インドで使えるクレジットカードは?使えない場所・おすすめのクレジットカードも
インドで使えるおすすめのクレジットカードを紹介。VisaやMastercardの普及状況、使えない場所、海外でお得にお買い物できるカードについても解説します!
色鮮やかな街並み、スパイシーな香りが漂う屋台、日本では味わえない独特の文化など、インド旅行では五感を刺激する体験が待っています。
旅先で見つけた絶景やおいしい料理を、日本にいる家族や友人にも写真や動画ですぐにシェアしたくなることもあるでしょう。そんなときに役立つのが、旅行中もストレスなくスマートフォンを利用できるeSIM(イーシム) です。eSIMはどのようなもので、どの程度の料金がかかるのでしょうか。
本記事では、eSIMの基本情報やインドで利用できるeSIMの料金目安、利用の注意点、インドでの旅行・滞在におすすめのeSIMなどをわかりやすくご紹介します。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのインド・ルピーへの両替、インド現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。Wiseアカウント内で日本円をインド・ルピーにあらかじめ両替しておくことで、インド旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについて確認してみてください。
円(JPY)からインド・ルピー(INR)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇮🇳
| 目次 🔖 |
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eSIMはEmbedded SIMの略称で、スマートフォンに前もって埋め込まれたSIMのことを指します。
通常、スマートフォンでモバイルデータ通信を行なうためには、電話番号や契約情報が書き込まれた「小さなICチップ=SIMカード」を端末に差し込む必要がありました。これが従来のSIMカードの仕組みです。
一方eSIM対応端末なら、SIMカードを差し込む必要はなく、端末に内蔵されたICチップにインターネット経由でSIM情報をダウンロードすることで利用できます。物理的なカードの入れ替えが不要になり、渡航先でもスムーズにモバイルデータ通信の利用が可能です。
近年はeSIM対応端末が増えており、総務省もeSIMの利用を推進しています。1
eSIMとSIMカードには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。代表的な違いを以下の表にまとめました。
| eSIM | SIMカード | |
|---|---|---|
| ICチップ | スマートフォン端末に内蔵 | 物理的なカード |
| 契約 | オンラインで完結 | オンラインもしくは実店舗 |
| 開通 | 最短即日で利用可能 | 郵送の場合は数日かかる場合も |
| 回線の切り替え | 設定画面で簡単 | カードの抜き差しが必要 |
| 紛失・破損リスク | なし | あり |
| 海外利用 | 渡航前に購入・設定が可能・現地ですぐに使える | 事前に日本で購入・設定を行うか、現地で購入・交換する必要あり |
| 対応スマートフォン | 一部非対応機種あり | ほぼすべての機種で対応 |
このようにeSIMはオンラインで契約が完結し、最短即日で開通できます。渡航直前でも契約でき、事前に設定できるため、現地に着いてすぐに利用可能です。カードの抜き差しが不要なので、紛失や破損のリスクもありません。
ただし、一部のスマートフォンはeSIM非対応のため、利用を検討している方は、お手持ちのスマートフォンが対応機種かどうかを調べておきましょう。
インドで利用できるeSIMは、どの程度の料金がかかるのでしょうか。
キャリアやデータ容量によって料金は異なりますが、1週間・10日間・2週間・1ヵ月間の場合の料金の目安を以下にまとめました。
| 滞在期間 | 平均料金(約) |
|---|---|
| 1週間滞在する場合 | 約1,198円 |
| 10日間滞在する場合 | 約2,034円 |
| 2週間滞在する場合 | 約2,206円 |
| 1ヵ月滞在する場合 | 約3,246円 |
インドに長期滞在をする場合は、通信量の制限のない「無制限プラン」の利用を検討することも大事です。
特に動画やSNSを見ているとすぐに通信量が規定を超えてしまう可能性があるので、気を付けましょう。

インド旅行でeSIMの利用を考えている方は、購入前にこれからご紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。
まずお手持ちのスマートフォンがeSIMに対応しているかを確認してください。
前述したとおり、すべてのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではありません。スペックを参照するか、「機種名 eSIM」で検索して、必ず購入前に対応機種かどうかを確認しましょう。
併せて、SIMロックが解除されているかどうかも確認が必要です。
eSIM対応機種でも、SIMロックがかかった状態ではeSIMを利用できません。ロックがかかっている場合は、契約したキャリアの会員サイトもしくは実店舗でロックを解除してください。
スマートフォン1台につきeSIMが1つ必要になることにも注意が必要です。
SIMカードの場合、差し替えれば別の端末でも利用できますが、eSIMの場合は最初にインストールした端末でしか利用できません。複数台のスマートフォンを利用する場合や複数人で旅行する場合は、必ず1台につき1つのeSIMを購入しましょう。
多くのeSIMは、電話利用ができません。
現地での電話利用を考えている場合は、購入の際に電話利用の可否をチェックするようにしましょう。なお、LINE通話などデータ通信を利用するアプリでの通話は可能です。
ここからは、インドでの旅行・滞在におすすめのeSIM3選をご紹介します。
trifaは海外eSIMアプリNo.1の実績を誇るサービスです。2
3・7・15・31・60日間のプランがあり、それぞれの期間に複数のデータ容量が用意されています。無制限プランもあるので、旅先で気兼ねなくスマートフォンを利用したい方におすすめです。旅行中に容量が足りなくなった場合は、追加チャージができます。1
24時間日本語でのサポートも受けられるため、万が一現地で困ったことがあっても安心です。15
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日間 | 790円 |
| 3GB | 7日間 | 1,960円 |
| 10GB | 15日間 | 4,500円 |
| 20GB | 31日間 | 10,030円 |
| 30GB | 60日間 | 13,400円 |
(※2025年10月8日時点での情報を参照しています。)
Nomadは、世界200ヵ国以上に対応したeSIMサービスです。3
7日間の1GBプランのほか、3・5・10・20GBの30日間プランがあり、利用するデータ容量によって柔軟にプランが選べます。価格帯がリーズナブルなので、コストを抑えてインドでeSIMを利用したい方におすすめです。2
インドを含む複数の国をカバーした「東南アジア-オセアニア」プランも用意されています。2
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日間 | 666円 |
| 3GB | 30日間 | 1,406円 |
| 5GB | 30日間 | 1,923円 |
| 10GB | 30日間 | 3,551円 |
| 20GB | 30日間 | 5,770円 |
(※2025年10月8日時点での情報を参照しています。)
World eSIMは、海外旅行向けWi-Fiレンタルサービス「グローバルWiFi」を提供する株式会社ビジョンが展開するeSIMサービスです。200以上の国に対応しています。4
インド向けのサービスでは、無制限プランに加え、500MB・1GB・3GB・5GB・10GB・20GBの期間容量プランも用意されています。アプリからの利用なら、いつでも10%オフで利用できるのも魅力です。37
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 500MB | 10日間 | 380円 |
| 1GB | 7日間 | 970円 |
| 3GB | 7日間 | 1,480円 |
| 5GB | 15日間 | 2,340円 |
| 10GB | 30日間 | 3,900円 |
| 20GB | 30日間 | 6,200円 |
(※2025年10月8日時点での情報を参照しています。)

eSIMを利用するには、まず渡航前にサービスの利用手順に沿ってeSIMを端末に追加しておく必要があります。その後、現地に着いたら、eSIMへの切り替え作業が必要です。
iPhoneとAndroidに分けて、インドに着いたときのeSIMの設定方法を説明します。
iPhoneの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
※eSIMの種類によって手順7は不要
※eSIMの種類によって手順7は不要
Androidの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
※eSIMの種類によって手順8は不要
なお、機種やOSのバージョンにより、設定画面の表記が異なる場合があります。
ここからは、インドでの旅行や滞在中にeSIMを利用する4つのメリットをご紹介します。
前述したとおり、eSIMはオンラインで契約が完結し、最短即日で開通できます。
購入するとすぐに設定用のQRコードが届くので、出発直前でも購入可能です。SIMカードやレンタルWi-Fiと異なり、受け取りや返却の手間もかかりません。
インドに到着後、すぐに利用できることはeSIMの大きなメリットです。
日本で購入して事前設定をしておけば、インド到着後回線の切り替え設定をするだけで、すぐにインターネットが利用できます。
SIMカードのようにカードを抜き差しする必要がないので、紛失や破損を防げるのもeSIMのメリットです。
入れ替えの際にカードが割れたり、旅行中に主回線用のSIMカードを紛失したりする心配はありません。
一概にはいえませんが、eSIMは海外ローミングやレンタルWi-Fiよりも費用が安い傾向にあります。
データ容量ごとに細かくプランが用意されているケースが多いので、旅行中の通信量の無駄を抑えられます。追加チャージできるサービスを選んでおけば、予定より多く使ってしまった場合も安心です。
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インド旅行中のショッピングやレストランでの支払いに、クレジットカードの使用を考えている方も多いでしょう。
しかし、日本のクレジットカードをインドで利用すると「海外事務手数料」として利用額の1.6~の4%前後が上乗せされるケースが一般的です。例えば手数料が2%なら、10万円の買い物で2,000円の余計なコストが発生します。
そこでおすすめしたいのが、「Wise(ワイズ)のデビットカード」です。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
インド旅行でかかるコストをWiseを使って賢く・お得に節約しましょう。
旅行中は地図アプリを使ったり、写真や動画を送ったりと、日本にいるとき以上にインターネットを使う機会が多くなりやすいです。物理的にカードを抜き差しする必要がなく、簡単な設定で利用できるeSIMなら、現地に到着してすぐインターネットが利用できます。
SIMカードやレンタルWi-Fiよりもリーズナブルなサービスも多いので、通信費を節約しながら、インターネットの利用が可能です。インド旅行をする際は、eSIMを利用してストレスなくインターネットを利用しましょう。
また、インドでの決済や両替方法をご検討中なら「Wise(ワイズ)のデビットカード」がおすすめです。一般的なクレジットカードよりも安い手数料で利用できるうえ、実際の為替レートで両替できるため、無駄なコストを抑えられます。
紛失時もスマートフォンから利用停止ができるので、セキュリティ面も安心です。ぜひWiseのご利用もご検討ください。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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