アメリカンエキスプレス(アメックス)は海外で使える?手数料・使えない理由・注意点を解説

Hikaru Osaka

海外利用を前に、「アメリカン・エキスプレス(アメックス)は海外で使えるのか?」と気になる人もいるでしょう。本記事では、2026年1月時点の情報をもとに、アメックスの海外利用時の注意点を整理し、あわせて海外決済の選択肢としてWise(ワイズ)デビットカードも紹介します。

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※本記事の情報は2026年1月21日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

アメリカン・エキスプレス(アメックス)とは?

アメリカン・エキスプレス(American Express) は、VisaやMastercardと並ぶ国際的なクレジットカードブランドで、一般にアメックス(Amex)と呼ばれています。

ステータスカードとしての評価が高く、旅行やショッピングにおける充実した特典やサポートを重視する人に人気があります。¹

また、ゴールドカードの先駆者として知られ、現在はプラチナカードや招待制のセンチュリオンカードも展開されています。²ᐩ³

日本を含む世界各国で信頼性が高く、海外旅行や出張が多い人に適したブランドとされています。


アメリカン・エキスプレス・カードは海外で使える?

アメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードは海外で問題なく使えますが、地域によって普及率が異なります

使える国と使えない国:Visa/Mastercardとの普及率の差

世界的に見ると、VisaとMastercardが最も大きなシェアを誇り、比較するとアメリカン・エキスプレスは普及度はまだ低いほうです。

そのため、北米やハワイなどではほぼ全ての店舗で使うことができますが、ヨーロッパやアジア、中東ではアメックスでの決済に対応していない場所も多い場合があります。⁴

日本独自の強み「JCB提携」は海外でも有効?

日本発行のアメックスはJCBと提携しており、JCBの決済ネットワークを通じて、一部のJCB加盟店でも利用できます。⁵ᐩ⁶

この提携は、アメックスが日本でカード発行を開始する以前から続く関係によるもので、国内では利用可能店舗の拡大につながっています。

一方で、海外ではこのJCB提携は限定的です。すべてのJCB加盟店で使えるわけではなく、店舗の契約や端末仕様次第となるため、「JCBが使える=アメックスも使える」とは言い切れません。

海外でアメックスが「使えない」主な原因と対処法

決済できない主な原因は、不正利用検知による一時的なカードロックです。

起こりやすいケース

  • 急な海外利用
  • 高額決済
  • 普段と異なる利用パターン

対処法

  • 渡航前にアプリで利用設定を確認
  • 利用停止時はアプリ/海外サポートデスクですぐ解除
  • 不安な場合は渡航先・期間を事前に共有(任意)
  • 暗証番号(PIN)を出発前に必ず確認

Visa/Mastercardとの併用が安心

北米以外への旅行や出張では、アメリカン・エキスプレスのみだと利用できない場面が出る可能性があります。そのため、VisaまたはMastercardブランドのカードを併せて持っておくと安心です。


アメックスを海外で使う際の手数料と為替レート

アメリカン・エキスプレスは、海外利用向けの特典が充実している一方、決済時のコスト面には注意が必要です。

アメックスの海外事務手数料

日本発行のアメックスカードで外貨決済を行うと、海外事務手数料として決済金額の3.5%がかかります。⁷

この手数料は、2025年8月1日に従来の2.0%から引き上げられました。近年は、アメックスに限らず複数のカード会社で同様の改定が行われています。⁸

たとえば、アメリカで1,000ドルの買い物をした場合、理論上は約35ドル相当が海外事務手数料として上乗せされます。

なお、実際の請求額は為替レートと手数料を含んだ金額として処理されるため、手数料部分が明細上で分かりにくい場合があります。

為替レート決定のタイミング

アメリカン・エキスプレスでは、海外利用時の円換算について、公式に以下のように説明されています。

  • 円換算は当社におけるカード利用代金等の処理日に行われ、実際のカード利用日と異なることがあります。
  • カード利用代金等が米ドル以外の外貨建てで生じた場合には、一旦米ドルに換算後これを円換算します。(ただし、外貨取扱手数料は米ドルから円に換算する際に1度だけ発生します。)また、カード利用代金等が米ドル建てで生じた場合には、直接円換算します。
  • 法令により特定の換算レートの適用が義務付けられている場合、または協定もしくは現地の慣例により当該カード利用代金等に関して特定の換算レートが使用される場合を除き、換算日の前営業日における主要な外国為替相場情報から選択した銀行間レートを基に、外貨取扱手数料を加えた換算レートを使用します。

(※アメリカン・エキスプレスの公式サイトより引用)⁷

要点を整理すると、次の通りです。

  • 適用される為替レートは、実際の利用日ではなく処理日基準となる
  • 米ドル以外での決済は、米ドルを経由して円換算される
  • 換算レートは銀行間レートを基に、海外事務手数料(3.5%)を含めて算出される

※為替レートや手数料の仕組みは変更される場合があります。最新情報は公式案内をご確認ください。

DCC決済(現地通貨vs日本円)の注意点

海外でカード決済やATM利用をする際、「現地通貨」または「日本円」での決済を選択するよう求められることがあります。

日本円を選択すると、DCC(Dynamic Currency Conversion)が適用され、店舗やATM設置機関が定めたレートで即時に円換算されます。日本円額がその場で確定するという特徴がありますが、換算レートはカード会社のレートと異なる場合があります。

  • カード利用代金等が当社に提出される前に第三者により換算される場合、適用される換算レートは当該第三者が決定します。

(※アメリカン・エキスプレスの公式サイトより引用)⁷

よりお得に海外決済をしたいなら、原則、現地通貨での決済を選択しましょう。


海外での決済をお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)デビットカード

海外での決済をお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)デビットカード

海外での支払いをスマートに管理したい場合、Wise(ワイズ)デビットカードも選択肢の一つです。

デビットカードとして海外決済に利用でき、為替コストや手数料の仕組みが分かりやすい点が特徴です。また、VisaまたはMastercardブランドで発行されるため、利用できる店舗が比較的多い傾向があります(※)。

アメリカン・エキスプレスなどのクレジットカードと併用することで、特典と決済手段を用途に応じて使い分けるという考え方も可能です。

※Wiseにご登録いただいている国の住所によって提供されるカードブランドが異なるので、滞在している国のサイトやヘルプセンターを確認するようにしましょう。

【Wiseデビットカードの特徴】

  • 多くの国で活躍:150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで日本円を外貨へ両替することができます。
  • 低額な両替手数料:0.73%〜(2026年1月時点)の低額な手数料で日本円を現地通貨に両替でき、海外旅行での決済に利用できます。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに外貨を保有していなくても、アカウント内に持っているお得なレートの通貨から自動で両替し、現地通貨での決済に使えます。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
  • 海外事務手数料ゼロ:クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャルカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 安心のセキュリティ:紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用のリスクを低減できます。

一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。

また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「両替手数料」も低く、銀行の最大2分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

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海外旅行に強いアメックスカードの種類

海外旅行に強いアメックスカードの種類

2026年1月時点で、アメリカン・エキスプレスは複数のカードを展開しており、グリーンカードからプラチナカード、航空会社・ホテル提携カードまで、年会費や特典内容はさまざまです。

ここでは、その中から海外旅行向けの特典が比較的充実している5枚を、年会費の低い順に紹介します。

カード名称年会費(税込)海外旅行保険主な特典
ANAアメリカン・エキスプレス・カード¹¹7,700円+ポイント移行コース参加費6,600円利用付帯(最高3,000万円)ANAマイルが貯まりやすい、空港ラウンジなどの優待、ショッピング保険
デルタ・スカイマイル・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード¹²¹³28,600円利用付帯(最高1億円)入会1年目にデルタ航空スカイマイル上級会員資格を無条件獲得、マイルが貯まりやすい
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円利用付帯ホテル・ダイニング特典、旅行・ショッピング保険、メタルカード
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード¹⁴66,000円利用付帯(最高5,000万円)ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス無条件付与、ヒルトン系列特典
プラチナ・カード¹⁵165,000円自動付帯トラベルクレジット、無料宿泊券、海外利用ポイント3倍、プレミアムサポート

(※2026年1月21日時点の情報を参照しています。)

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAと提携したANAアメリカン・エキスプレス・カードは、国内線・国際線ともにANA利用が多い人に向いています。入会時や加盟店での決済、ANA利用時にマイルが貯まりやすく、ポイントのマイル移行も可能です。

空港ラウンジや手荷物配送など旅行向け特典に加え、旅行代金をカード決済すれば旅行傷害保険も付帯します。

年間維持費用は14,300円(ポイント移行コース登録時)で、ANA利用が多い人なら十分に回収しやすいでしょう。

デルタ・スカイマイル・アメリカン・エキスプレス⁠・ゴールド・カード

デルタ航空の利用が多い人に向いたカードで、スカイマイルを貯めやすいのが特徴です。入会1年目は、スカイマイル上級会員資格「ゴールドメダリオン」が付与されます。

利用付帯の海外旅行傷害保険(最高1億円)が含まれており、年会費は28,600円です。

アメリカン・エキスプレス⁠・ゴールド・プリファード・カード

アメックスのゴールドカードの一つで、年間利用額に応じて宿泊特典が付与される場合があります。ダイニング特典も用意されており、旅行や外食の機会が多い人に向いたカードです。

海外旅行保険や航空便遅延費用補償、ショッピング保険などが付帯し、日常利用向けの特典も含まれています。年会費は39,600円です。

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス⁠・プレミアム・カード

ヒルトン系列ホテルの利用が多い人に向いたカードで、宿泊時にヒルトン・オナーズ・ポイントを貯めやすいのが特徴です。ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが付与され、宿泊時の特典が適用される場合があります。

年会費は66,000円で、保険や空港ラウンジ利用などの付帯特典も含まれています。

プラチナ・カード

アメックスの上位カードに位置づけられるプラチナ・カードは、年会費165,000円で、旅行関連の特典が充実しています。

センチュリオン・ラウンジ(羽田空港)の利用やホテル特典、トラベルクレジットの付与に加え、海外利用時はポイント付与率が高く設定されています。

海外旅行保険は自動付帯となり、航空便遅延費用補償やショッピング保険なども含まれます。


アメックスの海外ATM利用とキャッシング

日本発行のアメックスには、American Express直接発行の「プロパーカード」と、セゾンなどの提携発行カードがあります。 \

プロパーカードは2012年にキャッシングを終了しており、海外ATMでの現金引き出しはできません。¹⁶

一方、セゾン発行のアメックスブランドカードでは、海外ATMでのキャッシングが可能です。¹⁷

対応可否は発行会社ごとに異なるため、利用前に公式サイトでの確認が必要です。


アメリカンエキスプレスの海外旅行傷害保険

アメックスは、海外旅行傷害保険が付帯するカードを展開しています。補償内容や付帯条件(利用付帯・自動付帯)はカードの種類によって異なります。

ケガや急病のほか、携行品の破損や盗難が補償対象となる場合もあります。利用付帯の場合は、航空券や交通費などをカードで支払うことが条件となり、出国後の決済でも対象となるケースがあります。¹⁸


アメリカンエキスプレスの盗難・紛失時のトラブル対応

カードが見当たらない場合は、アプリから一時的に利用停止(最大7日間)が可能です。盗難・紛失が判明した際は、オンラインやアプリ、電話で利用停止と再発行の手続きを行います。¹⁹

海外滞在中は、24時間対応の日本語グローバル・ホットラインを利用でき、カード関連手続きのほか、レストラン予約や医療機関案内、保険に関する問い合わせにも対応しています。

連絡先はカードの種類によって異なるため、事前確認がおすすめです。²⁰


まとめ:海外でアメリカン・エキスプレスを上手に使うために

アメリカン・エキスプレス(Amex)カードは、充実した特典やサポートが魅力で、海外でも安心して利用できるカードの一つです。一方で、地域や店舗によっては利用できない場合もあるため、渡航先での利用状況を事前に確認しておくことが大切です。

また、海外でのカード利用時には為替レートや手数料が適用されるため、仕組みを理解しておくことで、より納得感のある支払いができます。

こうしたポイントを押さえ、必要に応じて他の決済手段も準備しておくことで、海外でもスムーズかつ安心して支払いができるでしょう。事前の準備をしっかり行い、快適な海外体験を楽しんでください。

また、海外での決済にはWise(ワイズ)デビットカードもおすすめです。Wiseデビットカードでは、一般のクレジットカードが決済額に上乗せする海外事務手数料がなく、実際の為替レートである「ミッドマーケットレート」で決済ができるので、旅のコストの節約に活躍します。

海外旅行でアメリカン・エキスプレス(Amex)カードと併用するオプションとしてWiseデビットカードもぜひご検討ください。

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※本記事の情報は2026年1月21日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. アメックス、新規の6割超がミレニアルとZ世代 若返りに4つの変化 | 日経XTREAND(クロストレンド)
  2. アメリカン・エキスプレス - アメックスのカード一覧
  3. センチュリオン・ラウンジ羽田 | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  4. Why American Express Isn't Universally Accepted | Bankrate
  5. JCBとアメックスは共同で街のお店を応援しています | JCB
  6. アメリカン・エキスプレスが使えるところ | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  7. 外貨取扱手数料 | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  8. 外貨取扱手数料改定に関するお知らせ|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  9. Wiseデビットカードの手数料 | Wise
  10. Wiseの為替レートアラート | Wise
  11. ANAアメリカン・エキスプレス・カード | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  12. デルタスカイマイル・ゴールド|アメリカン・エキスプレス
  13. アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  14. ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
  15. プラチナ・カード|アメリカン・エキスプレス
  16. アメリカン・エキスプレスのカードで、キャッシングはできますか? |アメリカン・エキスプレスFAQ
  17. 現地通貨引き出しサービス(海外キャッシング)|セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード
  18. 旅行傷害保険|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
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