フィンランド免税手続きガイド:フィンランドの消費税・付加価値税(VAT)還付と免税ショッピング完全ガイド
フィンランドでの免税手続きは簡単です!1度に40ユーロ以上購入し、後は指定の場所でパスポートやフォームなどを提出し、支払い方法を選択すれば免税を受けられます。フィンランドへ旅行する人は必見です。
海外旅行や出張のたびに、SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターを準備する手間に悩まされている方も多いのではないでしょうか。そのような煩わしさを解消してくれるのが、今回ご紹介する「eSIM」です。
eSIMとは、スマートフォンやタブレットなど通信端末にあらかじめ内蔵された、デジタル形式のSIM機能を指します。従来のように物理的なカードを挿入するのではなく、端末内の機能を有効化することで通信事業者との契約情報を読み込み、すぐに通信を利用できる点が特徴です。
この仕組みにより、利用手続きはすべてオンラインで完結。例えば海外渡航前に日本でeSIMを購入・設定しておけば、現地に到着した瞬間からスマートフォンでインターネットに接続できるようになります。
空港からホテルへの移動手段の検索をはじめ、ホテルへの連絡や観光情報の収集など、さまざまな通信をスムーズに行なうことが可能です。
また、記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのユーロへの両替、フィンランド現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。
Wiseアカウント内で日本円をユーロにあらかじめ両替しておくことで、フィンランド旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについて確認してみてください。

円(JPY)からユーロ(EUR)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇪🇺
| 目次 🔖 |
|---|

次に、eSIMとSIMカードのおもな違いについて理解を深めていきましょう。
| eSIM | SIMカード | |
|---|---|---|
| 形状 | 端末に内蔵された電子式SIM | 物理的なチップ型カード |
| 契約・開通 | オンラインで完結・最短即日利用可能 | 店舗や郵送での受け取りが必要な場合も |
| 回線の切り替え | 設定画面から簡単に変更可能 | カードの抜き差しが必要 |
| 紛失・破損リスク | なし | あり |
| 海外利用 | 渡航前に設定可能・現地到着後すぐに使える | 事前に日本で購入するか、現地で購入・交換が必要 |
まず、SIMカードは物理的なICカードで、スマートフォン本体に挿入して使用します。SIMカードには通信事業者との契約情報が記録されており、カードを差し替えることで利用する回線を変更できます。
一方、eSIMは契約から回線の切り替えまでオンラインで完結できることが大きな特徴。1台の通信機器に複数の通信プロファイルを保存して切り替えることも可能です。海外旅行や出張など、現地での通信環境を素早く整えたい場面において、eSIMは非常に重宝するでしょう。
eSIMの導入を検討するにあたり、「実際どれくらいの費用がかかるのか?」と気になっている方もいるでしょう。特に初めて利用する方にとっては、料金体系がわかりづらく感じるかもしれません。
ここでは、フィンランドで利用できるeSIMサービスの価格情報をもとに、滞在日数に応じた料金の目安を整理しました。1,2,3
| 滞在期間 | 料金目安 |
|---|---|
| 1週間滞在する場合 | 約3,190円 |
| 10日間滞在する場合 | 約3,230円 |
| 2週間滞在する場合 | 約3,730円 |
| 1ヵ月滞在する場合 | 約5,580円 |
※データ容量:5GB前後
(※2025年10月17日時点の情報を参照しています。)

eSIMはフィンランド旅行の前に日本国内で購入・設定することが可能です。現地でインターネットを快適に利用するためにも、下記の5つのポイントを事前に確認しておきましょう。
以下では、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
通信端末によっては、eSIM非対応のものも存在します。そのため、まずはフィンランドで使う予定の端末がeSIMに対応しているかを確かめましょう。
iPhoneはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルが対応、Androidはメーカー別に対応機種が異なります。端末の設定画面やメーカー公式サイトなどで対応状況を確認したうえで購入することが重要です。
日本の通信キャリア(ドコモやau、ソフトバンクなど)で購入した端末には、他社回線の利用を制限するSIMロックがかかっている場合があります。eSIMを使うにはこのロックを解除する必要があるため、もしロックされている場合は渡航前に各キャリアの公式サイトから解除申請を済ませておくことが必要です。
フィンランド滞在中にどのようなシーンでインターネットを使いたいかによって、適切な料金プランは大きく変わります。例えば動画視聴やSNS投稿が多い場合は無制限プランを選択すると安心ですが、地図検索やメッセージ送信程度なら3GB程度のプランでも十分。使いすぎによる追加購入を避けるためにも、事前に利用シーンを想定してプランを選びましょう。
現地でeSIMを設定する際には、購入時に保存したQRコードの読み取りが必要です。スマートフォンでeSIMを設定する場合は、パソコンやタブレットといった別の端末でQRコードを表示するか、紙に印刷して現地へ持参する必要があるため、どちらの方法を選択するかを事前に決めておきましょう。
フィンランド滞在中に通信トラブルが発生した場合に備えて、迅速に対応してくれるサポート体制があると安心です。英語対応が不安な方は日本語サポートがあるeSIMサービスを選ぶと、万が一の際もスムーズに対応できるでしょう。
ここでは、フィンランド旅行におすすめのeSIMを3つご紹介します。
eSIM選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Nomadは、アメリカのLotusFlare(ロータスフレア)社が提供するeSIMサービス。世界200以上の国と地域に対応しており、1GB・7日間で約670円と低価格で利用できる点が大きなメリットです。1
Nomadの価格表(目安)
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日 | 663円 |
| 3GB | 30日 | 1,327円 |
| 5GB | 30日 | 1,843円 |
(※2025年10月17日時点の情報を参照しています。)
trifaは、東京都品川区に本社を置く株式会社トリファが運営するeSIMサービスです。日本語によるサポートが充実しているほか、操作画面や決済も日本語に対応しているため、初めてeSIMを利用する方や英語での問い合わせに不安を感じている方におすすめです。2
trifaの価格表(目安)
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日 | 790円 |
| 3GB | 7日 | 1,960円 |
| 5GB | 31日 | 3,920円 |
(※2025年10月17日時点の情報を参照しています。)
Holaflyは、アイルランド・ダブリンに本社を置く国際的なeSIMプロバイダーです。利用できるのはデータ無制限プランであるため、ほかのeSIMサービスに比べて料金は高めですが、通信量を気にせずに使える点が大きな魅力。日本語に対応したサポートも受けられるため、フィンランド旅行中も安心です。3
Holaflyの価格表(目安)
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 無制限 | 7日 | 4,290円 |
| 無制限 | 10日 | 5,490円 |
| 無制限 | 30日 | 1万990円 |
(※2025年10月17日時点の情報を参照しています。)

フィンランド旅行に向けてeSIMを事前に購入・準備しておけば、現地での通信環境は格段に快適になります。ただし、実際に使い始めるには、到着後に端末での設定作業が必要です。
ここでは、iPhoneとAndroidそれぞれのeSIM設定手順を詳しく解説します。
iPhoneの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
1.「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」をタップ
2.事前に受け取ったQRコードをカメラでスキャン
3.プロファイルのダウンロードが完了したら「完了」をタップ
4.「設定」→「モバイル通信」をタップ
5.「モバイル通信」内から利用するeSIMを選択
6.「この回線をオンにする」をオンにする
7.同画面内の「データローミング」をオンにする
※eSIMの種類によって手順7は不要
Androidの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
1.「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
2.「SIM」の横にある「+」をタップ
3. 事前に受け取ったQRコードをカメラでスキャン
4. 画面の指示に従ってプロファイルをインストール
5.「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」をタップ
6.「ダウンロード型SIM」内から利用するeSIMを選択
7.「SIMを使用」をオンにする
8. 同画面内の「ローミング」をオンにする
※eSIMの種類によって手順8は不要
なお、機種やOSのバージョンにより、設定画面の表記が異なる場合があります
ここでは、フィンランド滞在中にeSIMを利用することで得られるおもなメリットを3つご紹介します。
eSIMの最大の魅力は、日本にいながらフィンランドでの通信環境を事前に準備できる点です。出発前に契約と設定を済ませておけば、現地到着後すぐにインターネットを使用でき、旅をスムーズに始められます。
チップ型のSIMカードは、差し替えの際に紛失したり、破損したりするリスクがあります。一方、eSIMは端末内部に組み込まれているので、抜き差しの必要がなく、紛失や破損といった物理的なトラブルを心配する必要がありません。安心して使える点も大きな魅力といえるでしょう。
eSIM を利用すれば、Wi-Fiルーターのような外部機器を持ち歩く必要がなく、荷物をコンパクトにまとめられます。さらに、利用後はレンタル機器のように返却手続きを行なう必要もありません。端末の設定画面からeSIMの情報を削除するだけで、簡単に元の通信環境へ戻せます。

フィンランドで快適に過ごすためには、スマートフォンやタブレットの通信環境だけでなく「現地での支払い手段」も検討しておくことがポイントです。多くの旅行者は、日本で使用しているクレジットカードをそのまま海外でも利用していますが、実はその決済には1.6〜3%程度の海外事務手数料が加算されていることが少なくありません。
もし「なるべくコストを抑えられる決済方法で支払いを行ないたい」とお考えなら、Wise(ワイズ)デビットカードの利用を検討してはいかがでしょうか。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
フィンランド旅行のお供にはぜひWiseデビットカードをご活用ください。
フィンランドへ出発する前にeSIMを契約しておけば、現地に到着してからすぐにインターネットを利用できます。さらに、Wiseデビットカードを活用すれば海外手数料を抑えられるだけでなく、実勢レートでお得に決済できるため、旅先での出費管理が格段にしやすくなるでしょう。
ぜひeSIMとWiseデビットカードを利用して、快適なフィンランド旅行を楽しんでください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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