イタリア旅行が安い時期はいつ?ローマの航空券が安い時期や節約術もご紹介

Nur Afiqah MK

世界遺産や美しい街並み、芸術、グルメと見どころ満載のイタリアは、日本人にも大人気の旅行先です。でも、円安や物価高で旅費が高くなりがちですよね。

そこでこの記事では、イタリア旅行をお得に楽しむために、航空券が安い時期や節約術、都市別のおすすめシーズンをご紹介します。

また、イタリア旅行をお得でスムーズにしてくれる支払い方法も併せてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。イタリア旅行での支払いや両替がお得になるサービス:Wise(ワイズ)もご紹介しています。

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目次 🔖

イタリア旅行で一番安い時期はいつ?

イタリア旅行が安い時期(11月〜3月初旬)

イタリア旅行が安い時期は、オフシーズンの11月〜3月初旬ごろです。特に11月〜1月は観光客が少なくなるので、航空券やホテルなどの料金も下がり、旅費を抑えてイタリアに行くことができます。

ただし、クリスマスから年末年始にかけて値段が高騰することがあるので注意が必要です。また、冬は気温が下がり、日が沈むのが早くなるため防寒対策をしっかりしておきましょう。

イタリア旅行に最適な時期(4月〜6月、9月〜10月)

春(4月〜6月)と秋(9月〜10月)は、気候も穏やかで観光にも最適なイタリア旅行のベストシーズンです。春になると、各地でイベントやフェスティバルが開かれ、色とりどりの花々が一斉に咲き誇り、街並みを鮮やかに彩ります。秋にはぶどうやりんご、栗、きのこなど旬の食材が収穫され、地域ごとに収穫祭が開催されます。街路樹の葉も黄金色や赤に染まり、美しい景色を楽しむことができます。

イタリア旅行が高い時期(7月〜8月)

イタリアの繁忙期は7月〜8月です。この時期は天候もよく観光に最適な季節となるため、世界中からたくさんの観光客が訪れます。そのため、航空券や宿泊費も最も高くなる時期です。費用を抑えてイタリア旅行をするなら、この時期は避けた方が無難です。

また、この時期以外にもイースターやベネチアのカーニバル期間も観光客が集中し、価格が高騰するので注意が必要です。

安い時期にイタリアに旅行するメリット・デメリット

安い時期・閑散期にイタリアを旅行するメリットは、観光地が混雑していないため、列に並ぶ必要がほとんどなく、自分のペースで観光を楽しめる点です。ホテルや航空券も比較的安く予約できるため、旅費を大きく節約できるのも魅力です。

一方で、デメリットとしては天候が崩れやすくなる可能性があり、防寒対策が必須となります。また、観光施設の営業時間が短縮されたり、一部サービスが休止していたりする場合があります。地方によっては、バスや電車の運行本数が減ることもあり、雪の影響で遅延や運休が発生するケースもあるため、事前に運行情報を確認しておくことが大切です。

イタリア各都市のおすすめの旅行時期

ローマを安く旅行できる時期

ローマ

およそ3000年の歴史を誇るイタリアの首都ローマは、「永遠の都」と呼ばれ、古代遺跡や世界遺産が数多く残る人気観光地です。コロッセオやフォロ・ロマーノ、パンテオンなど、街全体がまるで歴史博物館のよう。かの有名な噴水が美しいトレヴィの泉もあります。さらにバチカン市国では、サン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂といった芸術的価値の高い建築や作品も楽しめます。

ローマを安く旅行できる時期は、クリスマスと年末年始の時期を除く11月〜2月のオフシーズンです。

フィレンツェを安く旅行できる時期

フィレンシェ

フィレンツェは、イタリア中部トスカーナ州に位置する芸術と歴史の街です。ルネサンス発祥の地として知られ、ウフィツィ美術館やドゥオモ(花の大聖堂)など見どころが豊富です。街全体が「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産に登録されているため、美しい街並みを歩くだけでも中世ヨーロッパの雰囲気を満喫できます。クリスマスや年末年始を除いた11月〜1月のオフシーズンであれば、比較的安く旅行することができます。

ベネチアを安く旅行できる時期

ベネチア

水の都として有名なベネチアは、運河が織りなす幻想的な風景や歴史的建造物が美しい街です。「世界で最も美しい広場」と称されるサンマルコ広場や、世界遺産「ベネチアとその潟」を構成する運河のカナル・グランデなど、どこを見ても絵になる風景が魅力です。

ベネチアは一年を通して人気の観光地ですが、特に夏場は観光客が多いため、オフシーズンの12月〜2月ごろ(クリスマス・年末年始を除く)が安く旅行できる時期です。

ミラノを安く旅行できる時期

ミラノ

ファッションの都とも呼ばれるミラノは、芸術や歴史的建築物などが多くあり、多くの観光客が訪れる人気観光地の一つです。500年かけて完成したミラノ大聖堂はミラノでも1番有名な観光スポットで、必ず訪れたいスポットです。その他にもイタリアのオペラ界の最高峰とされている劇場・スカラ座や、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を見ることができるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、美しい運河が広がるナヴィリオ地区まで見どころ満載です。

ミラノを安く旅行できる時期は、オフシーズンの11月〜2月です。この時期は観光客も少ないので、航空券やホテルの値段を抑えて旅行することができます。ただし、クリスマスから年末年始にかけては価格が高騰するので避けた方が無難です。

シチリア島を安く旅行できる時期

シチリア島

シチリア島は、イタリア本土から南におよそ3キロほどの場所に位置する地中海のリゾート地です。オペラハウスのマッシモ劇場や、町のシンボルであるパレルモ大聖堂、ノルマンニ宮殿など見どころ満載の場所です。

そんなシチリア島を安く旅行できる時期は、オフシーズンの11月〜2月です。この時期は、場合によっては航空券の値段がピーク時の半額に近い値段になっていたり、宿泊費も安くなっていたりとお得に旅行することができます。

イタリア旅行での費用を時期別に比較

イタリア旅行では、訪れる時期によって航空券や宿泊費の価格が大きく変動します。航空券と宿泊費の時期別の値段を見てみましょう。

イタリアへの航空券の値段比較

イタリアの往復航空券の値段は、以下のように閑散期と繁忙期で大きく異なります。

時期値段(往復)
11月(閑散期)9万659円〜
8月(繁忙期)14万1,836円〜¹

11月の閑散期と8月の繁忙期では、片道だけで5万円以上の差額があります。イタリア旅行の費用をできるだけ抑えたいなら、航空券の価格は重要なポイントです。できるだけ価格の安いオフシーズン・閑散期の航空券を予約するのがおすすめです。

イタリアへの宿泊費用の値段比較

イタリアの宿泊費用は、訪れる都市やホテルのグレード、時期によって異なります。閑散期にリーズナブルなホテルに1泊1室2人分で泊まる場合100ユーロ(約1万7,454円)前後、繁忙期の場合はさらに高くなると思っておいた方がよいでしょう。

イタリアでの旅行費用を節約する方法

イタリアへの航空券を安く購入する方法

イタリア旅行の航空券をお得に購入するなら、日程や予約方法を工夫することがポイントです。特に、出発日や帰国日を火曜日や水曜日などの平日に設定したり、深夜・早朝便を選ぶと、運賃が安くなる傾向があります。また、国際線は一般的に出発の2〜6か月前が最安値になりやすいため、旅行の日程が決まったら早めにチェックしておきましょう。

直行便は便利ですが、1回乗り継ぎ便を利用すると料金が大幅に下がることもあります。さらに、出発地や到着地を広く設定して検索するのもコツです。日本では成田・羽田・関空・中部国際空港など複数空港を、イタリアでは複数都市を比較することで、思わぬお得なフライトが見つかります。

複数の航空会社や便を比較するには、スカイスキャナーなどの航空券比較サイトを活用するのがおすすめです。条件を少し変えるだけで、大きく料金が変わることもあるため、出発時間や経由地を柔軟に設定して検索してみましょう。

イタリアのホテルの旅費を安く抑える方法

イタリアは観光地として人気が高く、ホテル料金もシーズンによって大きく変動します。特に、夏(7〜8月)やスクールホリデー期間は繁忙期で料金が高くなるため、旅費を抑えたい場合はオフシーズン(12〜2月)や平日を狙って予約するのがポイントです。

また、予約サイトを賢く活用することで同じホテルでも大きく料金が変わることがあります。以下のようなホテル予約サイトを複数比較して最安値を探すのがおすすめです。さらに、会員登録をしておくと会員限定割引やポイント還元が受けられる場合もあります。

  • Booking.com
  • Expedia
  • Agoda

その他にも、ホステルやバックパッカーズホテル、Airbnbなどを利用するのもおすすめです。特に都市部ではドミトリータイプの部屋が多く、1泊数千円で泊まれることもあります。

イタリアでの食費を安く済ます方法

イタリアの外食費は日本と比べて高いため、食費を抑えるなら市場やテイクアウトグルメ、スーパーで食材を買って自炊するのがおすすめです。Airbnbというサイトを使えば、調理器具やキッチンがついている部屋を選ぶこともできるので、イタリア滞在中でも自炊をすることができます。また、レストランに行く際は観光の中心地ではなく少し離れた場所を選ぶのがポイントです。

イタリアでの交通費を節約する方法

イタリア国内の移動には、鉄道の利用がおすすめです。特に地域間の移動には、高速列車ではなく地方列車を使うことで、交通費を抑えることができます。また、ローマなど観光都市内を移動する際は、1日乗車券や数日間の乗り放題チケットを購入すると、移動ごとにチケットを買うよりも交通費が安く済む場合が多いです。ぜひ観光で市内を回る際は、乗り放題チケットを活用してみてください。

ローマ地下鉄の乗り放題チケットの料金表²

チケット料金
ROMA 24H€ 8.50
ROMA 48H€ 15
ROMA 72H€ 22
CIS 7 DAYS€ 29
関連ページ 💡 イタリア旅行でおすすめのタクシーアプリ4選|イタリアのタクシー料金と気を付けること

イタリアの入国にかかる費用

イタリアに観光目的で90日以内の滞在をする場合、ビザの取得は不要です。ただし、イタリアが加盟しているシェンゲン領域内への滞在は「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲が上限のため、他のシェンゲン領域に滞在してからイタリアに入国する場合は日数が合計で90日以内になるようにしないといけません。

また、有効期間が出国予定日から3か月以上残っており、かつ10年以内に発行されたパスポートを持っていることが条件です。³

ただし、2026年10月〜12月以降は欧州渡航認証(ETIAS)の申請が必要になる予定です。ETIASの申請費用は20ユーロ(約3,487円)です。⁴

関連ページ 💡 ETIAS(エティアス)最新情報:日本人がヨーロッパ旅行で必要な申請方法と導入時期

イタリア旅行でのお得な決済や外貨レートでの両替に:Wise(ワイズ)

外貨両替をお得にするなら、Wise(ワイズ)のデビットカードがおすすめです。両替所や銀行での両替は、市場レートではなく、隠れた手数料が上乗せされた為替レートになっています。

一方で、Wiseデビットカードなら、隠れた手数料が上乗せされていない、市場レートでお得に両替することが可能です。さらに、現金を持ち歩くことなく、現地でお得なレートのまま低い手数料で、カード決済することができます。また、現地ATMでお金を引き出すことも可能です。約40以上の通貨を1つのアカウントで保有、両替、管理ができるので、イタリア旅行でも活躍すること間違いなしです。

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  • 低額な両替手数料:0.60%~(2025年10月時点)の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに外貨を保有していなくても、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
  • 海外事務手数料ゼロ:クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
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一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。

また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

イタリア旅行での外貨両替をお得にするなら、ぜひWiseデビットカードをご活用ください。

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まとめ

Wise image

イタリア旅行は訪れる時期によって、航空券や宿泊費の価格が大きく変わります。最も安く旅行できるのは、11月〜2月のオフシーズン。この時期は観光客が少なく、ゆったりと観光を楽しめる一方で、寒さや日照時間の短さ、観光施設の短縮営業などには注意が必要です。反対に、7月〜8月は繁忙期で、航空券やホテル代が最も高騰するため、旅費を抑えたい方は避けるのが無難です。

さらに、外貨両替や現地での支払いにはWise(ワイズ)のデビットカードが便利でお得です。Wiseなら、隠れた手数料がない市場レートで両替でき、現地ATMでの引き出しや店舗でのカード決済もスムーズ。現金を多く持ち歩く必要がないため、安心して旅行を楽しめます。

ぜひWiseのデビットカードを活用して、イタリア旅行をお得にお楽しみください!

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ソース
  1. イタリア行き往復航空券の料金相場は(*1)約12万円
  2. New Tariff Plan for Metrebus Roma and Lazio Tourist Tickets - Atac
  3. http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_153.html
  4. EU域内の移動の自由(シェンゲン協定)

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Hikaru Osaka
2025年5月29日 8分で読めます

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