フィリピン不動産を売却するには?かかる税金や手続きの流れ、日本への送金方法まで徹底解説

Hikaru Osaka

フィリピンの不動産を購入した方の中には、資産の見直しや投資戦略の変更、ライフプランの変化などを理由に、「そろそろ売却したい」と考えている方もいるでしょう。

しかし、日本人がフィリピンの不動産を売却する場合、日本国内の不動産取引とは異なる法規制や手続き、税制への対応が必要になります。売却の流れや必要書類、現地で発生する税金や諸費用を事前に把握しておくことで、手続きをスムーズに進めやすくなります。

また、売却価格や売却後の手取り額は、市場動向や税負担、為替レートなどによって大きく左右されるため、事前の情報収集も重要です。

この記事では、日本人がフィリピンの不動産を売却する際の手続きの流れや必要書類、売却時にかかる税金・諸費用について詳しく解説します。あわせて、売却代金を日本へ送金する際のポイントについても紹介します。

記事の最後には、お得な手数料と為替レートで海外への高額送金ができるWise(ワイズ)についてもご紹介しています。

Wiseでは一般的な銀行で上乗せされる為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」で送金をすることができ、手数料などの詳細も事前に表示されるため、安心して海外送金ができます。

また、Wiseでは米ドルやユーロ、シンガポールドル、イギリスポンドなどの主要通貨で現地口座情報も取得可能であり、海外現地の受取人に送金するコスト、海外送金の受け取りにかかるコスト、現地決済・両替にかかるコストまでさらに節約することができます。

ぜひWiseについてご確認ください。

それでは、フィリピンでの不動産売却について見ていきましょう。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

円(JPY)からフィリピンペソ(PHP)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇵🇭

※本記事の情報は2026年5月16日時点の情報を参照しています。そのため、明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、投資に関するアドバイスではなく、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。

フィリピン不動産売却の全体的な流れ

フィリピン不動産売却の全体的な流れ

フィリピンでの不動産売却は、信頼できるエージェント(不動産会社・仲介業者)選びから始まります。日本とは言語やルールが異なるため、現地の事情に精通し、日本語でのサポートが可能なパートナーを見つけることが成功の鍵です。

売却のステップ

  1. 売却タイミングの決定

  2. エージェント選び(経験や提案力を慎重に比較)

  3. 物件査定と売却価格の設定

  4. 売却活動(問い合わせ・内見対応)

  5. 予備的合意書(Reservation Agreement)の締結

  6. 手付金の受領

  7. 売買契約書(Deed of Absolute Sale)の署名・公証

  8. 税金・諸費用の支払いと手続き

  9. 売却残代金の受領と所有権移転手続き

  10. 日本への海外送金

注意点:手続きの順序や必要書類は、物件の状況によって異なる場合があります。必ず事前にエージェントへ詳細を確認しましょう。

物件査定から内見対応

まずは不動産査定を行い、その結果と市場相場をベースにエージェントと相談して売却価格を決定します。売り出し後は、エージェントを通じて買主候補からの問い合わせや内見(見学)に対応します。

予備的合意書と手付金の受領

買主が決まると、まず予備的合意書(LOI:Letter of Intent)を取り交わします。これは買主が購入条件を提示する書類で、契約書と同等の拘束力を持つ重要なステップです。¹ 合意に至れば、買主から手付金を受領します。

所有権移転手続きと契約書の公証

手付金の受領後、買主への所有権移転に向けた準備を進めます。

  • 必要書類の準備: 売買契約書、納税証明書、税務署の発行する権利移転許可証(CAR)、元の所有権権利証(CCT/TCT)などが必要です。¹

  • 契約書へのサインと公証: 全ての書類準備と税金の支払いが完了後、売買契約書にサインします。フィリピンでは詐欺防止のため、公証役場での公証(Notarization)が必須となります。


フィリピンでの売却にかかる費用と税金

売却時にかかる費用や税金を正しく把握していないと、最終的な手残り額が想定を下回るリスクがあります。事前に負担区分(売主・買主のどちらが払うか)を含め、しっかり確認しておきましょう。

主な費用・税金項目

フィリピンの不動産売却では、一般的に以下のコストが発生します。¹

  • キャピタルゲイン税(CGT): 売却価格または市場価格のいずれか高い方の6%²(通常は売主負担)

  • 印紙税(DST): 売却価格の1.5%³(通常は売主負担、交渉により買主負担の場合あり)

  • 仲介手数料: 売却価格の3%~5%程度(売主がエージェントに支払う)

  • 公証費用・登記関連費用: 実費(交渉により決定)

送金コスト

納税や諸手続きのために日本からフィリピンへ資金を送金するケースも考えられます。銀行の海外送金は手数料が高く、為替レートに隠れたコスト(マークアップ)が含まれることが多いため注意が必要です。

コストを抑えるには、実際の為替レートを使用するWise(ワイズ)などの送金サービスの活用を検討しましょう。

Wiseの海外送金コストを確認:


日本での確定申告と二重課税について

フィリピンにある不動産を売却した場合、原則としてフィリピンと日本の両国で納税手続きが必要になります。⁴⁵

二重課税を避ける「外国税額控除」

同じ所得に対して双方の国で課税される「二重課税」を防ぐため、日本とフィリピンの間では租税条約が締結されています。⁶

日本の居住者がフィリピンで支払った税金については、日本の確定申告において「外国税額控除」という制度を適用することで、一定限度まで所得税額から差し引くことが可能です。⁷

注意点

  • 確定申告が必須: 外国税額控除を受けるには、所定の書類を添付して日本で確定申告を行う必要があります。⁷

  • 専門家への相談: 外国税額控除の計算や適用条件は複雑です。フィリピンでの納税証明書の保管を徹底し、詳細は税理士などの専門家へ相談することをおすすめします。


フィリピン不動産売却代金を日本へ送金する際の注意点

フィリピンでの売却代金は、原則として現地通貨(ペソ)や米ドルで支払われます。これらを日本へ送金する際は、以下の規制に注意が必要です。⁸

1. 外貨の持ち出し制限(申告義務)

フィリピンからの外貨の持ち出し自体に禁止規定はありませんが、1万ドル相当額を超える外貨を物理的に持ち出す(あるいは持ち込む)場合は、税関への申告が義務付けられています。

2. フィリピンペソの送金・持ち出し規制

フィリピン中央銀行(BSP)の規制により、5万フィリピンペソを超える以下の行為には、原則としてBSPの事前許可が必要となります。

  • 現金の持ち出し・持ち込み

  • 電子送金や小切手等による送金・引き出し

多額の売却金を日本へ送金する場合、手続きが複雑になるケースがあります。事前に送金元の現地銀行や、実務に詳しいエージェントへ具体的な送金可否と必要書類を確認しておきましょう。


高額での海外送金もお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)

高額での海外送金もお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)

フィリピンで不動産を売却した際には、日本国内銀行への海外送金をしようと考えている人もいるでしょう。しかし、一般的な銀行送金を使うと、為替レートに隠れた手数料や高額な送金手数料がかかり、知らないうちに多くのお金を失ってしまうことも。

そんな時に、安心して高額での海外送金がお得な手数料と為替レートでできるWise(ワイズ)が役立ちます。

Wiseでは一般的な銀行で上乗せされる為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」で送金をすることができ、送金コストを抑えることができます。

送金時の手数料も事前に表示されるため、安心して海外不動産への支払いができます。手続きはすべてオンラインで完結。世界中で1,600万人以上に利用されている、信頼のあるサービスです。

【Wiseアカウントの特徴】

  • 多通貨での送金に対応:140か国・40通貨以上の送金に対応しています。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことが可能です。
  • 明瞭な手数料:送金額と受取額が最初に確認でき、予期していない手数料がかかる心配もありません。
  • 瞬時の送金:Wiseでの半数以上の海外送金が20秒未満で完結します。
  • 簡潔な操作:パソコンやスマートフォンで完結。銀行に足を運ぶ必要はありません。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャールカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 8種類以上の現地口座情報:アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールを含む8ヶ国以上の現地口座情報が取得可能。これにより、滞在国内での送金もよりお得に。
  • 高額での保有ができる:日本円換算で合計100万まで複数通貨を保有、最大2,000万円まで引き上げが可能です(金額の引き上げについてはこちらのページを必ず確認してください)。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いする場合があります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。

以下のページでWiseを使った送金の方法や知っておきたいことを詳しく説明しているので、送金の前に必ずご確認ください。

※Wiseにご登録されている国の住所によって利用できるサービス内容が異なります。そのため、ご利用いただけるサービスについては、お住まいになられている国のサイトを必ず確認するようにしましょう。

また、高額送金の場合、より安い手数料で送金することができます。


フィリピン不動産売却を成功させるためのポイント

売却を成功させ、より多くの利益を手元に残すためには、以下の3点が重要です。

  • 信頼できるエージェント選び 日本とはルールや商習慣が異なるため、現地の最新事情に精通したパートナーが不可欠です。対応の速さや提案の具体性から、誠実な業者を慎重に見定めましょう。

  • 物件のクリーニング(美装) 内見時の第一印象は成約率や価格に大きく影響します。清掃を徹底し、清潔感を維持することで物件の魅力を高めましょう。

  • 為替レートの動向把握 売却金を日本円に替える際、為替(ペソ安・円安など)が最終的な受取額を左右します。送金や両替のタイミングを計るため、こまめにレートをチェックしておきましょう。


まとめ

フィリピン不動産の売却は、適切なタイミングを見極め、信頼できるエージェントと共に進めることが成功への近道です。

売却価格だけでなく、キャピタルゲイン税や印紙税などの諸費用、そして日本への送金手数料まで含めたトータルコストを把握しておくことが重要です。

特に海外送金の手数料は、利用するサービスによって大きな差が出ます。Wise(ワイズ)などのサービスを検討してみてもいいでしょう。

Wise image

※本記事の情報は2026年5月16日時点の情報を参照しています。そのため、明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、投資に関するアドバイスではなく、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。


出典:

  1. フィリピンで不動産を売却するための10のステップ。かかる税金はいくら?
  2. BIR Capital Gains Tax
  3. BIR Documentary Stamp Tax
  4. No.3560 居住者が海外の不動産を売却した場合の課税関係等|国税庁
  5. フィリピン不動産購入に関わる規制・税金。物件選びの注意点も解説
  6. 税制 | フィリピン - アジア - 国・地域別に見る - ジェトロ
  7. No.1240 居住者に係る外国税額控除|国税庁
  8. 為替管理制度 | フィリピン - アジア - 国・地域別に見る - ジェトロ

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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