フランス旅行でキャッシュレス決済は使える?カード事情と現金の必要性

Hikaru Osaka

フランスはキャッシュレス決済比率が52.7% と日本よりも高く、観光客が訪れる多くの場所でクレジットカードデビットカードが利用できます。一方で、露店や有料トイレ、チップの支払いなど現金が必要な場面もあります

この記事では、フランスのキャッシュレス事情や使える決済方法、注意点、必要な現金の目安まで詳しく解説します。

また、海外事務手数料を抑えたい方には、リアルタイムの為替レートで決済でき、ヨーロッパの現地口座情報も取得できるWise(ワイズ)がおすすめです。快適でお得なフランス旅行の準備にお役立てください。

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目次 🔖

フランスのキャッシュレス事情:普及率やトレンド

フランスのキャッシュレス事情:普及率やトレンド

フランスは日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。一般社団法人キャッシュレス推進協議会の調査によると、2023年におけるフランスのキャッシュレス決済比率は52.7% で、欧州中央銀行の調査では2024年の取引総額に占めるカード支払いは52%に達しています。12

主流のキャッシュレス決済

フランスで広く使われているのが「カルト・ブルー(Carte Bleue/CB)」と呼ばれるカードです。カルト・ブルーは、キャッシュカード・デビットカード・クレジットカードが一体化したもので、4桁の暗証番号で支払えるカードです。さらに、2020年以降は非接触型決済が急速に普及したことにより、暗証番号なしで50ユーロまで支払いが可能になっています。3

このほか、モバイルで使えるApple PayやGoogle Payなども広がっています。

使える場所と使えない場所

ホテル、デパート、レストラン、スーパーマーケット、駅の券売機など観光客が訪れる場所では基本的にカードが利用できます。一方、露店や屋台、10ユーロ未満の少額決済では現金が必要なことも多く、有料トイレやチップは現金払いが主流です。

さらに、地方では対応していない店舗も増えるため、少額の現金を持っておくと安心でしょう。


フランスでのキャッシュレス決済のメリット

フランスでのキャッシュレス決済のメリット

フランス旅行に行く際に、キャッシュレス決済を活用すると以下のようなメリットがあります。

  • 現金を持ち歩く必要がなくなる
  • 使った金額がいつでも確認できる
  • 支払いがスムーズになる
  • ポイントやマイルが得られる
  • ホテルのデポジットが不要になることがある

① 現金を持ち歩く必要がなくなる

カード決済をメインにすれば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。観光客を狙ったスリや盗難のリスクがあるフランスでは、現金の紛失リスクを減らせる点は大きなメリットといえるでしょう。

② 使った金額がいつでも確認できる

キャッシュレス決済であれば、利用明細をアプリやWebサイトでいつでも確認でき、旅行中の支出管理が簡単になります。また、現金のようにレシートを保管する手間もかかりません。

③ 支払いがスムーズになる

フランスでは非接触型決済(タッチ決済)が普及しており、カードをかざすだけで会計が完了します。パリのメトロ券売機もタッチ決済対応で、切符購入が非常にスムーズです。

④ ポイントやマイルが得られる

ポイントやマイルと紐づいたキャッシュレス決済を活用すれば、航空券代、ホテル代、食事代などまとまった金額の支払いでポイントが発生し、効率的に貯めることができます。

⑤ ホテルのデポジットが不要になることがある

クレジットカードで宿泊費を支払う場合、チェックイン時のデポジット(保証金)が不要になることがあります。これは、カードが支払い能力や信用の証明となるためです。

カードのほか、フランス旅行に必要な持ち物については「フランス・パリ旅行に必要な持ち物についてチェックリストを併せて紹介」の記事も参照してください。


フランス旅行でおすすめのキャッシュレス決済

フランス旅行でおすすめのキャッシュレス決済

フランス旅行でおすすめのキャッシュレス決済方法は以下の2つです。

  • クレジット・デビットカード
  • 電子マネー

ここでは、フランスで使えるこれらのキャッシュレス決済について紹介していきます。

クレジット・デビットカード

フランスで最も使いやすいのがクレジットカード・デビットカードです。VisaMastercardはほぼすべての場所で利用できますが、JCBAmerican Expressは取り扱いのない店舗がほとんどです。そのため、旅行の際はVisaまたはMastercardを用意しましょう。

なお、駅の切符売り場などではタッチ決済が採用されているため、タッチ決済付きクレジットカードが便利です。

電子マネー

2020年以降、モバイルのApple PayやGoogle Pay、Samsung Payなどが広がっています。ただし、日本のPayPayのように全国的に浸透しているわけではなく、一部店舗での対応に限られます。

また、個人間送金に便利な「Paylib」というサービスも現地では人気があります。


フランスでのキャッシュレス決済で気を付けたいこと

フランスでのキャッシュレス決済で気を付けたいこと

キャッシュレス決済は便利なサービスですが、以下の点に注意が必要です。

  • キャッシュレス決済ができない場所がある
  • 海外事務手数料がかかる(クレジットカードの利用の場合)
  • 不正利用対策によるロック
  • スキミングや不正利用
  • インターネットがつながった場所でしか利用できない(電子マネー・QR決済のみ)

ここでは、これらの気を付けたい点について紹介していきます。

キャッシュレス決済ができない場所がある

露店、屋台、小規模店舗ではカードが使えないことがあります。また、10ユーロ未満の少額決済は現金のみという店も多く、有料トイレやチップも現金払いが主流です。

海外事務手数料がかかる(クレジットカードの利用の場合)

クレジットカードの海外利用時には、利用金額の1.6~3.85%程度の海外事務手数料がかかります。4事前に自分のカードの手数料率を確認しましょう。

不正利用対策でロックがかかることもある

海外での利用を検知すると、カードが自動停止されることがあります。出発前にカード会社へ渡航情報を登録しておくと安心です。

スキミングや不正利用のおそれがある

観光地ではスリや置き引きが多発しています。ATM利用時はスキミングに注意し、駅や銀行のATMを使用しましょう。暗証番号入力時は手元を隠すことが大切です。

インターネットがつながった場所でしか利用できない(電子マネー・QR決済のみ)

電子マネーやQR決済にはインターネット接続が必要です。Wi-Fiやモバイルデータ通信の準備をしておくか、通常のカードも併せて持っておきましょう。


フランスではどのくらい現金が必要?

フランスではどのくらい現金が必要?

クレジットカードやデビットカードを中心にキャッシュレス決済が普及しているフランスですが、現金の使えない店舗もあるほか、何かしらの事情でキャッシュレス決済が使えなくなることも考えられます。

そのため、7泊9日の旅行では300~400ユーロ程度(約55,200円~73,600円相当)の現金を用意し、日常的には10~100ユーロ程度を持ち歩くことをおすすめします。残りはホテルのセーフティボックスに保管しましょう。

※2025年12月の為替相場1ユーロ=約184円として計算5

現金は小額紙幣を中心に準備

500ユーロ札や200ユーロ札は受け取り拒否されることが多く、100ユーロ札も断られる場合があります。5~50ユーロの小額紙幣を中心に両替しましょう。

現金が必要な場面

フランスでは、マルシェの露店や小規模店舗、10ユーロ未満の少額決済では現金が必要になることがあります。また、公衆トイレは有料の場合が多く、1回あたり0.2~0.5ユーロ程度を現金で支払うケースが一般的です。

チップは必須ではないものの、良いサービスを受けた場合の目安として、高級レストランでは5~10%程度、特に満足度が高い場合はそれ以上を渡すこともあります。また、タクシーでは料金を切り上げるか5~10%程度、ホテルでは荷物運びや特別な対応をしてもらった際に1~2ユーロ程度を渡すのが一般的です。

現金が足りなくなったら、現地ATMで必要な分だけ引き出すのが防犯面でも為替面でもおすすめです。

現金とクレジットカードの比較については、「フランス旅行で現金とクレジットカードどっちがお得?おすすめの支払い方法を解説」の記事でも詳しく解説しています。


お得な手数料と為替レートで決済・両替:Wise(ワイズ)

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フランスを含むヨーロッパでの旅行では、レストランやショッピングでの決済、タクシーアプリなどでの決済で必ず現地通貨(ユーロ) が必要になります。国際クレジットカードで決済を使用とお考えの方もいるかもしれませんが、国際クレジットカードを使った場合、1.6%〜3.85%程度の海外事務手数料が決済額に追加されることがあります。

そんな時にこの海外事務手数料が決済に追加されないWise(ワイズ)デビットカードを使うことで、よりお得に現地での決済を済ませることができます。

使い方は簡単!Wiseアカウント内に日本円をチャージし、ユーロに両替するだけで、現地での決済に通貨をいつでも利用できます。両替手数料もお得です。

現金が必要になった場合でも、米ドルをアカウント内で両替しておくことで、いつでも現地ATMから現金が引き出せます。(※)

Wiseデビットカードは世界150か国以上での支払いに対応しており、上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで決済を行うことができます。カード発行手数料は、1,200円のみ、年会費は無料です。また、バーチャルカードもアカウント内で無料で発行でき、オンラインやアプリでの決済に利用できます。

Wiseデビットカードを活用して海外旅行や海外での滞在にかかるコストを安く・お得に節約しましょう。

※ATMオーナによって追加手数料が別途請求される場合があります。

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まとめ:フランスのキャッシュレス決済を活用して快適な旅行を!

フランスはキャッシュレス決済比率が50%以上で、VisaとMastercardが広く受け入れられています。カード決済により現金を持ち歩く必要が減り、支払いもスムーズで、ポイントも貯まります。

ただし、露店や有料トイレ、チップなど現金が必要な場面もあります。7泊9日なら300~400ユーロを用意し、日常的には10~100ユーロを持ち歩きましょう。海外事務手数料やスキミングに注意が必要ですが、事前準備をすれば安全で快適です。

手数料を抑えたい方には、リアルタイムの為替レートで取引でき、海外事務手数料ゼロのWise(ワイズ)デビットカードがおすすめです。現金とカードを賢く使い分けて、お得で楽しいフランス旅行を満喫しましょう。

関連ページ 💡 Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド

フランスでのキャッシュレス決済についてよくある質問

ここではフランス旅行の際によく聞かれるキャッシュレス決済についてのご質問にお答えします。

Visaブランドのタッチ決済をフランスで使った場合の手数料はいくらですか?

タッチ決済でも通常のクレジットカード決済と同様に海外事務手数料が発生し、多くの場合利用金額の1.6~3.85%程度です。4カード会社によって異なるため、出発前に確認しましょう。Wise(ワイズ)など手数料がお得なカードの利用もおすすめです。

フランスでのタッチ決済の上限額はいくらですか?

フランスでは、暗証番号なしのタッチ決済は50ユーロまでが上限です。50ユーロを超える支払いでは暗証番号の入力が必要になります。

なお、近年は、暗証番号入力をともなえば50ユーロを超えてもタッチ決済が可能となる仕組みが導入されつつあります。

フランスではクレジットカードと現金のどちらが主流ですか?

クレジットカード(デビットカード)が主流です。欧州中央銀行の調査では、取引金額においてカード支払いが52%、現金が34%で、カード決済が現金を上回っています。2ただし、露店や小規模店舗では現金のみの場合もあるため、少額の現金も持っておくと安心です。

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ソース

  1. 2023年の世界主要国におけるキャッシュレス決済比率を算出しました | 一般社団法人キャッシュレス推進協議会
  2. Study on the payment attitudes of consumers in the euro area 2024
  3. Qu'est-ce que le paiement sans contact ? | Service Public
  4. クレジットカードの海外手数料を徹底比較!手数料一覧・計算方法・注意点も - Wise
  5. 外国為替相場チャート表 | 三菱UFJ銀行

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2025年9月9日 9分で読めます

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