ベトナム旅行の注意点まとめ|やってはいけないジェスチャー・病気・食べ物のリスクを徹底解説

Sasha Kiyokawa

フォーの香り漂う路地、活気あふれる市場、圧倒的なコストパフォーマンス——ベトナムは日本から数時間で行ける、魅力満載の旅行先です。[1]

しかし、ベトナム旅行を思いっきり楽しむためには、事前に知っておくべき注意点があります。NGジェスチャーを知らずに使ってしまったり、屋台料理でお腹を壊したり、デング熱のリスクに気づかなかったりと、準備不足が旅の思い出に影を落とすことも少なくありません。

この記事では、他のガイドではあまり触れられていないジェスチャー・病気・食べ物の注意点を中心に、ベトナム旅行前に知っておくべきことを2026年最新情報でまとめました。出発前にぜひ一度、チェックしてみてください。

記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでの外貨への両替、海外現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。

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ベトナム旅行でやってはいけない注意点

ベトナム旅行でやってはいけない注意点

ベトナムには、日本では当たり前の行動が現地では失礼にあたる習慣や、知らないと体調を崩しかねない食べ物・健康リスクが数多く存在します。「知らなかった」では済まないケースもあるため、出発前にしっかり確認しておきましょう。以下に、特に見落とされがちな11の注意点をまとめました。

1. 手のひらを下にして手招きしない

日本では自然なジェスチャーでも、ベトナムでは侮辱的な意味を持つものがあります。その代表が「手のひらを下に向けた手招き」です。

ベトナムでは手のひらを下にして「こっちへ来て」と合図すると、「あっちへ行け」という侮辱的なサインとして受け取られてしまいます。人を呼ぶときは必ず手のひらを上に向けて合図しましょう。

❌ NGジェスチャー✅ 代わりにすべき行動
手のひらを下にして手招きする手のひらを上にして手招きする
指で人を指差す手のひら全体で方向を示す
足の裏を相手に向ける座り方を調整して足元に注意する
他人の頭に触れる特に子どもの頭をむやみに撫でない
腕を組んで話す自然体で腕を下ろして話す
人差し指を下向きに振って呼ぶ手全体を使って合図する

💡 ポイント: これらのジェスチャーは悪意なく行ってしまうケースがほとんどです。特に人を呼ぶ場面・方向を示す場面で意識しておきましょう。


2. 食事中に麺をすすらない・食器に口をつけない

ベトナムといえばフォーやブン・ボーなど麺料理が有名ですが、日本と食事マナーが異なる点があります。現地のレストランでも基本的な作法を守ることで、気持ちよく食事を楽しめます。

マナー項目内容
麺類のすすり音麺をすするのはマナーが悪いとされる。フォーを食べる際は特に注意
食器に口をつける茶碗やスープ碗を直接口に当ててスープを飲まないこと
箸の使い方ご飯に箸を立てて刺す行為は仏事を連想させるため厳禁

3. 虫除け対策を怠らない(デング熱に注意)

「ベトナムで虫除けが必要?」と思う方もいるかもしれませんが、これは旅行前に必ず準備しておくべき重要事項です。ベトナム全土でデング熱の発生が報告されており、特に雨季(5〜11月)は感染リスクが高まります。[2]

デング熱を媒介するネッタイシマカは昼間に活動する蚊のため、夜だけ気をつければ大丈夫というわけではありません。

感染症名主な感染経路症状の特徴予防法
デング熱ネッタイシマカによる刺咬高熱・激しい頭痛・関節痛・発疹防虫スプレー(DEET含有)・長袖着用
マラリアハマダラカによる刺咬(山岳部・農村部でリスク高)周期的な高熱・悪寒・倦怠感予防薬の服用(渡航前に医師に相談)
ジカウイルス感染症ネッタイシマカによる刺咬軽度の発熱・発疹(無症状も多い)防虫対策全般(妊婦は特に注意)

💡 ポイント: 防虫スプレーは「DEET(ディート)」が含まれているものが効果的とされています。[2] 日本で購入してから渡航するのがおすすめです。


4. 渡航前に予防接種を検討する

「海外旅行に予防接種が必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、ベトナムはいくつかの感染症リスクがある地域です。厚生労働省検疫所(FORTH)は以下の予防接種を推奨しています。[2]

ワクチン名推奨される主な理由接種タイミングの目安
A型肝炎食べ物・水を介した感染リスクあり渡航4週間前までに初回接種
腸チフス衛生環境が異なる地域での飲食リスク渡航2週間前までに接種
破傷風外傷リスクへの備え最終接種から10年以上経過で追加接種を検討
狂犬病野良犬・野生動物との接触リスク渡航前に医師と相談の上、3回接種
B型肝炎医療機関での処置などで感染リスクあり渡航前に医師と相談

⚠️ 注意: 必要な接種は個人の健康状態や渡航内容によって異なります。渡航の1か月以上前に、医療機関(トラベルクリニックなど)にご相談ください。


5. 屋台料理は「選び方」が大切

ベトナムの屋台グルメはこの旅行最大の楽しみのひとつ。でも、お店選びを間違えると食中毒のリスクがあります。[2] 以下のポイントを押さえるだけで、安心して本場のストリートフードを楽しめます。

チェック項目確認ポイント
✅ 回転率が高い客が絶えず来ており、食材が常に新鮮
✅ 目の前で調理される注文後に火を通して調理されている
✅ 地元の人が多い現地住民に人気の屋台は信頼性が高い傾向
✅ 最初は火の通った料理から旅行初日は生ものより加熱料理で様子を見る
❌ 生野菜・生肉が多い十分な加熱がされていない食材は避ける

6. 水道水・氷には気をつける

ベトナムの水道水は飲用に適していません。[2] 直接飲まないことはもちろん、飲み物の氷にも注意が必要です。

注意対象リスク対処法
水道水腸内細菌・ウイルスによる感染リスクペットボトルのミネラルウォーターを使用
水道水から作られている場合あり「ノーアイス」と伝えるか缶・ペットボトルを選ぶ
生野菜・サラダ水道水による洗浄リスクあり火が通ったものを優先
生フルーツ皮をむかずに食べると感染リスクあり皮を自分でむいてから食べる

7. 食物アレルギーをベトナム語で伝える準備をしておく

ベトナム料理はエビ・ピーナッツ・グルテンなどのアレルゲンが多く使われています。言語の壁があるなかでも、自分のアレルギーを正確に伝えることが安全な食事の鍵です。

アレルゲンベトナム料理での使用例ベトナム語での伝え方(参考)
エビ・甲殻類フォー・炒め物・スープのだしTôi bị dị ứng với tôm/hải sản
ピーナッツ生春巻きのたれ・炒め物Tôi bị dị ứng với đậu phộng
グルテン(小麦)バインミー・麺類Tôi không ăn được gluten
乳製品デザート・コーヒーTôi bị dị ứng với sữa

💡 ポイント: 渡航前に医師に相談して「アレルギーカード(英語またはベトナム語)」を作成しておくと、レストランでスムーズに伝えられます。


8. 子どもの頭を触らない・抱きかかえない

かわいいベトナムの子どもと交流したいと思う気持ちは自然ですが、善意からの行動がトラブルの原因になることがあります。[1]

ベトナムでは頭は神聖な部位とされており、見知らぬ人が子どもの頭を触ることは無礼な行為とみなされます。また、子どもを抱きかかえたり手を繋いで歩いたりすると、親から誤解される可能性もあります。交流したい場合は、子どもの目線に合わせてしゃがみ、言葉や表情で笑顔を見せるのが適切な方法です。


9. 市場での値段交渉は「歩み寄り」が基本

ベトナムの市場では、定価のない商品での値段交渉が一般的です。ただし、交渉には暗黙のルールがあります。

値段交渉のポイント内容
段階的に値下げを提案相手の提示額から一気に下げず、徐々に妥協点へ歩み寄る
引き際を決めておく自分の上限を事前に決め、超えたら静かに断る
触った商品は責任を持つむやみに商品を触ると買取を求められる場合あり
大声や強引な態度を避ける感情的になるとトラブルの原因に

⚠️ 注意: 一度交渉を始めて合意した後にキャンセルするのはマナー違反とみなされます。


10. 交通事故に注意——横断歩道でも油断しない

ベトナムの道路は、日本とは交通事情が大きく異なります。[1] バイクや車が多く、横断歩道の青信号でも車が止まらないケースがあります。

横断歩道を渡る際は、信号が青でも車・バイクが完全に止まったことを目視で確認してから渡りましょう。焦らず、周囲の地元住民の動きに合わせて渡るのが安全です。


11. 現地での支払いは手段を使い分ける

ベトナムの現地通貨はベトナムドン(VND)です。観光エリアでは日本円や米ドルが使える場所もありますが、基本的には現地通貨での支払いが求められます。[4]

支払い手段向いているシーン注意点
現金(VND)屋台・ローカル市場・バス小額紙幣を多めに準備しておく
クレジットカードホテル・大型施設為替マージン・海外事務手数料が上乗せされる場合あり
Wiseカードカフェ・レストラン・観光施設上乗せコストのない為替レートで決済可能

渡航前に準備しておくべきもの

渡航前に準備しておくべきもの

ベトナム旅行を安全・快適に楽しむために、出発前に以下のアイテムと手続きを確認しておきましょう。

必須持ち物リスト

持ち物用途
虫除けスプレー(DEET含有推奨)デング熱・マラリア予防
整腸剤・下痢止め食中毒・旅行者下痢症対策
解熱鎮痛剤発熱・頭痛時の応急対応
経口補水液下痢・脱水症状への対応
日焼け止め(SPF50以上推奨)強い紫外線対策
薄手の長袖・長ズボン日焼け防止・防虫・寺院参拝対応
変換プラグ(A型・C型)ベトナムのコンセント対応
セキュリティポーチスリ・ひったくり対策
海外旅行保険の証書医療機関受診時に必要
緊急連絡先メモ(大使館・病院)万が一の際の素早い対応

出発前チェックリスト

タイミング確認事項
1か月前パスポート有効期限確認・海外旅行保険加入・必要な予防接種の相談[2]
2週間前常備薬・虫除けグッズの準備・アレルギーカードの作成
1週間前Grabアプリのインストール・緊急連絡先のメモ・たびレジへの登録[1]
前日パスポートのコピーを2部作成し1部を別の場所に保管

参考記事 💡:ベトナムのタクシーアプリ6選|Grab・Be・Xanh SMなど主要アプリを徹底比較


万が一のための緊急連絡先

万が一のための緊急連絡先

旅行中のトラブルに備えて、緊急連絡先を事前に控えておきましょう。[1] スマートフォンの連絡先に登録するとともに、紙にメモしてパスポートと一緒に保管しておくのがおすすめです。

機関名都市電話番号
在ベトナム日本国大使館ハノイ024-3846-3000
在ホーチミン日本国総領事館ホーチミン028-3933-3510
在ダナン日本国総領事館ダナン0236-3555-535
警察全国共通113
消防全国共通114
救急全国共通115

日本語で対応してもらえる医療機関を事前に調べておくと、いざというときに安心です。[1]

日本語対応可能な医療機関(例)都市
Family Medical Practice Vietnamホーチミン・ハノイ・ダナン
Tokyo International Clinicホーチミン
Sakura Medical & Dental Clinicハノイ

⚠️ 注意: 医療機関の情報は変更になる場合があります。渡航前に最新の営業状況をご確認ください。


お得な手数料と上乗せコストのない為替レートで現地通貨での決済:Wise(ワイズ)

Wise image

海外旅行では、レストランやショッピングでの決済、交通アプリなどでの決済で必ず現地通貨が必要になります。国際クレジットカードで決済を使用とお考えの方もいるかもしれませんが、国際クレジットカードを使った場合、1.6%〜3.85%程度の海外事務手数料が決済額に追加されることも。

そんな時にこの海外事務手数料が決済に追加されないWise(ワイズ)カードを使うことで、よりお得に現地での決済を済ませることができます。

使い方は簡単! Wiseアカウント内に日本円をチャージし、外貨に両替するだけで、現地での決済に通貨をいつでも利用できます。両替手数料もお得です。

現金が必要になった場合でも、通貨をアカウント内で両替しておくことで、いつでも現地ATMから現金が引き出せます。(※)

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Wise(ワイズ)カードを活用して海外旅行や海外での滞在にかかるコストを安く・お得に節約しましょう。

※ATMオーナーによって追加手数料が別途請求される場合があります。

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よくある質問(FAQ)

ベトナム旅行を計画している方から特によく寄せられる疑問をまとめました。ジェスチャーや病気、食べ物、支払い方法など、旅行前に気になるポイントをQ&A形式で分かりやすくお答えします。

Q1. ベトナム旅行で絶対にやってはいけないジェスチャーは何ですか?

手のひらを下に向けた手招きは「あっちへ行け」という侮辱的なサインとみなされるため、絶対に避けましょう。また、指で人を指差す・足の裏を相手に向ける・他人の頭に触れる行為も失礼にあたります。人を呼ぶ際は手のひらを上にして合図するのが正解です。

Q2. ベトナム旅行中にかかりやすい病気と予防法を教えてください。

最も注意が必要なのがデング熱です。昼間に活動する蚊が媒介するため、DEET含有の防虫スプレーを使用し、長袖・長ズボンを着用するなどの対策が効果的です。また、水道水や生野菜を介した旅行者下痢症にも注意が必要です。[2] ペットボトルのミネラルウォーターを使用し、屋台では十分に火が通った料理を選ぶことが予防につながります。

Q3. ベトナムの屋台料理は安全に食べられますか?

適切な店を選べば安全に楽しめます。地元の人で賑わっており、注文後に目の前で調理してくれる回転率の高い屋台を選ぶのがポイントです。[2] 旅行初日は生ものを避け、火の通った料理から試してみましょう。お腹が弱い方は整腸剤を事前に準備しておくと安心です。

Q4. ベトナム旅行前に予防接種は必要ですか?

厚生労働省検疫所はA型肝炎・腸チフス・破傷風・狂犬病などのワクチン接種を推奨しています。[2] ただし必要な接種は渡航先・滞在期間・活動内容によって異なるため、出発の1か月以上前に医療機関(トラベルクリニックなど)にご相談ください。

Q5. ベトナムでクレジットカードやWiseカードは使えますか?

市場や屋台では現金(ベトナムドン)が基本ですが、ホーチミンやハノイの観光地にあるカフェ・レストラン・ホテルではクレジットカードやデビットカードが使えることが多いです。Wiseカードは上乗せコストのない為替レートで決済できるため、現地での支払いをよりお得に管理したい方におすすめです。

Q6. ベトナム旅行の治安は2026年現在どうですか?

外務省の海外安全情報(2026年現在)によると、ベトナム全土に危険情報は発出されておらず、比較的安全な旅行先とされています。[1] ただし、観光客を狙ったスリ・ひったくり・タクシー詐欺は一定の頻度で発生しているため、基本的な防犯対策は欠かさず行いましょう。最新情報は外務省の「海外安全情報」または「たびレジ」でご確認ください。


まとめ:準備をしっかり整えて、ベトナム旅行を思いっきり楽しもう

この記事では、特に見落とされがちな注意点を中心に、ベトナム旅行前に知っておくべきことを解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

  • ジェスチャー: 手のひらを下にした手招き・指差し・足の裏を向けるなどは厳禁。文化への敬意を大切に
  • 病気対策: デング熱は昼間の蚊が媒介。DEET含有の防虫スプレーを必ず携帯し、渡航前に予防接種を検討[2]
  • 食べ物: 屋台は回転率と調理方法で選ぶ。水道水・生野菜・氷には注意[2]
  • アレルギー: ベトナム語でアレルギーを伝える準備を渡航前にしておく
  • 事前準備: 海外旅行保険加入・たびレジ登録・Grabアプリの設定を出発前に完了させる[1]

事前の準備をしっかり整えれば、ベトナム旅行は食・文化・自然すべてを存分に楽しめる、忘れられない体験になります。

出典
  1. 外務省「ベトナムの危険・スポット・犯罪情報」海外安全ホームページ
  2. 厚生労働省検疫所 FORTH「ベトナムの感染症危険情報・予防接種情報」
  3. World Health Organization (WHO)「Vietnam Country Health Profile」
  4. 外務省「ベトナム基本データ」

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