすぐに地図アプリでホテルへのルートを確認したり、送迎の連絡を取ったりと、旅のスタートをスムーズに切れることが大きな魅力です。
eSIMはスマートフォン本体に内蔵されているため、チップタイプのSIMカードのように抜き差しの必要がありません。カードの紛失や破損といったトラブルに悩まされる心配がなく、安心して使える点もうれしいメリットです。
Wi-Fiルーターのように機器を持ち歩く必要がないことから、少ない荷物で旅を楽しめることもeSIMならではの魅力です。帰国後も面倒な返却手続きは不要で、端末の設定からeSIMを削除するだけで元の通信環境に戻せます。

マカオ旅行を安心して楽しむには、インターネット環境だけでなく「支払い手段」も事前に整えておくことが大切です。
海外旅行中も日本のクレジットカードを使って買い物や食事の決済を行なう方が多いと思いますが、実は多くのカードでは決済委金額に対して1.6〜3.8%程度の海外利用手数料が加算されていることをご存知でしょうか。気付かないうちに出費がじわじわと増えてしまい、帰国後の請求額に驚くケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、Wise(ワイズ)のデビットカードです。例えばマカオで10万円分の支払いをする場合、Wiseを使うほうが日本のクレジットカードで支払うよりも1,500円ほど節約できる計算になります。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
マカオへ出発する前にeSIMを契約しておけば、現地到着後すぐにインターネットに接続でき、地図検索や翻訳アプリなどを利用できます。さらに、Wiseのデビットカードを活用することで、海外手数料を抑えつつお得に決済でき、旅先での出費をスマートに管理することが可能です。
ぜひこの記事を参考に通信・決済環境を準備して、マカオでの滞在を思いきり楽しみましょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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