ドイツ免税手続きガイド:観光客のためのVAT還付と免税ショッピング完全ガイド
ドイツ免税手続きを詳しく解説!VAT還付を受ける方法やショッピング時の注意点、必要な書類を確認して、ドイツでの買い物をお得に楽しむための完全ガイド。
ドイツ全土には、ドイツ連邦政府が100%出資する鉄道会社「ドイツ鉄道(Deutsche Bahn/DB)」の鉄道網があり、都市内や都市間の移動は電車が便利です。アプリを通じて乗車券の購入や提示ができ、ドイツ語でのコミュニケーションが難しい方でもスムーズに利用できます。
この記事では、ドイツの鉄道料金や電車移動におすすめのアプリをご紹介します。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのユーロへの両替、ドイツ現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。Wiseアカウント内で日本円をユーロにあらかじめ両替しておくことで、ドイツ旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについて確認してみてください。
円(JPY)からユーロ(EUR)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇪🇺
| 目次 🔖 |
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ドイツ国内は鉄道路線が発達しており、特によく使われる公共交通手段として、国が出資する鉄道会社提供の「ドイツ鉄道(Deutsche Bahn/DB)」があります。ドイツ鉄道は、ベルリン・フランクフルト・ミュンヘンなど国内全土に路線を巡らせています。
主要都市間の長距離移動で利用するのは、ICE(InterCity Express/インターシティ・エクスプレス) やIC(InterCity/インターシティ)、EC(EuroCity/ユーロシティ) です。
ICEは日本での新幹線、IC・ECは特急列車にあたります。ICEとICはドイツ鉄道の直接運営、ECは周辺国の鉄道会社との共同運行です。そのため、ECは国境を越えて周辺国の都市へも乗り入れています。
都市間の移動手段には、RE(Regional Express/レギオナル・エクスプレス)、RB(Regionalbahn/レギオナルバーン) があります。REは日本でいう快速列車、RBは普通列車です。
都市内の移動では、郊外と中心部を結ぶ地上鉄道のSバーン(S-Bahn/エスバーン) が便利です。Sバーンはドイツ鉄道の子会社が運営していますが、地域によっては民間会社が運営しています。
このほか、地下鉄(U-Bahn/Uバーン)、トラム(路面電車)、バス、フェリーなどがあり、各都市の交通局が運営しています。
ドイツでは地域ごとに交通連合があり、同じ交通連合に属する交通機関は共通の運賃体系になっています。例えば、ベルリンとブランデンブルクはVBB(Verkehrsverbund Berlin-Brandenburg/ベルリン=ブランデンブルク交通連合) に属し、エリア内ではREやRB、Sバーン、トラム、バスは同一運賃です。これらは、共通のチケットで利用可能です。
エリア内では、都心を中心にしたゾーン別に運賃が設定されています。ベルリンでは、中心部Aゾーン、郊外Bゾーン、周辺市町村Cゾーンの3つがあり、ABゾーン、BCゾーン、ABCゾーンの3つの料金区分があります。

ドイツの鉄道料金は、都市ごとに異なります。ドイツの主要都市内の鉄道料金を以下にまとめました。
| 都市名 | 市内片道券 Einzelfahrt | 市内1日券 Tageskarte |
|---|---|---|
| ベルリン (ABゾーン)1 | 3.80ユーロ | 10.60ユーロ |
| フランクフルト (料金エリア5000)2,3 | 3.80ユーロ | 7.40ユーロ |
| ミュンヘン (ゾーンM)4,5 | 4.10ユーロ | 9.70 ユーロ |
| ドレスデン (ドレスデンゾーン)6,7 | 3.40ユーロ | 9.00ユーロ |
| ニュルンベルク (ゾーンA)8 | 3.90ユーロ | 10.30ユーロ |
| ハンブルク (ハンブルクAB)9 | 3.90ユーロ | 7.80ユーロ |
| ケルン(1b)10、11 | 3.70ユーロ | 9.00ユーロ |
1日に2~3回以上移動する場合は、片道券よりも1日券のほうが割安です。上記以外にも、短距離用のチケット(Kurzstrecke)やグループチケット、週間チケット、月間チケットなど、さまざまなチケットが発売されています。
なお、上記は市内中心部のゾーンが対象です。郊外にある空港へアクセスする場合は、上記よりも広いゾーンを選ぶ必要があるため、料金が上がります。
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ドイツはさまざまな路線があり、目的地に向かうルートも複数あります。より便利な移動手段を選ぶには、スマートフォンアプリの活用が便利です。
電車移動に役立つアプリを4つご紹介します。
DB(Deutsche Bahn) Navigatorは、ドイツ鉄道の公式アプリです。運行情報の確認や、SバーンやUバーンなどを含めた時刻やルートの検索ができ、アプリ内でのチケット購入・チケット提示が可能です。
ドイツ全土に対応しており、ドイツで電車に乗るなら必須のアプリといえるでしょう。特に運行情報を確認するには、DB Navigatorが頼りになります。
ただし、アプリの対応言語はドイツ語と英語のみで、日本語での利用はできません。
Omioは、45ヵ国2,000以上の交通各社と提携した交通アプリです。電車や飛行機、フェリーなどのルート検索やチケット予約・購入を、日本語で利用できます。支払いは日本円で可能で、各種クレジットカードやデビットカードに対応しています。
チケット購入時には手数料が発生しますが、言語や通貨の壁を感じずに済み、スムーズに利用できるでしょう。ドイツを含む各地を横断したい場合にも便利です。
Trainlineは、ヨーロッパの鉄道やバスのチケットを購入できるアプリです。ドイツ鉄道を含め、260社以上の運行会社に対応しています。
Trainlineは、ドイツ以外にもイギリスやヨーロッパ各地を回りたい場合に便利です。タイミングによっては、正規料金よりもお得なチケットが見つかることがあります。
対応言語はドイツ語や英語ほかヨーロッパ各国の言語で、日本語には対応していません。また、手数料が別途かかります。
Flix Bus & Flix Trainは、ドイツ主要都市間で運行している格安列車「Flix Train」の時刻検索や予約ができるアプリです。ヨーロッパ各国やトルコ、ブラジル、アメリカなどを運行する格安バス「Flix Bus」の時刻検索や予約もできます。
日本語には対応していませんが、少しでもコストを抑えてドイツ内を回りたいなら利用したいアプリの一つです。
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ドイツで電車アプリを使うメリットは、大きく3つあります。
ドイツの公用語はドイツ語で、英語が通じるとは限りません。ドイツ語を話せない日本人がコミュニケーションを取るのは、難しい場合もあるでしょう。
電車アプリを使えば、アプリ上でチケットを購入できます。窓口でのやりとりは必要ないため、言葉が通じるかどうか心配する必要がありません。支払いはクレジットカードやデビットカードで行なうため、現金は基本的に不要です。
また、ドイツの鉄道では、アプリでチケットを購入すれば、スマートフォンから二次元コードを提示できます。紙のチケットのように紛失するリスクがないこともメリットです。
ドイツでは駅に改札はなく、チケットの確認は乗車中に行なわれます。チェック時にチケットを提示できないと、不正乗車として60ユーロの罰金を科せられるため注意が必要です。12、13スマートフォンでチケットを一元管理すれば、チケットの紛失リスクを減らし、スムーズに提示できるため安心でしょう。
電車アプリを使えば、運行情報を確認できる点も便利です。
ドイツの鉄道は日本と異なり、経路の変更や遅延、運行キャンセルなどが頻繁に発生します。リアルタイムの運行情報を入手できる電車アプリなら、急な変更が生じても、スムーズに状況や対応方法を確認することが可能です。乗り継ぎが必要な場合でも、迷わずにできるでしょう。
電車アプリでは、出発地と目的地を設定し、最適なルートを検索できます。鉄道路線だけでなく、UバーンやSバーン、トラム、バスなども併せた結果が表示されるため、効率良く目的地を目指すことが可能です。
列車種別を絞った検索や価格の比較にも対応しており、時間や予算に応じて交通手段を選択できます。
また、アプリによっては割引や特典があり、お得に電車に乗れる可能性がある点もメリットです。
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ドイツ旅行でのユーロの決済や両替には「Wise(ワイズ)デビットカード」の利用がおすすめです。日本であらかじめ日本円からユーロに両替・チャージしておけば、現地では手数料が上乗せされていない実際の為替レートで支払いができます。通常のクレジットカードのように高い海外利用手数料がかかったり、手数料が上乗せされた為替レートで請求されたりすることはありません。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
さらに、Wiseアカウントでヨーロッパの現地口座情報を取得することで、現地に銀行口座を持っているような状態となり、よりお得な手数料で決済や両替が可能です。
Wiseデビットカードは鉄道だけでなく、レストラン・カフェ・観光施設など幅広い場所で使えます。ATMでの現金引き出しもできるため、現金が足りなくなったときにも安心です。ドイツ旅行には、ぜひWiseデビットカードをご活用ください。
ドイツは市街地を中心に鉄道路線が充実しています。電車アプリを利用すれば、最適ルートの検索から、チケットの購入・提示までをアプリ内で完結できて便利です。ドイツ鉄道の公式アプリDB Navigatorのほか、交通各社と提携した検索・予約サービスもあるので、目的に合ったアプリを選びましょう。
Wise(ワイズ)デビットカードは、電車アプリでのチケット購入時の決済にも便利です。現地通貨で直接支払いができるため、手数料や両替コストを抑えられます。店舗での支払いや、ATMでの現金引き出しにも利用可能です。
ドイツでより快適に過ごすために、電車アプリやWiseデビットカードを利用してみてはいかがでしょうか。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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