マレーシアのMM2Hビザとは?条件・申請方法・得られる権利について詳しく解説!【2026年最新】

Yumiko Kijima

マレーシアは、美しい自然、年間を通じて温暖な気候、そして現代的な生活水準を兼ね備えており、多くの人々が惹きつけられるのも納得です。この魅力あふれる活気ある国に住むことを検討しているなら、「MM2H(マレーシア マイ セカンド ホーム)」ビザプログラムが適しているかもしれません。この更新可能なビザでは、カテゴリー(ティア)に応じて5年から最長20年の滞在が可能です。

本ガイドでは、MM2Hビザの種類や要件、資金条件、申請資格、申請方法に加え、MM2Hのメリットについても解説します。将来設計に合った制度かどうかを判断する材料としてご活用ください。

記事の最後には、40種類以上の通貨を両替・送金できるWise(ワイズ)アカウントについてもご紹介しています。Wiseで日本円を外国通貨に両替しておくことで、海外旅行や移住の際にいつでも現地通貨として利用できるようになります。通貨ごとのレートも確認できる比較表もあるのでぜひ確認してみてください。

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※本記事の情報は2026年1月26日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。
※下記でご紹介しているビザの条件などは、国籍などにより違ったり、国によって突然変更される場合もあるので、マレーシア政府の公式サイトを必ず確認するようにしましょう。

MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)プログラムとは?

MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)プログラムとは?

2002年の開始以来、MM2Hプログラムは複数回改定されてきました。2024年にはティア制の導入、最低年齢の引き下げ、不動産購入要件の追加などの変更が行われました。

現在、MM2Hはシルバー、ゴールド、プラチナ、SEZ/SFZ(特別経済区/特別金融区)の4つのティアに分かれており、それぞれ要件と滞在期間が異なります。この更新可能なマルチエントリービザにより、外国籍の方は市民権や現地就労なしでマレーシアに居住できます。

MM2Hビザのメリット

MM2Hは、マレーシアを安定した拠点にしたい退職者やリモートワーカー、よりゆとりがあり比較的低コストな生活を求めるシンガポール人にも人気です。マルチエントリービザのため自由に出入国ができ、さらにマレーシアでは海外所得に対する課税がないため、追加の税負担なく海外収入を受け取ることができます。

不動産の購入、現地銀行口座の開設、公立・私立医療サービスの利用も可能です。配偶者や子どもなどの扶養家族も含めることができます。

  • ティアにより最長20年の長期滞在
  • マルチエントリー(複数回出入国可)
  • 海外源泉所得や年金は非課税
  • マレーシア国内の住宅購入が可能
  • 21歳未満の子どもと配偶者を扶養家族として追加可能
  • 両親の帯同も可能
  • マレーシアの充実した医療制度へのアクセス
  • 現地銀行および金融サービスの利用

MM2Hビザの申請条件

MM2Hビザにはシルバー、ゴールド、プラチナ、SEZ/SFZの4つのティアがあり、それぞれ要件が異なります1。主な要素は、定期預金額、不動産購入、政府手数料の3つです。

すべてのティアで配偶者、子ども、両親を扶養家族として含めることができます。50歳未満の場合は年間90日以上の滞在が必要です。また年齢に関係なく、医療保険加入証明と健康診断書が必要です。

以下でMM2Hビザの各ティアの申請条件について見ていきましょう。

MM2H Platinum(プラチナ)の申請条件

これはMM2Hプログラムの最上位ティアで、20年間の更新可能な滞在が可能です。100万米ドルの定期預金と200万リンギット以上の不動産購入が必要で、長期的な安定と投資機会を求める富裕層に適しています。

このティアでは、就労、事業運営、扶養家族の帯同、家事使用人の雇用が認められています。最大限の特典を求め、大きな投資が可能な方に適しています。

項目詳細
ビザ期間20年(更新可)
最低年齢25歳
必要な定期預金100万米ドル(約405万リンギット)
不動産購入最低200万リンギット
海外収入証明不要
就労・事業
家事使用人の雇用
政府参加費200,000リンギット
申請代行費70,000リンギット

(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)

MM2H Gold(ゴールド)の申請条件

中間ティアで、15年間の更新可能な滞在が可能です。50万米ドルの定期預金と100万リンギット以上の不動産購入が必要で、投資額とメリットのバランスを求める方に適しています。

ゴールドティアでは扶養家族の帯同は可能ですが、マレーシア国内での就労、事業運営、投資、外国人家事使用人の雇用は認められていません。

項目詳細
ビザ期間15年(更新可)
最低年齢25歳
必要な定期預金50万米ドル(約203万リンギット)
不動産購入最低100万リンギット
海外収入証明不要
就労・事業不可
家事使用人の雇用不可
政府参加費3,000リンギット
申請代行費55,000リンギット

(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)

MM2H Silver(シルバー)の申請条件

最も基本的なティアで、5年間の更新可能な滞在が可能です。プラチナと異なり、就労、事業運営、外国人家事使用人の雇用はできません。

最低限の投資でマレーシアを拠点にしたい方に適しています。25歳以上のデジタルノマドやリモートワーカーにも向いています。

項目詳細
ビザ期間5年(更新可)
最低年齢25歳
必要な定期預金15万米ドル(約60.8万リンギット)
不動産購入最低60万リンギット
海外収入証明不要
就労・事業不可
家事使用人の雇用不可
政府参加費1,000リンギット
申請代行費40,000リンギット

(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)

MM2H SEZ/SFZ(特別経済区/特別金融区)

特別経済区(SEZ)および特別金融区(SFZ)は、投資誘致と開発促進を目的として政府が指定した区域です。現時点ではジョホール州(Johor)のフォレストシティ(Forest City) のみが該当します2

フォレストシティは免税地域であり、酒類や香水などが比較的安価です。このカテゴリーは他のティアよりも費用が低く、21~49歳は65,000米ドル、50歳以上は32,000米ドルの定期預金のみが必要です。

就労や収入証明が不要なため、マレーシアでの居住や投資を希望する外国人にとって最も低コストなビザです。シンガポールのトゥアスにも近く、通勤しながらより低コストで生活したい方にも適しています。

項目詳細
ビザ期間10年(更新可)
最低年齢21歳
必要な定期預金21~49歳:65,000米ドル / 50歳以上:32,000米ドル
不動産購入SEZ/SFZ区域内に限定
海外収入証明不要
就労・事業不可
家事使用人の雇用不可
政府参加費1,000リンギット
申請代行費40,000リンギット

(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)


MM2Hビザの申請方法

現時点では、MM2Hプログラムに個人で直接申請することはできません。認可された登録ビザ代理業者を通じて申請する必要があります。マレーシア政府が定める標準手数料は以下の通りです3

シルバーおよびSEZ/SFZ:RM40,000
ゴールド:RM55,000
プラチナ:RM70,000

MM2H申請手順

MM2Hの要件に加え、申請手順も理解しておく必要があります。以下は申請の流れです。

【MM2Hビザ申請の流れ】

  1. 登録済みの認可代理店を選び、デポジットを支払う
  2. 申請するティアを選択
  3. 資格要件および資金条件を確認
  4. 必要書類を準備する
  5. 申請書を提出し、条件付き承認を待つ
  6. 承認後、代理店費用の残額および参加費を支払う
  7. マレーシアに渡航し、ビザ貼付、定期預金口座の開設、健康診断、医療保険加入を行う
  8. ビザ承認後12か月以内に不動産を購入

必要書類

申請するティアによって異なりますが、一般的な必要書類は以下の通りです:

  • 申請書4
  • 志望動機書
  • 直近3か月分の収入証明
  • パスポートのコピー
  • 各申請者6枚の証明写真
  • 扶養家族申請の場合の婚姻証明書または出生証明書
  • 履歴書
  • 直近3か月分の銀行残高証明
  • 犯罪経歴証明書(LGC)または無犯罪証明

すべての書類は大使館、政府機関、または公証人による認証が必要です。英語以外の書類は英訳が必要です。


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円(JPY)からマレーシア・リンギット(MYR)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇲🇾

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MM2Hビザについてよくある質問

MM2Hビザで就労できますか?

マレーシアで就労できるのはプラチナティアのみです。ゴールド、シルバー、SEZ/SFZでは就労は認められていません。申請するティアと要件をよく確認してください。⁵

MM2Hビザでビジネスをすることは許されていますか?

プラチナティアでは事業運営が可能ですが、ゴールド、シルバー、SEZ/SFZでは認められていません。詳細は申請代理業者に確認してください。

MM2Hの不動産購入条件は?

MM2Hビザでは不動産購入が必要です。プラチナは最低200万リンギット、ゴールドは100万リンギット、シルバーは60万リンギット以上が条件です。SEZ/SFZではフォレストシティなどの特別区域で開発業者から直接購入する必要があります。

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※本記事の情報は2026年1月26日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. MM2H Immigration Department of Malaysia
  2. Forest City MM2H Special Finance Zone
  3. MM2H Visa Agent Fees
  4. MM2H Application Form
  5. Guide Malaysia My Second Home pdf

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Hoi Yi Leung
2025年1月23日 10分で読めます

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