マレーシアのデジタルノマドビザの取得ガイド|必要書類や注意点、おすすめの都市など
マレーシアデジタルノマドビザを取得し、人気のコワーキングスペースからリモートワークをしましょう。気になるマレーシアの税金事情や物価のほか、便利なWiseについてもご紹介!
マレーシアは、美しい自然、年間を通じて温暖な気候、そして現代的な生活水準を兼ね備えており、多くの人々が惹きつけられるのも納得です。この魅力あふれる活気ある国に住むことを検討しているなら、「MM2H(マレーシア マイ セカンド ホーム)」ビザプログラムが適しているかもしれません。この更新可能なビザでは、カテゴリー(ティア)に応じて5年から最長20年の滞在が可能です。
本ガイドでは、MM2Hビザの種類や要件、資金条件、申請資格、申請方法に加え、MM2Hのメリットについても解説します。将来設計に合った制度かどうかを判断する材料としてご活用ください。
記事の最後には、40種類以上の通貨を両替・送金できるWise(ワイズ)アカウントについてもご紹介しています。Wiseで日本円を外国通貨に両替しておくことで、海外旅行や移住の際にいつでも現地通貨として利用できるようになります。通貨ごとのレートも確認できる比較表もあるのでぜひ確認してみてください。
また、Wiseでは米ドルやユーロ、シンガポールドル、イギリスポンドなどの主要通貨で現地口座情報も取得できるので、海外現地の受取人に送金するコスト、海外送金の受け取りにかかるコスト、現地決済・両替にかかるコストまでさらに節約することができます。
Wiseを使って世界どこでも、便利でお得な送金や支払いを実現しましょう。

| 目次 🔖 |
|---|
※本記事の情報は2026年1月26日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。
※下記でご紹介しているビザの条件などは、国籍などにより違ったり、国によって突然変更される場合もあるので、マレーシア政府の公式サイトを必ず確認するようにしましょう。

2002年の開始以来、MM2Hプログラムは複数回改定されてきました。2024年にはティア制の導入、最低年齢の引き下げ、不動産購入要件の追加などの変更が行われました。
現在、MM2Hはシルバー、ゴールド、プラチナ、SEZ/SFZ(特別経済区/特別金融区)の4つのティアに分かれており、それぞれ要件と滞在期間が異なります。この更新可能なマルチエントリービザにより、外国籍の方は市民権や現地就労なしでマレーシアに居住できます。
MM2Hは、マレーシアを安定した拠点にしたい退職者やリモートワーカー、よりゆとりがあり比較的低コストな生活を求めるシンガポール人にも人気です。マルチエントリービザのため自由に出入国ができ、さらにマレーシアでは海外所得に対する課税がないため、追加の税負担なく海外収入を受け取ることができます。
不動産の購入、現地銀行口座の開設、公立・私立医療サービスの利用も可能です。配偶者や子どもなどの扶養家族も含めることができます。
MM2Hビザにはシルバー、ゴールド、プラチナ、SEZ/SFZの4つのティアがあり、それぞれ要件が異なります1。主な要素は、定期預金額、不動産購入、政府手数料の3つです。
すべてのティアで配偶者、子ども、両親を扶養家族として含めることができます。50歳未満の場合は年間90日以上の滞在が必要です。また年齢に関係なく、医療保険加入証明と健康診断書が必要です。
以下でMM2Hビザの各ティアの申請条件について見ていきましょう。
これはMM2Hプログラムの最上位ティアで、20年間の更新可能な滞在が可能です。100万米ドルの定期預金と200万リンギット以上の不動産購入が必要で、長期的な安定と投資機会を求める富裕層に適しています。
このティアでは、就労、事業運営、扶養家族の帯同、家事使用人の雇用が認められています。最大限の特典を求め、大きな投資が可能な方に適しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ビザ期間 | 20年(更新可) |
| 最低年齢 | 25歳 |
| 必要な定期預金 | 100万米ドル(約405万リンギット) |
| 不動産購入 | 最低200万リンギット |
| 海外収入証明 | 不要 |
| 就労・事業 | 可 |
| 家事使用人の雇用 | 可 |
| 政府参加費 | 200,000リンギット |
| 申請代行費 | 70,000リンギット |
(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)
中間ティアで、15年間の更新可能な滞在が可能です。50万米ドルの定期預金と100万リンギット以上の不動産購入が必要で、投資額とメリットのバランスを求める方に適しています。
ゴールドティアでは扶養家族の帯同は可能ですが、マレーシア国内での就労、事業運営、投資、外国人家事使用人の雇用は認められていません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ビザ期間 | 15年(更新可) |
| 最低年齢 | 25歳 |
| 必要な定期預金 | 50万米ドル(約203万リンギット) |
| 不動産購入 | 最低100万リンギット |
| 海外収入証明 | 不要 |
| 就労・事業 | 不可 |
| 家事使用人の雇用 | 不可 |
| 政府参加費 | 3,000リンギット |
| 申請代行費 | 55,000リンギット |
(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)
最も基本的なティアで、5年間の更新可能な滞在が可能です。プラチナと異なり、就労、事業運営、外国人家事使用人の雇用はできません。
最低限の投資でマレーシアを拠点にしたい方に適しています。25歳以上のデジタルノマドやリモートワーカーにも向いています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ビザ期間 | 5年(更新可) |
| 最低年齢 | 25歳 |
| 必要な定期預金 | 15万米ドル(約60.8万リンギット) |
| 不動産購入 | 最低60万リンギット |
| 海外収入証明 | 不要 |
| 就労・事業 | 不可 |
| 家事使用人の雇用 | 不可 |
| 政府参加費 | 1,000リンギット |
| 申請代行費 | 40,000リンギット |
(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)
特別経済区(SEZ)および特別金融区(SFZ)は、投資誘致と開発促進を目的として政府が指定した区域です。現時点ではジョホール州(Johor)のフォレストシティ(Forest City) のみが該当します2。
フォレストシティは免税地域であり、酒類や香水などが比較的安価です。このカテゴリーは他のティアよりも費用が低く、21~49歳は65,000米ドル、50歳以上は32,000米ドルの定期預金のみが必要です。
就労や収入証明が不要なため、マレーシアでの居住や投資を希望する外国人にとって最も低コストなビザです。シンガポールのトゥアスにも近く、通勤しながらより低コストで生活したい方にも適しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ビザ期間 | 10年(更新可) |
| 最低年齢 | 21歳 |
| 必要な定期預金 | 21~49歳:65,000米ドル / 50歳以上:32,000米ドル |
| 不動産購入 | SEZ/SFZ区域内に限定 |
| 海外収入証明 | 不要 |
| 就労・事業 | 不可 |
| 家事使用人の雇用 | 不可 |
| 政府参加費 | 1,000リンギット |
| 申請代行費 | 40,000リンギット |
(※2026年1月26日時点の情報を参照しています。)
現時点では、MM2Hプログラムに個人で直接申請することはできません。認可された登録ビザ代理業者を通じて申請する必要があります。マレーシア政府が定める標準手数料は以下の通りです3:
シルバーおよびSEZ/SFZ:RM40,000
ゴールド:RM55,000
プラチナ:RM70,000
MM2Hの要件に加え、申請手順も理解しておく必要があります。以下は申請の流れです。
【MM2Hビザ申請の流れ】
申請するティアによって異なりますが、一般的な必要書類は以下の通りです:
すべての書類は大使館、政府機関、または公証人による認証が必要です。英語以外の書類は英訳が必要です。

海外旅行や海外・日本国内の家族への送金、海外赴任、移住などでは、現地通貨が必ず必要になります。もし主要な通貨での資金管理が必要なら、Wise(ワイズ)アカウントがおすすめです。
Wiseのアカウントをオンラインで開設すれば、40以上の通貨を一つのアカウントだけで送金、受け取り、両替に使用することが可能です。手数料は低いかつ透明性が高く、両替時には常に為替手数料が上乗せされていない為替レートである「ミッドマーケットレート」が適用されます。
【Wiseアカウントの特徴】
さらに、Wiseは世界150か国以上での決済や現金の引き出しに使えるWiseデビットカードも提供しています。
カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
国際取引を行う企業や個人事業主には、Wise法人アカウントもご利用いただけるので、ご自身のニーズに合ったWiseアカウントが開設できます。
Wiseを使って世界どこでも、便利でお得な送金や決済を実現しましょう。
円(JPY)からマレーシア・リンギット(MYR)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇲🇾
※Wiseにご登録されている国の住所によって利用できるサービスが異なります。そのため、ご利用いただけるサービスについては、お住まいになられている国のサイトを必ず確認するようにしましょう。
マレーシアで就労できるのはプラチナティアのみです。ゴールド、シルバー、SEZ/SFZでは就労は認められていません。申請するティアと要件をよく確認してください。⁵
プラチナティアでは事業運営が可能ですが、ゴールド、シルバー、SEZ/SFZでは認められていません。詳細は申請代理業者に確認してください。
MM2Hビザでは不動産購入が必要です。プラチナは最低200万リンギット、ゴールドは100万リンギット、シルバーは60万リンギット以上が条件です。SEZ/SFZではフォレストシティなどの特別区域で開発業者から直接購入する必要があります。
※本記事の情報は2026年1月26日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、フィナンシャルアドバイザーやその他の専門家にお問い合わせください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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