イギリスの所得税率は高い?具体的な計算方法と地域別の税率一覧
イギリスの所得税率はいくら?年収・地域別の税金計算、控除の仕組み、外国人・ワーホリの注意点、確定申告(Self Assessment)の方法まで網羅的に解説しています。イギリス移住を検討している方は必見です。
イギリスは古い街並みが綺麗で、ロンドンをはじめ国際的なビジネス拠点としてもよく知られています。海外進出やヨーロッパでのビジネスのために、イギリスで家の購入を考えている方、または海外からの不動産投資を検討している方もいるでしょう。
この記事では、一戸建てやマンション/アパートの探し方、住宅ローン(モーゲージ)の組み方など、不動産購入プロセスなどの情報をまとめて紹介します。ブレグジット後の不動産購入に関する制限、イギリスの不動産価格に関する役立つ情報、把握しておくべき手数料や税制度についても詳しく解説します。
また、日本からイギリスへの送金の仕方や便利で低コストな方法もご紹介します。Wise(ワイズ)アカウントを開設すれば、わずか数クリックで、少ない手数料かつミッドマーケット(市場仲値)の為替レートで、40以上の通貨で送金できます。国境を越えた資金管理や、イギリス生活でも便利です。

| 目次 🔖 |
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近年、イギリスの不動産市場は、高い需要と供給の制限が一因となり、価格の急騰を経験してきました。土地登記所(Land Registry) の統計によると、2024年9月から2025年9月のイギリスの平均不動産価格は2.6%上昇し、約285,000ポンドとなりました¹。また、Halifax のモーゲージベースの指数では、2025年8月の平均価格が約299,330ポンドと、過去最高を記録したとも言われています2。
全体としては、買い手にとっては依然として競争の激しい市場ですが、状況は改善し始めています。
外国人がイギリスで不動産を買うことに、法的な制限はありません3。つまり、国籍に関係なく、ほとんどの人がイギリスで物件を購入できるということです。また、居住を目的として自宅を購入する場合を除き、イギリスの不動産に投資するのにビザは必要ありません。
ただし、外国人購入者はより厳格な本人確認(IDチェック)の対象となる可能性があるため、必要な書類をすべて準備しておく必要があることに注意しましょう。例えば、パスポートなどの身分証明書や住所確認書類が必要になります。
イギリスが欧州連合(EU)を離脱した現在、イギリスの不動産購入に関心のある外国人にとって、どのような影響があるのでしょうか?
不動産購入に関しては、ブレグジット(EU離脱) 後に変更されたことはほとんどありません。4 EU加盟国の国籍の人も非EU加盟国の国籍の人も、イギリス国籍の人とほぼ同じ方法でイギリス国内の不動産を購入することができます。
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不動産を購入しただけでは、イギリスの永住権(Indefinite Leave to Remain: ILR) を取得することはできません4。現在、不動産の購入や投資によって永住権を取得できる制度はイギリスにはありません。イギリスに住みたい場合は、別途目的に合った適切なビザと居住許可を別途申請する必要があります。
では、イギリスの不動産がいくらくらいするのか見てみましょう。2025年9月時点での平均的な住宅価格は272,000ポンドです⁵。ただし、不動産価格は地域によって、また物件の種類によって大きく異なります。
イギリスの住宅価格指数(House Price Index) によると、2025年9月時点の平均価格は、一戸建てが445,097ポンドであるのに対し、マンション/アパート(flat)は196,316ポンドで取引されています⁵。
以下に、イギリスの地域ごとの平均住宅価格をご紹介します。
| イギリスの地域 (英語表記) | 平均不動産価格⁵ |
|---|---|
| ロンドン (London) | £556,454 |
| 南東部 (South East) | £383,812 |
| 南西部 (South West) | £307,078 |
| ウェスト・ミッドランズ (West Midlands) | £248,928 |
| イースト・ミッドランズ (East Midlands) | £243,459 |
| 北西部 (North West) | £215,030 |
| 北東部 (North East) | £161,770 |
| ヨークシャー&ハンバー (Yorkshire and the Humber) | £207,877 |
| 東部 (East of England) | £341,389 |
| ウェールズ (Wales) | £209,253 |
| スコットランド (Scotland) | £194,273 |
| 北アイルランド (Northern Ireland)(2025年3クオーターの価格) | £193,247 |
また、海外からイギリスの不動産購入の手続きを進める場合、手数料や頭金、その他の支払いを送金するために、安全で信頼性が高く、できれば低コストな方法が必要になります。
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イギリスで最も安く不動産を購入できるのはイングランド北東部で、平均住宅価格はおよそ161,770ポンドです⁵。その他に比較的安価な地域としては、ヨークシャー、イングランド北西部、ウェールズが挙げられます。
表からわかる通り、ロンドンと南部地域は、イギリス国内で不動産価格が特に高い地域となっています。
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実際に不動産探しを始める際は、現地の不動産業者(エステート・エージェント) の専門知識を活用する方法や、物件情報ウェブサイトで探す方法など、いくつかの選択肢があります。
イギリス国外にいて、イギリス国内の購入物件や投資物件を探している場合は、不動産業者を利用して希望の住宅を見つけることができます。
検索したいエリアが決まっている場合は、その地域の地元の不動産業者に連絡すれば、物件探しを手伝ってくれます。ただし、一部の不動産業者では、サービスに対して手数料が発生する場合があるため、仲介手数料の支払いを念頭に置いておきましょう。
日本と同じように、物件情報サイトで不動産を見つけるのも一般的です。代表的なものに、以下のようなサイトがあります。
これらのサイトでは、細かい検索条件を設定して物件を絞り込むことができます。例えば、物件の種類、寝室の数、敷地内駐車場や庭の有無などを指定できます。さらに、気になる物件があれば、内見の予約をしたり、詳しい情報を問い合わせるために、所有者や不動産業者へメッセージを送ることもできます。
海外から不動産を購入する場合、特に注意すべき点がいくつかあります。
1. 詐欺や不正行為への警戒
まず、詐欺や不正行為を避けるために、特に送金を行う前に、売主やエージェントの信用情報や資格を徹底的に確認する必要があります。
2. 住宅調査(ホームサーベイ)の省略によるリスク
費用を節約するために、ホームサーベイ(住宅調査)を依頼しないという選択肢もありますが、後になって隠れていた問題がわかり、高額な修繕費用につながる可能性があります。そのため、購入前に物件をしっかり確認することが重要です。
3. ローン契約の障害
一部の購入者は、非伝統的な工法で建てられた物件や、地盤沈下などの問題がある物件を購入する際、住宅ローン(モーゲージ)の契約が難しくなるという問題に直面することがあります。
4. 購入プロセス特有のリスク
また、購入の流れそのものに起因するリスクもあります。
売主が、あなたのオファー受諾後に、より高値を提示した別の買い手に乗り換えてしまうことを言います。
複数の売買が連動しており、一つが止まると全体に影響する状態のことです。例えば「あなたが買う物件の売主が、さらに別の物件を購入し、その相手もまた別の物件を買う…」というように、一連の取引がつながっている状況です。売買が複数つながっている「チェーン」の上流で問題が起きると、あなたの取引自体が成立しなくなる可能性があります。なお、購入する物件が空き家(空室)であれば、こうしたチェーンの問題は発生しません。
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上記の「落とし穴」を避け、価格に見合った十分な価値を確実に得るためには、新しい物件を非常に慎重に選ぶことが不可欠です。以下のことを行う必要があります。
は、住宅調査を依頼することが、購入を検討している不動産物件の状態を確認する一番いい方法です。これは、王立チャータード・サーベイヤー協会(RICS: Royal Institution of Chartered Surveyors) などの訓練を受けた専門家によって実施されます。
調査には、物件の詳細な検査が含まれ、欠陥、軽微なメンテナンス、および必要とされる大規模な工事の概要が報告されます。住宅調査にはいくつかの種類があり、費用も異なります⁶。
| レベル | 種類 | 詳細 |
|---|---|---|
| レベル 1 | RICS Home Survey | 基本的な調査。状態が良好な在来工法の物件向けに、最小限の詳細を提供する。 |
| レベル 2 | RICS Home Survey | 以前の「Homebuyer Report」として知られる中級レベルの調査。状態が良好な一般的な住宅を購入する人に最も人気がある選択肢。 |
| レベル 3 | RICS Home Survey | 築50年以上の物件や特殊な設計の物件向けに、詳細な構造調査を行う。 |
(※2025年11月24日時点の情報を参照)
外国人がイギリスで不動産を購入する際の一連の手順を、最初から見ていきましょう。
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外国籍でも、イギリスの銀行から住宅ローンを組むことは可能です。ただし、いくつか注意しておきたい点があります。
イギリスに住んでいない、あるいは居住期間が2年未満の場合は、いくつかの制限がかかることがあります。例えば、選べる住宅ローン商品が限られる、より高額の頭金を求められる、金利が高めに設定される、などが一般的です。
そのため、早めに情報収集を始め、銀行や融資担当者に相談して、自分に合う選択肢を確認しておくことが大切です。必要であれば、モーゲージ・ブローカー(住宅ローン仲介業者)に依頼して、ローン探しや申請手続きをサポートしてもらうこともできますが、その場合は別途手数料がかかることがあります。
外国人がイギリスで不動産を購入するときには、押さえておくべき手数料や税金がいくつかあります。多くはすべての購入者に共通してかかる費用ですが、中には外国籍の購入者だけに適用されるものもあります。
これらの追加費用を事前に予算に組み込めるよう、見ていきましょう。
| 手数料/税金の種類 (英語名) | 費用⁷ | 目的 |
|---|---|---|
| **不動産譲渡手続き費用(**Conveyancing fees) | £2,000~£2,300 | 法的手数料(購入者側の弁護士は現地調査費用は約250~300ポンドなども含む) |
| 住宅調査費用 (Home survey fee) | £380~£600以上 | 物件の状態を評価するための調査と報告書作成 |
| 住宅ローン手数料 (Mortgage fees) | 予約手数料:£100~£200 \ 手配手数料:£1,000〜£2,000 \ 物件評価手数料:£150〜£800 | 住宅ローンの提供に対し、融資会社が請求する手数料 |
(※2025年11月24日時点の情報を参照)
もう一つイギリスの不動産購入にかかる重要な費用として、印紙税(Stamp Duty Land Tax: SDLT)があります。これは、イングランドまたは北アイルランドにある250,000ポンドを超えるすべての不動産に課税されます。初めて住宅を購入する方(ファーストタイムバイヤー)は、425,000ポンドを超える物件に対してのみ印紙税を支払います⁷。
印紙税には複数の税率帯があり、物件購入価格のうち、それぞれの税率帯に該当する部分に基づいて計算されます。いくら支払う必要があるかを知るには、この印紙税計算ツールを利用できます。
英国に居住していないイングランドおよび北アイルランドの住宅不動産の購入者には、通常の税率に2%が上乗せされます。フリーホールド物件とリースホールド物件の両方の購入に適用され、新規リース契約締結時の賃料に課される印紙税(土地税)も増額されます。

この記事では、イギリスでの理想の住まいを見つけたり、投資用物件の購入したりするための知識をご紹介しました。物件探しの始め方から、購入・契約プロセスの流れ、必要な手数料や税金まで、イギリスで不動産を購入するうえで押さえておきたいポイントを解説しました。
スムーズに不動産購入手続きを進めるためには、イギリスの銀行口座を開設しておくのも一つの方法です。ただ、日本から資金を送るなど国際送金が必要な場面では、Wiseアカウントも便利な選択肢です。
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| イギリスでの生活についてもっと知りたい🇬🇧 イギリスの暮らし:海外在住者向けのガイド |
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ソース
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