子連れでの韓国旅行の注意点!必須の準備&移動・観光地について解説

Hikaru Osaka

子連れの韓国旅行では、万が一に備えた準備が欠かせません。この記事では、子連れでの韓国旅行を安全かつ快適に楽しむために注意したいポイントや、人気の観光スポットを訪れる際の注意点、子連れにおすすめの観光スポットなどを詳しく解説します。

さらに、海外旅行中の決済手段として、リアルタイムレートと手数料の低さが魅力のWise(ワイズ)デビットカードをご紹介します。準備を万全に整えて、韓国旅行を快適に楽しみましょう。

目次 🔖

子連れの韓国旅行で注意したいポイント

子連れの韓国旅行で注意したいポイント

ここでは、子連れで韓国旅行を安全かつ快適に楽しむために、注意したいポイントを紹介します。

パスポート・渡航書類が必要か

韓国旅行に行く際は、まずパスポートや電子渡航認証(K-ETA)といった渡航書類を準備しましょう。その際は以下の点に注意してください。

パスポートの残存有効期間が3ヵ月以上あるか:

韓国へ渡航する際は、入国時点でパスポートの有効期限が3ヵ月以上残っていることが条件となります。乳幼児でもパスポートは必ず必要なので、事前に取得しておきましょう。

なお、18歳未満のパスポートは有効期限が5年と短いため、期限が切れていないか早めに確認しておくと安心です。

また、2025年3月24日以降に受理された申請分のパスポートは、国内での申請から交付まで2週間程度と、これまでより時間がかかります。海外旅行の予定がある方は、渡航の1ヵ月前には申請を済ませるようにしましょう。1

電子渡航認証(K-ETA)を申請する必要があるか:

日本などのビザ免除国から韓国へ入国する際、90日以内の短期滞在の場合は、電子渡航認証(K-ETA)の取得が必要です。

ただし、2025年12月31日までの期間限定でK-ETAの取得が免除されています。それ以降の旅行を予定している方は、申請が必要になる可能性があるため、事前にK-ETAの公式サイトで最新情報をチェックしましょう。2

海外旅行保険に加入しておく

旅行中の思わぬケガや病気、トラブルに備えて、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

特に、小さな子共を連れての旅行では、急な発熱やケガへの備えが欠かせません。日本語対応や外国人の受け入れを行なっている医療機関を、事前に調べておくと安心です。

また、保険を選ぶ際は治療費の補償だけでなく、病院での通訳手配などのサポートが充実したプランを選ぶのがおすすめです。

現金をいくらか持っていく

韓国ではクレジットカード決済が一般的ですが、市場やタクシーなどでは現金しか使えない場合もあります。そのため、ある程度の現金を持ち歩いておくことが大切です。

両替のレートは、日本よりも韓国現地の方がお得なことが多いため、必要な分の日本円を持参して現地で両替するとよいでしょう。また、Wiseなどのデビットカードを利用すれば、現地のATMで直接ウォンを引き出すことも可能です。

旅行中に使う現金の目安を1日分ずつ考えておき、滞在日数に合わせて用意しておくと安心です。

韓国ウォンへのおすすめの両替方法は、以下の記事でチェックしてください。

関連記事:円から韓国ウォンへの両替はどこでするのがおすすめ?10種類の方法を比較

現地でベビーカーをレンタルするかどうか

観光地や交通機関によっては、エレベーターやエスカレーターが少なく、ベビーカーがかえって不便になることもあります。そんなときには、現地のレンタルサービスをうまく利用すると便利です。

空港や一部のホテル、商業施設ではベビーカーの貸出を行なっているため、必要に応じて利用するとよいでしょう。

また、抱っこ紐を日本から持参しておくと、ベビーカーが使いにくい場所でも快適に移動できます。

常備薬を持っていく

国によっては、同じ薬でも服用量や成分が異なる場合があり、日本人の体質に合わないこともあります。そのため、日本人の子共向けに調整された解熱剤・風邪薬・鼻炎薬などを持参しておくと安心です。

また、国の規制によって持ち込みが制限されている薬もあるため、出発前に確認しておきましょう。なお、絆創膏や包帯などの簡単な救急用品は現地でも購入することができます。

子供が食べ慣れた食品や使い慣れた日用品を日本から持っていく

お子さんによっては、普段と違う食べ物や日用品を嫌がることがあります。

粉ミルクや離乳食、おむつ、おやつは韓国でも入手できます。ただし、粉ミルクや離乳食はアレルギーや体質に合わない可能性もあるため、日本から慣れたものを持っていくと安心です。

旅先で急に必要になっても、普段使い慣れたものを持参していれば慌てずに済みます。

韓国での緊急連絡先をあらかじめ把握しておく

警察や救急など、トラブルにあった際の緊急連絡先を事前にメモしておくことはとても重要です。特に、お子さん連れの場合は万が一のときにパニックになりやすいためです。

以下は、最低限メモしておきたい番号です。3

【韓国の緊急連絡先】

  • 救急・消防:119
  • 警察:112
  • 観光客向けコールセンター(24時間多言語対応):1330
  • 在韓国日本国大使館:02-739-7400(領事部代表)、02-2170-5200(大使館代表)

さらに、宿泊先のホテルの連絡先もメモしておくと安心です。連絡先はスマートフォンに登録するだけでなく、バッテリー切れに備えて紙に書いて持ち歩くのがおすすめです。

電話をする際は、「ジャパニーズ プリーズ」と伝えると、日本語通訳者につなげてもらえる場合があります。いざというときに備えて、併せて覚えておきましょう。

韓国の電話番号へのかけ方は、以下でしっかり把握しておきましょう。

関連記事:韓国の電話番号へのかけ方 | 地域番号・国際電話ガイド


子供を連れた韓国旅行で重要となるのは移動手段?

子供を連れた韓国旅行で重要となるのは移動手段?

子供連れの旅行では、スムーズな移動が快適さを左右します。どのような移動手段が使えるのかをあらかじめ把握しておくことで、現地で慌てずに行動できます。韓国旅行の際は、次のポイントを押さえておきましょう。

韓国現地の交通事情について:

韓国では、おもに地下鉄やタクシー、バスが利用されます。それぞれに特徴があるため、目的地や状況に合わせて使い分けましょう。

  • 地下鉄:ソウル、釜山、テグなどの主要都市で利用可能。特にソウルでは観光名所へのアクセスに便利です。
  • タクシー:メーター制で24時間利用でき、日本と比べて料金が安いのが特徴です。
  • バス:地下鉄から離れた場所に行く際に便利です。

交通系ICカードを事前に準備しておく:

地下鉄やバスの料金は現金でも支払えますが、交通系ICカードを使うと乗り換えもスムーズです。代表的なカードは以下のとおりです。

  • T-moneyカード:韓国で広く使われている交通系ICカード。公共交通機関のほか、一部のコンビニ支払いにも対応しています。
  • WOWPASSカード:T-moneyカードとプリペイド決済機能が一体になったカード。公共交通機関やショッピングで使えるうえ、日本円を手数料なしで韓国ウォンに両替できるのが魅力です。
  • NAMANEカード:T-moneyカードとプリペイド決済機能が一体になったカード。専用アプリで残高が確認でき、交通用・決済用の残高を自由に移行できます。

移動に役立つアプリをダウンロードしておく:

日本でよく使われるGoogleマップは、韓国では使えない場所もあります。韓国で快適に移動するためには、現地のスマホアプリを活用するのがおすすめです。

交通案内には、Naver Map(ネイバーマップ)Kakao Map(カカオマップ) が便利で、一部では日本語にも対応しています。バス専用アプリならKakaoBus(カカオバス)、配車アプリならKakao T(カカオタクシー) がおすすめです。

また、現地でのコミュニケーションに備えて、Papago(パパゴ)などの翻訳アプリを事前にダウンロードしておくと安心です。

関連記事:韓国のおすすめタクシーアプリ4選!気になる韓国のタクシー料金は?


人気の観光スポットに訪れる際に注意しておきたいこと

人気の観光スポットに訪れる際に注意しておきたいこと

子連れでも楽しめる韓国旅行ですが、人気の観光スポットを訪れる際にはいくつかの注意点があります。ここでは、注意しておきたいポイントを紹介します。

おむつ替えスペースや授乳室、トイレの場所を確認しておく:

ショッピングモールなどの大型施設には、おむつ替えスペースや授乳室が用意されていることが多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、お子さんは突然トイレに行きたがることがあります。街中にはトイレが少ないため、大型施設でこまめに済ませておくと安心して観光できます。

お子さんが迷子にならないよう気を付ける:

人気の観光地は、土日祝日や休暇シーズンに非常に混雑します。迷子にならないよう、人混みではお子さんと常に手をつなぐか、目の届く範囲に置くことが大切です。

万が一お子さんが迷子になった場合に備え、バッグに紛失防止タグ「AirTag」などを付けておくのもおすすめです。AirTagは、2025年4月から韓国でも利用可能になっています。4

スケジュールは余裕をもって計画する:

お子さんがいる旅行でのタイトなスケジュールは、負担やストレスになりやすいです。特に乳幼児を連れている場合、授乳やお昼寝で不規則なるため、予定を詰め込み過ぎるのは避けましょう。

1~2ヵ所観光したらゆっくり過ごす時間を入れるなど、少し物足りないくらいの余裕をもたせるのがポイントです。また、お子さんの体調や機嫌に応じて予定を変更できるよう、複数のプランを用意しておくと安心です。


子連れでも楽しめる韓国のおすすめ観光スポット5選

子連れでも楽しめる韓国のおすすめ観光スポット5選

韓国には、子連れでも楽しめる観光スポットがたくさんあります。ここでは、特におすすめの観光スポットを5つ紹介します。

ショッピングモール

天候に左右されず、ゆったりと過ごせるのがショッピングモールの魅力です。韓国の大型モールには、キッズカフェやキッズパークが入っているところもあり、お子さんも楽しめます。

さらに、おむつ替えスペースや授乳室が完備されている施設も多く、乳幼児連れでも安心です。免税店もあるので、買い物をお得に楽しむこともできます。

ソウルでは、ロッテワールドモールや新世界百貨店江南店、DOOTA Mall、ザ・ヒョンデ・ソウル、スターフィールドコエックス(COEX)モールなどが代表的です。

テーマパーク

家族で楽しめるテーマパークとして、ソウルのロッテワールドや京畿道のエバーランドがおすすめです。

  • ロッテワールド:屋内外にアトラクションがあり、雨の日でも楽しめます。屋内アトラクションは子共向けが多く、子連れで利用しやすいのが特徴です。
  • エバーランド:遊園地、動物園、フラワーガーデンが一体になった韓国最大級のテーマパークです。休憩に使えるテントスペース(グランピングヒル・要事前予約)もあります。

自然公園

自然豊かな公園では遊具やピクニックが楽しめ、小さなお子さん連れでもゆったりと過ごせます。

  • 南山公園:美しい景色を眺めながら散策できる憩いの場。数多くのドラマのロケ地としても知られています。
  • オリニ大公園:入場無料で、園内には動物園もあります。キッズ遊園地や屋内キッズパークは有料で利用可能です。

歴史的な観光スポット

都市部には、韓国の歴史や文化に触れられるスポットも豊富です。

景福宮」は、韓国王朝の王宮で国の史跡に指定されています。敷地内には国立民族博物館や国立古宮博物館などがあり、ゆっくりと歩き回りながら韓国の文化を学ぶことができます。お子さんにも良い刺激になるでしょう。

市場

韓国にはさまざまな市場があり、食べ歩きやショッピングが楽しめます。

南大門市場は、約1万軒の店舗が集まる大規模マーケットで、韓国子供服の種類も豊富です。おしゃれ好きなお子さんにもぴったりです。

関連記事:韓国のベストシーズンは?おすすめの時期・季節・避ける時期まで解説


韓国旅行でのお得な決済や外貨レートでの両替に:Wise(ワイズ)

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海外旅行や出張の際は余計な手数料をかけずに支払いを済ませたいですよね。そんなときに頼れるのが、Wise(ワイズ)デビットカードです。

Wiseデビットカードがあれば、韓国ウォンをはじめとする複数の通貨を一つの口座で簡単に管理できます。韓国を含む多くの国で使え、アプリ上で簡単に両替ができるのはもちろん、現地のATMでの現金引き出しにも対応しています。

【Wiseデビットカードの特徴】

  • 多くの国で活躍:150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで日本円を外貨へ両替することができます。
  • 低額な両替手数料:0.60%~(2025年10月時点)の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに外貨を保有していなくても、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
  • 海外事務手数料ゼロ:クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャールカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 安心のセキュリティ:紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用を未然に防げます。

一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。

また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

Wise(ワイズ)カードを使ってみる 💳

Wiseデビットカードを活用して、韓国旅行での決済や両替にかかるコストを節約しましょう。


まとめ:子連れの韓国旅行は余裕をもったスケジュール管理がおすすめ

子連れでの韓国旅行を快適に楽しむには、事前の準備と余裕のあるスケジュール管理が大切です。

パスポートの残存期間やK-ETAの申請など、渡航に必要な書類は忘れずに準備しましょう。また、海外旅行保険への加入や使い慣れた常備薬・日用品の持参も必須です。

緊急時に備えて、警察や救急などの連絡先はスマートフォンと紙の両方に控えておくと安心です。さらに、交通系ICカードや地図・翻訳アプリをあらかじめ用意しておくと、現地での移動がスムーズになります。

現地通貨の支払いには、リアルタイムの為替レートで決済できるWise(ワイズ)デビットカードがおすすめです。万全の準備と便利なツールをそろえて、子連れでも安心・快適に韓国旅行を楽しんでください。

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ソース

  1. よくあるお問い合わせ2025年旅券(パスポート)について|外務省
  2. 査証、出入国審査等
  3. 緊急時の連絡先|大韓民国(韓国)
  4. Apple、大韓民国に『探す』機能拡張導入

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2025年10月24日 17分で読めます
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2025年9月9日 9分で読めます

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