スイスで銀行口座を開設する方法・条件は?日本人でも口座開設できる?

Hikaru Osaka

仕事でスイスに滞在することが決まったけど、銀行口座開設の仕方がわからない。そんな方でも安心。英語対応可能で日本人でも開設できる口座があります。また、日本から資産を守りたいから口座開設がしたいと思われている非居住者の方でも開設できる口座があります。

本記事では、スイス銀行における、2パターンの口座開設方法について解説しています。それぞれの口座の種類や条件について触れ、必要書類や費用、最低金額などを深掘りします。

記事の最後には、日本円(JPY)をスイス・フラン(CHF)にお得な手数料とレートで両替・海外送金できるWise(ワイズ)についてもご紹介しています。Wiseは、140か国・40通貨以上の送金に対応しており、上乗せコストのない為替レート(ミッドマーケットレート)で取引を行うことが可能です。

また、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、Wiseは第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、高額の取引でも安心してご利用いただけます。ぜひWiseについて確認してみてください。

Wise(ワイズ)アカウントについて 💡

円(JPY)からスイス・フラン(CHF)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇨🇭

※本記事の情報は2026年2月6日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

スイス銀行の口座開設は日本人・非居住者でもできる?

日本人や非居住者でもスイス銀行の口座開設は可能です。しかし、非居住者としてスイス国外から銀行口座を持つ場合、年間およそ200-500フラン程度の銀行取引手数料を支払わなければならないケースがありますので、覚えておきましょう。¹

スイスでは、詐欺や脱税を防ぐため、厳格な国際規則を厳守しています。そのため、すべての書類が揃っている場合のみ、銀行開設ができます。

日本人の場合、雇用契約書や最新の給与明細書含む書類が求められ、非居住者の場合、母国で税金を収めていることを確認するコンプライアンス宣言に署名する必要もあります。


日本の支店で口座開設ができるスイスの銀行

日本支店で口座開設ができるのは、UBS銀行です。 UBSは、資産管理とプライベートバンクとして有名な大手金融機関です。現在は、Credit Suisse(クレディ・スイス)と合併・統合を完了しています。

ただし、UBS日本支店で口座開設できるのはUSBウェルス・マネジメント口座のみです。数億円規模以上の金融資産を有する富裕層向けサービスが中心となります。²

また、厳しい審査があるので口座開設までいくつかステップがあります。まずはクライアントアドバイザーと面談をし、カウンセリングを行った上でプランを決めます。³


口座開設におすすめのスイス銀行4選

口座開設におすすめのスイス銀行4選

スイスの銀行の多くは、銀行サービスパッケージを提供しています。当座預金口座、普通預金口座、デビットカード、クレジットカードが含まれる場合が多いです。

スイス滞在におすすめのスイス銀行口座をこちらにまとめました。

  • UBS(Credit Suisse(クレディ・スイス)と統合)
  • PostFinance
  • Raiffeisen
  • Banque Cantonale

UBS

スイスの大手銀行、UBSの日本支店は富裕層向けの資産管理およびウェルス・マネジメント口座サービスのみです。

項目詳細⁴
月額手数料総資産CHF10,000以上 (またはEURでの相当額)(約202万円):

CHF 3 / 月 (約606円)

総資産CHF10,000以下:CHF 5 / 月(約1010円)

利用可能通貨スイス・フランまたはユーロ
オンラインでの口座開設可能
開設できる口座の種類
  • Personal account (個人口座)
  • Savings account (貯蓄口座)
日本人・非居住者へのサービスあり
日本支店の有無あり
最低必要金融資産額3億円(相当額)
サービスを提供している言語英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語

(日本語は日本支店のみ)

(※2026年2月6日時点の情報を参照しています。)

PostFinance

スイスの郵便局を基盤にした金融機関でスイス全土をカバーする銀行です。

項目詳細⁵
月額手数料Smartパッケージ:CHF 5 / 月(約1010円)

SmartPlusパッケージ:CHF 10 / 月(約2020円)

利用可能通貨スイス・フラン、ユーロ、その他の通貨
オンラインでの口座開設スイス居住者のみ⁶
開設できる口座の種類
  • Private account (個人口座)
  • Savings account (貯蓄口座)
日本人・非居住者へのサービス日本人可能・非居住者不可⁷
日本支店の有無なし
サービスを提供している言語英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語

(※2026年2月6日時点の情報を参照しています。)

Raiffeisen Schweiz (ライファイゼン・スイス) 銀行

ライファイゼン銀行は、スイス全土に支店があります。また、ライファイゼングループはスイス以外に、オーストリア、セルビア、ウクライナにも金融機関を構えています。

項目詳細⁸
月額手数料無料*
利用可能通貨ユーロまたはスイス・フラン
オンラインでの口座開設あり
開設できる口座の種類
  • 貯蓄口座
  • 普通預金口座 EUR
  • 個人口座
  • 個人口座 EUR
日本人・非居住者へのサービススイス居住者のみ
日本支店の有無なし(オーストリアと中東欧(CEE) のRaiffeisen Bank Internationalのみ)
サービスを提供している言語ドイツ語、フランス語、イタリア語

(※2026年2月6日時点の情報を参照しています。※口座によっては、地域の支店によって月額手数料などの料金が異なる場合があります。)

Banque Cantonale (バンク・カントナール)

Banque Contonale(バンク・カントナール)とは、スイスの州ごとに存在する銀行のことを指します。スイスには26の州があり、そのうちの24州に州立銀行(カントナールバンク)が存在します。それぞれの州によって所有・運営されています。⁹

以下では、代表的なバンク・カントナール・ジュネーブ州立銀行について取り上げています。

項目詳細
月額手数料CHF 3 / 月(始めの12ヶ月間・約606円)

ただし、初回デポジットのCHF 200(約40,400円)を入金した場合は免除¹⁰

利用可能通貨スイスフラン、ユーロ、米ドル、中国元、UAEディルハム
オンラインでの口座開設あり
開設できる口座の種類
  • BCGE Prive 普通預金口座(ネットバンキング)
  • BCGE Epargne 貯蓄口座
日本人・非居住者へのサービス非居住者用のサービスあり
日本支店の有無なし
サービスを提供している言語ドイツ語、フランス語、英語

(※2026年2月6日時点の情報を参照しています。)


スイスで銀行口座を開設するのに必要な書類

スイスで銀行口座を開設する場合の一般的な必要書類についてまとめました。銀行によって追加書類が求められる可能性があるため、詳細については、それぞれ公式サイトをご覧ください。

必要書類
  • 有効なパスポートまたは国民ID
  • 住所証明(公共料金の請求書、政府発行の書面、署名済みの賃貸契約書など)
  • 収入または雇用証明書(雇用契約書、最新の給与明細書、公式の明細書など)
  • W-9フォーム(米国市民)またはW-8BENフォーム(米国以外の申請者)

※非居住者の場合、追加書類として、母国での税金支払いを確認する Declaration of Compliance (コンプライアンス宣言)に署名する必要があります。


日本でスイスの銀行口座を開設するのに必要な書類

例として、UBS銀行で口座開設する場合の必要書類は以下になります。実際に提出が必要な書類の詳細は、銀行によって様々なので、ご希望の銀行のウェブサイトを確認するか、直接確認するようにしましょう。

必要書類(一例)
  • 本人確認書類
  • マイナンバー確認書類
  • 印鑑
  • 資産状況を証明する書類(残高証明書など)

スイスの銀行で口座を開設する方法

【銀行支店で口座を開設する方法(例)】

  1. 希望のスイスの銀行を選択する
  2. 銀行口座を選択する
  3. 必要書類を揃える
  4. 申請フォームを記入し、提出する
  5. コンプライアンスチェックと審査期間
  6. 必要最低残高額を入金する
  7. 口座が有効になる

【オンラインで口座を開設する方法(例)】

  1. 希望のスイスの銀行を選択する
  2. その銀行の口座開設アプリをダウンロードする
  3. 銀行口座を選択する
  4. 口座開設に必要な情報を入力
  5. スマートフォンを使って本人確認を行う
  6. 承認後、口座開設が完了
  7. 銀行のデビットカード等が郵送される

スイスの銀行で口座を開設するメリット

① 為替・政治的・経済的に安定している

スイス・フランは世界で最も安定している通貨のひとつとされています。スイス国立銀行(SNB)は、金融政策の実施、物価安定の維持、スイスの銀行および金融セクターの監督など、様々な重要な措置を通じてスイスフランの安定を確保しているからだと言えます。

② 世界最高水準の資産(預金)保護体制

スイスのFINMA認可の銀行では、高いセキュリティによるプライバシー保護に加え、顧客は預金保護の対象になります。銀行または証券会社が破産宣告を受けた場合、顧客一人あたり最大10万スイスフランの預金が保護されます。海外支店における預金すべてに適用されます。¹¹

③ 一つの口座で複数の通貨を管理できる

スイスの銀行では、多通貨口座を提供しています。スイスフラン(CHF)に加え、ユーロ(EUR)、米ドル(USD)、そして場合によってはほかの通貨も一つの口座で保有することが可能です。銀行間で資金を頻繁に移動する必要がありません。

④ 厳格なプライバシー保護

スイスの銀行では、顧客情報を厳重に保護しています。そのため、不正アクセスの心配がなく、高度なセキュリティやITインフラによって守られているという信頼性があります。

⑤ スイス・フラン(CHF)への送金・保有ができる

スイスに銀行口座があるだけで、送金・保有ができるのもポイント。スイスのeバンキングは、国境を超えて広く信頼されています。他の多くの国よりも迅速かつ安価に送金できるため、メリットがあると言えます。


海外送金や両替をお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)

海外送金や両替をお得な手数料と為替レートで:Wise(ワイズ)

海外旅行や海外・日本国内の家族への送金、海外赴任などでは、現地通貨が必ず必要になります。もし主要な通貨での資金管理が必要なら、Wise(ワイズ)アカウントがおすすめです。

Wiseのアカウントをオンラインで開設すれば、40以上の通貨を一つのアカウントだけで送金、受け取り、両替に使用することが可能です。手数料はお得かつ透明性が高く、両替時には常に為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」が適用されます。

【Wiseアカウントの特徴】

  • 多通貨での送金に対応:140か国・40通貨以上の送金に対応しています。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことが可能です。
  • 明瞭な手数料:送金額と受取額が最初に確認でき、予期していない手数料がかかる心配もありません。
  • 瞬時の送金:Wiseでの半数以上の海外送金が20秒未満で完結します。
  • 簡潔な操作:パソコンやスマートフォンで完結。銀行に足を運ぶ必要はありません。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャールカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 8種類以上の現地口座情報:アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールを含む8ヶ国以上の現地口座情報が取得可能。これにより、滞在国内での送金もよりお得に。
  • 高額での保有ができる:日本円換算で合計100万まで複数通貨を保有、最大2,000万円まで引き上げが可能です(金額の引き上げについてはこちらのページを必ず確認してください)。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いする場合があります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。

国際的なビジネスや自営業・フリーランスの方にも便利なWise法人アカウント(※)も利用いただけます。スイス滞在に向け、ぜひWiseアカウントを検討してみてください。

また、Wiseカード(※)を発行し、現金をチャージしておくことで、現地で簡単にCHFを引き出すことも可能です。家賃や生活費の支払い方法として引き落としすることもできます。

また、Wiseなら日本からの資金の送金もスムーズ。便利なWise口座を活用し、スイスでの生活を快適にしましょう。

※カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かかりません。また、ATMからのお引き出しには、ATM管理者によって別途手数料が請求されることがあります。
※Wiseにご登録されている国の住所によって利用できるサービスが異なります。そのため、ご利用いただけるサービスについては、お住まいになられている国のサイトを必ず確認するようにしましょう。
※保有限度額の引き上げ(最大2,000万円まで)は、引き上げ日から最長6か月間まで可能です。
※現地口座情報を含む法人アカウントのアップグレードには3000円の手数料 (1回限り)がかかります。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀


まとめ

本記事では、スイスにある銀行の種類や一般的な必要書類などをまとめましたが、スイスの銀行口座開設は非居住者の場合はハードルが高い一面も。海外送金や海外移住の際は、Wise(ワイズ)アカウントも検討してみてください。オンラインで本人確認の書類を提出・審査後、海外送金サービスをすぐに利用開始できます。

また、今後スイスに住む予定の人も、日本からスイスフランへの資金送金にWise(ワイズ)を使えば、手数料を抑えて海外送金や現地決済ができます。

本記事では、スイスにある銀行の種類や一般的な必要書類などをまとめましたが、さらに早くスイスフランを保有して送金したい方は、ぜひWiseアカウントも検討してみましょう。

※本記事の情報は2026年2月6日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用の銀行やその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. Bankgebühren für Kunden im Ausland - moneyland.ch
  2. 口座開設対象について | UBS Global
  3. 口座開設のご案内 | UBS 日本
  4. Personal account: Open online here | UBS Switzerland
  5. Banking packages for adults | PostFinance
  6. Open a bank account online | PostFinance
  7. PostFinance bank accounts cards crypto fees explained
  8. Konto online eröffnen • Schnell & sicher bei Raiffeisen Schweiz
  9. Les 24 Banques Cantonales | UBCS
  10. No card or account maintenance fees for the 1st year
  11. Depositor protection | FINMA

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