シンガポールのキャッシュレス事情完全ガイド|おすすめ決済方法と注意点
この記事では、シンガポールのキャッシュレス事情の最新情報をはじめ、旅行者におすすめの決済方法、現金が必要となる場面、そして注意すべきポイントまで詳しく解説します。
シンガポール旅行に向けて、現地での通信手段をどうするかお悩みの方は多いでしょう。そうしたとき手軽で安価に使えるのが、海外旅行者向けのモバイル回線です。レンタルWi-Fiのように持ち歩きのわずらわしさはなく、返却の手間もかかりません。
モバイル回線には物理SIMカードと電子式のeSIMがあります。現在ではeSIMが広く使われるようになってきましたが、古い端末でも利用でき、入れ替えも可能なSIMカードも一定の需要があります。
この記事では、シンガポール旅行におすすめのSIMカードや料金プラン、購入方法などを解説します。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのシンガポール・ドルへの両替、シンガポール現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介します。
Wiseアカウント内で日本円をシンガポール・ドルにあらかじめ両替しておくことで、シンガポール旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについても確認してみてください。
円(JPY)からシンガポール・ドル(SGD)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇸🇬
| 目次 🔖 |
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※本記事はサービス比較を目的とした記事であり、アフィリエイトによる収益を目的とした記事ではなく、各プラットフォームに関する独自の見解を2026年3月4日時点の情報をもとに中立的な視点で解説しています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

世界有数のIT先進国であるシンガポールのインターネット環境は、世界トップレベルに充実しています。
5G回線は国土をほぼカバーしており、商業施設や空港はもちろん、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイをはじめとした多くの観光スポットで高速で通信可能です。旅行中に利用機会の多いWeb検索や地図の閲覧だけでなく、データ量が多くなりがちな動画視聴やストリーミングサービスなどもスムーズに行なえます。
また、街中を中心にWi-Fiも整っており、空港や駅、観光地、店舗など多くの場所で、政府が提供する無料Wi-Fi「Wireless@SG」や、施設設置の無料Wi-Fiが利用できます。 1
シンガポール旅行中にスマートフォンでインターネット通信を行なうおもな方法には、物理SIMカード、eSIM、ポケットWi-Fi、国際ローミング、現地の無料Wi-Fiの5つがあります。それぞれの料金相場とデータ容量、設定のしやすさは以下のとおりです。
| 通信手段 | 料金相場 | データ容量 | 設定のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 物理SIMカード | 比較的安い | プランによる(無制限あり)23 | やや複雑 |
| eSIM | 比較的安い | プランによる(無制限あり)45 | やや複雑 |
| ポケットWi-Fi | 中程度 | プランによる(無制限あり)67 | 簡単 |
| 国際ローミング | 高額になりがち | プランによる(上限あり)89 | 簡単 |
| 現地の無料Wi-Fi(※) | 無料 | 無限(場所により制限あり)110 | 簡単 |
(※2026年3月4日時点の情報を参照しています。)
※現地の無料Wi-Fiでは、通信内容を盗み見られる危険があるため、個人情報の入力や重要な取引は避け、必要に応じてセキュリティを強化するためのVPNなどを利用しましょう。
物理SIMカードやeSIMは契約後にスマートフォン側での接続先設定やアクティベーションなどが必要なものの、料金はほかの手段と比べて手頃な設定となっています。 データ無制限で利用できるプランなら、滞在中も好きなだけインターネットを利用できます。
レンタルWi-Fiはパスワード入力のみで接続でき、設定が簡単です。 また、スマートフォンの機種に制限がなく、Wi-Fi通信機能のある端末なら利用できます。しかし、機器が1つ増えるため、持ち歩きの手間がかかり、紛失や破損の場合には追加の負担金が発生します。
国際ローミングは、申し込みをすれば利用しているスマートフォンでシンガポールでも通信ができるサービスですが、キャリアによっては利用料が高額になります。 利用前には料金体系を確認しましょう。
| 関連ページ 💡 シンガポールで使えるおすすめeSIM7選を解説!各サービスの比較 |
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シンガポールで使える旅行者向けのSIMカードは、日本国内でも、シンガポール現地でも購入できます。おもな購入場所は以下のとおりです。
| 購入できる場所 | |
|---|---|
| 日本国内 |
|
| シンガポール現地 |
|
日本国内でSIMカードを購入しておけば、現地での購入の手間が省けます。また、複数のサービス会社やプランを比較してじっくり選ぶことができます。
出発までの時間に余裕がある場合には、オンラインショッピングモールや家電量販店でのオンライン注文がおすすめです。手もとに届くまで1日~数日かかりますが、店舗に出向く手間がかからず、自宅で受け取りができます。家電量販店では店頭での取り扱いもありますが、地域やプラン、必要とするタイミングによっては在庫していないことがあります。
出発空港では出国直前に購入できることがメリットです。しかし、店頭と同様に在庫が限られ、希望の日数やデータ容量のSIMカードが購入できない可能性もあります。
旅行予約サイトでは、サイト上で購入予約をし、現地でSIMカードを受け取る方式が一般的です。日本語で購入手続きを行なえるため、現地購入よりも手軽に、現地キャリアのSIMカードを手配できます。
シンガポールで現地キャリアのSIMカードを購入する場合、コスト面では有利になりやすいでしょう。しかし、通常日本語が話せるスタッフはいないため、言語面でのハードルを感じるかもしれません。
また、空港内のキャリアカウンターはシンガポール到着後すぐに購入に向かえるものの、混雑していると待ち時間が長くなります。コンビニエンスストアや街中のキャリア販売店は混雑していませんが、販売店を現地で探す必要がある、SIMを購入するまでインターネットが使えないという点がデメリットになります。
シンガポール旅行に慣れていない方は、日本国内で購入しておくのがおすすめです。

シンガポールの旅行者向けSIMカードから、使いやすくおすすめのSIMカードをご紹介します。短期旅行を想定した7日間でプランを比較しました。
日本で購入できるSIMカードの多くは、日本語での設定サポートがあります。また、トラブルで利用できなかった場合の返金保証が付いているサービスもあり、海外SIMカードが初めての方も安心して利用できるでしょう。
【日本で購入できるSIMカードの比較(7日間プランの場合)】
| プロバイダー | データ容量 | 料金 |
|---|---|---|
| Go Japan2 | 1GB/日 | 873円 |
| Almond SIM3 | 3GB | 940円 |
| DHA SIM11 | 2GB/日 | 3,980円 |
(※2026年3月4日時点の情報を参照しています。)
シンガポールでSIMカードを購入する場合、料金設定が割安な現地キャリアを選べることがメリットです。
ここでご紹介しているSIMカードの利用日数はいずれも14日ですが、利用できるデータ容量には大きく余裕があり、現地無料通話も付いています。大容量の通信を行なう方や通話も使う方にとっては、日本国内で購入できる7日プランのSIMカードに比べ、コスト面で有利になる可能性が高いでしょう。
【シンガポールで購入できるSIMカードの比較】
| データ容量 | 料金 | |
|---|---|---|
| Singtel hi!Tourist SIM Card12 | 100GB(14日) | 12シンガポール・ドル(約1,480円) |
| Starhub Traveler Unlimited 5G Data13 | 無制限(14日) | 15シンガポール・ドル(約1,850円) |
| M1 Tourist SIM14 | 100GB(15日) | 12シンガポール・ドル(約1,480円) |
(※2026年3月5日時点の情報を参照しています。)
(※2026年3月5日時点、1SGD=123.2JPYの為替レートを元に計算しています。)15
シンガポールで使えるSIMカードを購入しても、端末側が要件を満たしていなかったり、設定が誤っていたりすると使えない、十分な速度が出ないといったトラブルが起きることがあります。購入前には、以下のポイントを確認しておきましょう。
SIMロックとは、端末を販売したキャリアが自社のSIMカードしか使えないように制限をかけることです。SIMロック状態では、海外用のSIMカードを入れても通信できません。
日本では現在SIMロックは原則禁止されていますが、**2021年9月30日以前に発売された端末では、SIMロックがかかっている可能性があります。**旧機種をお使いの場合には、SIMロックがかかっていないか、設定画面から確認してください。16
SIMロックされていた場合には、キャリアの店舗や契約者ページより、解除の手続きを行ないましょう。
モバイル通信で利用する周波数帯は国によって管理され、キャリアごとに周波数帯が割り当てられています。キャリアの使用周波数帯にスマートフォンが対応していないと、環境によって接続しにくいことや、速度が出ないことがあります。
近年のモデルであれば対応しているスマートフォンが大部分ですが、古い機種の場合は対応状況の確認が必要です。
海外旅行向けSIMカードを現地でいざ使おうとしたら、接続できないといったトラブルに見舞われることもあります。
その場合、サポートへ連絡して対処することになるため、サポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。
日本語での対応が受けられるか、トラブル時にすぐに対応を受けられるか、サポート受付方法(チャット・電話・メールなど)をチェックしておきましょう。
シンガポール旅行のためにSIMカードを購入するとき、どれくらいのデータ容量を目安にすれば良いのかわからない方もいるでしょう。
旅行中は、使用するアプリも普段とは変わってくる可能性があります。そこで、旅行中に使うことが多いアプリの1日当たりのデータ消費量をまとめました。17
| アプリ | 平均使用データ(1時間当たり) |
|---|---|
| LINE | 3MB~30MB |
| YouTube | 150MB~2GB |
| 100MB~500MB | |
| X(旧Twitter) | 100MB~500MB |
| 翻訳アプリ18 | 5MB~20MB |
| グーグルマップ | 5MB~20MB |
| 交通アプリ18 | 5MB~20MB |
※上記の表に記載している平均使用データはあくまで目安であり、個人や旅行の計画内容によって使用データ量は変わります。
LINEは、トークやスタンプの送受信で使用するデータ量はごく少量です。動画送信やビデオ通話の場合に多くのデータ量を消費します。
YouTubeは画質に比例してデータ使用量が大きくなり、高画質動画(1080p)になると1時間で2GB以上を消費します。
SNSのなかでデータ使用量が多いのは、写真や動画を扱うInstagramです。 全体では1時間100MB~500MBですが、ライブ配信の場合には1.5GB程度を使用することもあります。
テキストメインのX(旧Twitter)も100MB~500MB程度に収まるとされていますが、動画の自動再生をオンにしていると使用量が増えます。
海外旅行中に欠かせない翻訳アプリやGoogleマップ、交通アプリなどもデータの利用量はあまり大きくなりません。連続使用よりも都度使用することが多いアプリでもあるため、これらが原因でデータ容量が圧迫されることは考えにくいでしょう。
プランを選ぶ際は、上記の使用量を参考に、1日に必要なデータ量をおおまかに算出すると過不足の失敗を抑えられます。アプリの設定で使用量を節約することも可能です。
なお、1日の使用データ量の目安は、検索や連絡がメインのライトな使い方では1日300MB程度、動画やSNSを頻繁に使う場合は1日1~2GB程度です。不足すると使い切った場合に再購入やチャージが必要になるため、少し余裕を持っておくと安心です。
データ使用量を気にせず使いたい方は、無制限プランをおすすめします。

シンガポールでの旅行では、レストランやショッピング、タクシーアプリなどでの決済で必ずシンガポール・ドル(SGD) が必要になります。国際クレジットカードで決済をしようとお考えの方もいるかもしれませんが、国際クレジットカードを使った場合、1.6%~3%程度の海外事務手数料が決済額に追加されることも。
そんなときにこの海外事務手数料が決済に追加されないWise(ワイズ)デビットカードを使うことで、よりお得に現地での決済を済ませることができます。
使い方は簡単! Wiseアカウント内に日本円をチャージし、シンガポール・ドルに両替するだけで、現地での決済に通貨をいつでも利用できます。両替手数料もお得です。
現金が必要になった場合でも、シンガポール・ドルをアカウント内で両替しておくことで、いつでも現地ATMから現金が引き出せます。(※)
Wiseデビットカードは世界150ヵ国以上での支払いに対応しており、上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで決済を行なうことができます。カード発行手数料は、1,200円のみ、年会費は無料です。また、バーチャルカードもアカウント内で無料で発行でき、オンラインやアプリでの決済に利用できます。
Wiseカードを活用して海外旅行や海外での滞在にかかるコストを安く・お得に節約しましょう。
※ATMオーナーによって追加手数料が別途請求される場合があります。
シンガポール旅行での通信手段は、リーズナブルで機器の持ち歩きが不要なモバイル通信がおすすめです。日本でも現地でも契約でき、設定後すぐに通信できます。
現在は電子式のeSIMを利用する方も多くなっていますが、SIMカードはeSIMに比べて対応機種が多いうえ、別端末への差し替えも可能で柔軟に運用できるメリットがあります。また、初期設定もeSIMに比べると手間がかかりません。旅行プランや使い方に合ったデータ容量・日数のSIMカードを活用しましょう。
また、シンガポール現地での決済や両替には、Wise(ワイズ)デビットカードが便利です。ぜひ併せてご検討ください。
| 関連ページ 💡 WiseでシンガポールのATMからお得に現金を引き出す方法は? |
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最後に、シンガポールにおけるSIMカードの利用についてよくある質問にお答えします。
SIMカードは異なる端末に差し替えて使用できる一方、eSIMはオンラインで発行できるといったメリットがあります。利用したいスマートフォンの対応状況によって決めるとよいでしょう。なお、最近ではeSIMのみ対応の端末も増えており、海外旅行用のSIMもeSIMが主流になってきています。
契約に待ち時間を取られたくない方やサポート重視の方は、日本国内で買うのがおすすめです。一方、通信量が多くなりがちな方は、現地購入のほうがコストを抑えられる可能性があります。どちらが自分にとってメリットになるのかを考えて選択しましょう。
データ容量を使い切ったあとは大幅に速度が低下するか、通信が停止します。引き続き使用したい場合には、新たにSIMを購入するか、追加データのチャージ(対応SIMカードに限る)が必要です。
シンガポール現地のSIMは、空港内のキャリアカウンターやコンビニエンスストア、街中のキャリア販売店で購入できます。パスポートを提示し、希望のプラン・日数を指定します。
通常旅行者向けのSIMカードは返却不要です。使い終わったら廃棄しましょう。

※本記事はサービス比較を目的とした記事であり、アフィリエイトによる収益を目的とした記事ではなく、各プラットフォームに関する独自の見解を2026年3月4日時点の情報をもとに中立的な視点で解説しています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。
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