これで安心!オーストラリアの電話番号のかけ方を徹底解説 | 地域番号・国際電話ガイド

Hikaru Osaka

留学やワーホリ中の子どもとのいざという時の連絡手段を確保しておきたい」や「オーストラリアの取引先と電話ではなさなきゃいけない」など、オーストラリアに電話をかけるシチュエーションは、意外と身近にあるかもしれません。でも、いざかけようと思うと、「国際電話って、どうやるんだっけ?」「日本の携帯からそのままかけられるの?」などの疑問がたくさん浮かんできて、ハードルが高く感じますよね。

この記事では、そんなあなたの「どうすればいいの?」に、一つずつ丁寧にお答えしていきます。オーストラリアの電話番号の仕組みから、日本からの電話のかけ方、そして現地滞在中に役立つ電話の知恵まで、まるっとまとめてご紹介。これを読めば、もう国際電話で悩むことはありません!

また、この記事では、海外送金や海外での決済を、お得な手数料、そしてスピーディーにしてくれる「Wise(ワイズ)」も紹介しています。オーストラリアへのお金のやり取りや、現地での生活費の管理にも大活躍するので、この記事を読み終わる頃には、オーストラリアとの距離を近く感じてもらえるはずです。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

目次 🔖

オーストラリアの電話番号・国番号(コード)は?

国際電話をかけるときに、まず必要になるのが「国番号」です。これは、その名の通り、世界中の国や地域を識別するための固有の番号のこと。日本は「81」ですが、オーストラリアの国番号¹は「61」 となり、国際電話をかけるときは、この国番号を電話番号の頭につけてダイヤルするのが基本です。

例えば、オーストラリア国内の電話番号が「02-1234-5678」だとしたら、日本からかけるときは「+61-2-1234-5678」のように「0」を除いて「61」を付け加えます。この「+」は、国際電話をかける際の「国際電話識別番号」というものを表していて、後ほど詳しくご説明しますね。


オーストラリアの電話番号のパターンを知っておこう

オーストラリアの電話番号には、大きく分けて3つのパターンがあります。

国際形式(国コード付き)

これが一番、日本から電話をかけるときに使う形式です。先ほどご説明した通り、電話番号の先頭にオーストラリアの国番号「+61」がつきます。

例: +61 2 1234 5678

この形式は、海外から電話をかける際に使用されるので、オーストラリアにいる人から電話番号を聞いたときは、この形式で教えてもらうのが一番間違いが少ないです。

国内形式(市外局番付き)

オーストラリア国内で電話をかけるときに使われる一般的な形式です。国番号は含まず、市外局番の頭に「0」がつきます。

例: 02 1234 5678

これは、日本の「03-1234-5678」や「06-1234-5678」といった電話番号と同じ感覚です。国内でしか使わないので、国際電話をかける際には「0」を外して国番号を付け加えるのを忘れないようにしましょう。

ローカル形式(市外局番なし)

同じ市外局番のエリア内で電話をかける場合に、市外局番を省略してダイヤルする形式です。

例: 1234 5678

例えば、シドニーにいる人が、同じシドニー市内の誰かに電話をかけるときは、市外局番「02」を省略して、番号の後半部分だけをダイヤルします。日本でも同じ市外局番内なら、市外局番を省略してダイヤルすることがあるので、それと同様のイメージです。


オーストラリアの電話番号の桁数

オーストラリアの電話番号²の桁数は、国内で使う場合、ほとんどが10桁です。しかし、特殊な番号には例外もあります。また、国際電話をかける際は、国際コード「+61」を含めて11桁になるのが一般的です。

国内電話番号の桁数(国際コードは含まない)

  • 固定電話:10桁(市外局番2桁 + 電話番号8桁)

    :02-1234-5678

  • 携帯電話1:10桁(頭の「04」2桁 + 8桁)

    1:04XX-123-456

  • フリーダイヤル(1800など): 10桁

    :1800-123-456

  • ショートコード(13など): 6桁

    :13-1234

国際電話番号の桁数(国際コード「+61」を含む)

日本からかける場合、頭の「0」を抜くため、国際コード「+61」を含めると、基本的に11桁になります。

  • 固定電話: 11桁(+61-2-1234-5678)
  • 携帯電話: 11桁(+61-4XX-123-456)

オーストラリアの市外局番一覧

オーストラリアの市外局番³は、地域によって分かれています。以下に主要な地域の市外局番をまとめました。

地域:主要都市市外局番
NSW(ニューサウスウェールズ州):シドニー02
VIC(ビクトリア州)/ TAS(タスマニア州):メルボルン03
QLD(クイーンズランド州):ブリスベン07
WA(西オーストラリア州)/ SA(南オーストラリア州)/ NT(ノーザンテリトリー):パース08

これらの市外局番は、あくまでオーストラリア国内で電話をかけるときに使用するものです。日本からかける際は、先ほどもお伝えしたように、頭の「0」を省いて国番号「+61」に置き換えることをお忘れなく。

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オーストラリアで使われている携帯電話番号・書き方

オーストラリアの携帯電話番号は、必ず「04」で始まります。区切り方は以下のように、4桁、3桁、3桁で区切るのが主流です。

  • 国内での書き方例:04XX 123 456
  • 国際形式での書き方例: +61 4XX 123 456

オーストラリアで携帯電話番号を交換するときは、通常「04」から始まる10桁の番号で伝えられます。もし日本から電話をかける場合は、この「0」を外して、国番号「+61」の後に「4」から始まる9桁の番号をダイヤルします。


日本からオーストラリアに電話をかける時に使う国際電話番号

以前は、日本の電話会社ごとに独自の国際電話番号が必要でした。しかし、現在は「010」でほとんどの電話会社が対応しているため、特に意識する必要はなくなりました。

以下に主要な電話会社と、情報源をまとめました。

電話会社国際電話の識別方法(推奨)適用対象
NTT東日本⁴・西日本⁵(ひかり電話含む)010 または +固定電話、ひかり電話
KDDI (au)⁶010 または +固定電話、au携帯電話
ソフトバンク⁷010 または +固定電話、ソフトバンク携帯電話
ドコモ⁸010 または +ドコモ携帯電話
楽天モバイル⁹010 または +楽天モバイル携帯電話

オーストラリアの電話番号に電話をかける方法

オーストラリアの電話番号に電話をかける方法

日本からオーストラリアに電話をかけるには、いくつかのステップを踏む必要があります。

国際電話識別番号とは?

まず、国際電話識別番号についてご説明します。これは、国際電話をかけるときに、その電話が「国内ではなく、海外にかけるものだ」ということを電話会社に知らせるための番号です。

日本の国際電話識別番号については、前述したとおり、昔は電話会社ごとに異なっていましたが、現在はどの電話会社でも「010」が使えるのが一般的です。

固定電話からかける方法

日本の固定電話からオーストラリアに電話をかける場合は、以下の手順でダイヤルします。

  1. 国際電話識別番号:010
  2. オーストラリアの国番号:61
  3. 相手の電話番号:市外局番の最初の「0」を抜いた番

例えば、シドニーの固定電話「02-1234-5678」にかける場合は、「010-61-2-1234-5678」をダイヤルします。

携帯電話からかける方法

日本の携帯電話からかける場合は、さらに簡単です。

  1. 「+」マークを長押し:多くのスマートフォンでは、「0」を長押しすると「+」が表示されます。これが国際電話識別番号の代わりになります。
  2. オーストラリアの国番号:61
  3. 相手の電話番号:市外局番の最初の「0」を抜いた番号

例えば、オーストラリアの携帯電話「04XX-123-456」にかける場合は、「+61-4XX-123-456」をダイヤルします。


オーストラリアの電話番号で覚えておきたい番号

オーストラリア滞在中に、いざという時のために覚えておきたい重要な連絡先をご紹介します。

機関電話番号
警察・消防・救急(緊急時の場合)¹⁰000
警察(緊急時でない場合)¹¹131-444

緊急電話番号「000(トリプルゼロ)」

日本でいう「110番」や「119番」にあたります。緊急事態が発生した際に、警察、消防、救急のいずれかにつなげてくれます。固定電話、携帯電話のどちらからでも電話をかけることができます。

警察(緊急時でない場合)「131-444」

これは、犯罪ではない出来事の相談や、警察への情報提供、盗難届などの提出など、緊急を要さない場合に利用する番号です。オーストラリア全域で利用できる共通の非緊急連絡先です。

また、オーストラリアでは、緊急時でも日本語で対応してもらえる便利なサービスがあります。それが、通訳・翻訳サービス(TIS National) ¹²です。

緊急時(000や131-444にかけた場合)

緊急電話番号にダイヤルし、オペレーターにつながったら、落ち着いて「Japanese interpreter, please. / ジャパニーズ インタープリター プリーズ(日本語通訳をお願いします)」と伝えましょう。すると、オペレーターが通訳担当者を探し、3者間通話につなげてくれます。

非緊急時(相手の電話番号が分かっている場合)

まず、TIS Nationalの番号「131-450」に電話をかけます。オペレーターに、日本語通訳が必要であることと、電話をかけたい相手の電話番号を伝えます。オペレーターが相手に電話をかけ、通訳者とともに3者間通話をつなげてくれます。

このサービスを使えば、英語でのコミュニケーションに自信がない場合でも、安心してさまざまな連絡を取ることができます。

オーストラリア滞在中に電話をかけれるようにする方法

留学やワーホリ、海外出張などでオーストラリアに滞在する際、日本にいるときと同じように電話をかけたり受けたりする方法はいくつかあります。

SIMカードやeSIMを使う

これが一番一般的な方法です。現地の通信会社のSIMカードやeSIMを購入すれば、オーストラリア国内で電話番号を持つことができ、日本の携帯電話と同じように電話やSMSが利用できるようになります。

  • SIMカード:空港や街中の携帯ショップ、スーパーなどで購入できます。
  • eSIM:物理的なカードではなく、端末に内蔵されたチップに情報を書き込むタイプ。オンラインで事前に購入・設定できるので便利です。ご自身のスマホがeSIM対応になっているか事前に確認しましょう。

ローミングデータを利用する

日本の携帯電話会社と契約しているプランによっては、「海外ローミング」というサービスが利用できます。これは、日本の電話番号をそのまま海外で使うことができる便利なサービスですが、利用料金が非常に高額になることが多いです。電話をかける、受ける、インターネットを使う、すべてにおいて料金が発生するので、事前の確認が必須です。

Wi-Fiをつなぎアプリを利用する

インターネット環境があれば、LINEやWhatsApp、Zoomなどのアプリを使って通話することも可能です。メリットはWi-Fi環境さえあれば、通話料がかからないという点です。

関連ページ 💡 オーストラリア旅行のeSIM・SIMカード完全ガイド

オーストラリアドルでの決済や両替を低い手数料でお得に:Wise(ワイズ)デビットカード

オーストラリアドルでの決済や両替を低い手数料でお得に:Wise(ワイズ)デビットカード

海外旅行や出張の際は余計な手数料をかけずに済ませたいものですよね。そんなときに頼れるのが、Wise(ワイズ)デビットカードです。

Wiseデビットカードがあれば、オーストラリアドルをはじめとする複数の通貨を一つの口座で簡単に管理できます。

また、Wiseデビットカードを発行することで、オーストラリアを含む多くの国で使え、アプリ上で簡単に両替ができるのはもちろん、現地のATMでの現金引き出しにも対応しています。

【Wiseデビットカードの特徴】

  • 多くの国で活躍:150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで日本円を外貨へ両替することができます。
  • 低額な両替手数料:0.60%~(2025年10月時点)の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに外貨を保有していなくても、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
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  • 安心のセキュリティ:紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用を未然に防げます。

一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。

また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

オーストラリアでの決済や両替にかかるコストをWiseで節約しましょう。

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まとめ

日本からオーストラリアへの電話は、国際電話の仕組みさえ分かれば意外と簡単です。この記事でご紹介したように、正しい識別番号と国番号、そして相手の電話番号を入力すれば、遠く離れたオーストラリアともスムーズにつながることができます。

また、現地での生活や仕事には、現地の電話番号を持つのが便利でしょう。そして、海外にいる家族や友人への送金、あるいは現地での支払いを考えているなら、海外送金サービス「Wise(ワイズ)」が強力な味方になります。スピーディーかつ、お得に海外へお金を送る方法を選択し、オーストラリアでの生活を快適にしましょう。

おすすめのページ 🌸 オーストラリアのタックスリターンはいつ?帰国後でもできる?

ソース

  1. オーストラリアの国番号は?
  2. Australian Government Style Manual - Telephone numbers
  3. Australian Communications and Media Authority - Types of phone numbers
  4. NTT東日本 国際電話のかけ方
  5. NTT西日本 ひかり電話での国際電話のかけかた
  6. KDDI (au)|海外へかける(au国際電話サービス)
  7. ソフトバンク|国際電話
  8. ドコモ|日本からかける・送る
  9. 楽天モバイル|国際通話(日本でのご利用方法)
  10. 緊急時や災害時について
  11. Contacting the Australian Federal Police
  12. Help using TIS National

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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